ソレックス44型の加速段付き、息つきを解消する特殊なアウターベンチェリー
追加情報 内径φ34と内径φ37 が在庫しております。他の径も製作可能。
2000cc~2800ccなどの排気量(気筒当たり470cc以下)のエンジンでソレックス44を取り付けた場合、
3000rpm~4000rpmでエンジンがストールしてふけ上がりが鈍る現象がかなりの場合で発生します。
ソレックスの特性でこの時にキャブ内の負圧が下がってしまうことが原因ですが、
大抵はジェット調整でアイドルを濃くする、メインジェットを濃くすることで対策しますが、
そうすると高回転でひどく燃調が濃くなりエンジンの性能がダウンしてしまいます。
又は、アウターベンチェリーをかなり小さくして(絞って)負圧を上げる対策をしたりしますが、
これでは大口径スポーツキャブを使うことの意味が半減してしまいます。
いろいろ対策してジェットも何回も交換するが、思ったような改善が見られないままスポーツキャブは、
そういうもんだとあきらめている場合もあるのではないでしょうか。
これを解決するために開発したのが”プレッシャーコントロールベンチェリー”で
負圧が落ちてしまう原因を追究して設計製作した特殊な形状のベンチェリーとなっています。
今までのベンチェリーとは全く異なる発想から設計製作したものです。
外観的に内径にトルネード溝があることが目を引くとは思いますが、
このプレコン(プレッシャーコントロールベンチェリー)の本質はそこではなく、
別の部分に潜んでいます。
今回製作したロットのソレックスプレコンの内径はΦ34mmです。(Φ38付近まで他の径でも製作できます)
最新 φ37追加製作完了 在庫あります、即納可。御落札後変更で選択できます。
6個セットでの出品ですが、4個や2個の販売もしておりますので、ホームページからご注文ください。
取り付けはキャブ本体の改造は不要で、通常のアウターベンチェリー交換と同じです。
採寸と実施試験はミクニソレックス44 4型で行っています。
ポンプジェットが内径の真上にあるタイプとなります。(その他の場合はご相談ください)
すでに実車へ取り付けて段付き解消の実績があります。
取り付けセッティングのサポートについてはできうる限り対応いたします。
同じ手法で他種のスポーツキャブ ウェーバーでも同様の対策で効果を出しています。
ウェーバーΦ50用についても自分のサーキット仕様S31Zを含み、実車への取り付け改善実例があります。
ウェーバーΦ50の方がキャブ胴体径が大きいので段付き現象は激しく出ていましたが、改善しています。
開発状況の詳細は私のホームページ 「ビンテージクラフト イーザ」の販売のページ キャブパーツからリンク
ノスタルジックスピード最新号 vol 035 にプレッシャーコントロールベンチェリーの記事が掲載された。
・事前に不明点はお気軽に質問してください。
・返品は説明文及び画像と大幅に異なる不具合が有った場合は事前相談の上応じます。
ただし常識的な期間、おおよそ2週間、或いは使用直後までに限ります。
その場合の送料は原則として落札者様負担となります。
・取り付けと調整は全て使用者様の責任で行ってください。
・現品を事前に直接確認したい方歓迎ですので、質問欄でお知らせください。
・落札後 品物を直接 受け取りたい方歓迎です。
(2023年 6月 29日 9時 14分 追加)L6 3100ccで効果はどうかとご質問が有りましたので追記いたします。
L6 3.1Lで現在ソレックスのΦ44をお使いの場合という事ですが、今現在3000RPM付近でぐずつきが出ている
場合はもちろんぐずつきが出なくなります。
現在ぐづつきはとくには無いよという場合でも、燃焼状態が良くなるので特に3000RPMまでのトルクが上がってきます
ので車が前に押し出されるような感覚を感じると思います。
取り付けたユーザー様が良くターボがかかった感触に似ているとおっしゃいます。
プレコンφ44には内径φ34とΦ37が有りますが、内径を大きくすることでL3.1の排気量をさらに有効に使える
ようになると思います。お使いになってみてください。