28ページのリーフレットが付属する紀伊國屋書店から販売された、国内正規盤です。(レンタル版ではありません)DVD〈2枚組〉
1, タルコフスキー監督の遺作『サクリファイス』スペシャル・エディション(1986年 スウェーデン/英/仏)
2, 特典映像!貴重なタルコフスキーのドキュメンタリー作品 クリス・マルケス監督『アンドレイ・アルセニエヴィッチの一日』(1999年 フランス)
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商品についての追加説明(他サイトより)
わずか54歳でこの世を去った鬼才アンドレイ・タルコフスキー監督の遺作。スウェーデンの島を舞台に、大学教授・アレクサンデルの1日を描く。自分の誕生日に松の木を植えた彼は、のどの手術で言葉が話せなくなった息子に、奇跡の伝説を語り聞かせる。やがて平和だった島を襲う、突然のごう音。TVニュースが伝える核戦争勃発。アレクサンデルは平和のために自らの命を神に捧げようと誓う。
他の作品同様、タルコフスキーが静かな語り口によって、生と死の問題に深く切り込んでいく。アレクサンデルと木のカットなど、一枚の絵のような美しさを放つ映像の数々に、バッハの「マタイ受難曲」や日本の尺八など音楽も心を揺さぶる効果を発揮している。神への献身と犠牲(サクリファイス)、そして核の恐怖。そんなテーマに、自らの死を意識し、重ね合わせたような本作によって、タルコフスキーは魂の叫びを鮮明に浮かび上がらせていく。
1986年のカンヌ映画祭で史上初の4賞受賞に輝いた、数々の傑作を世に送りつづけたA・タルコフスキーの遺作
生命の樹を植える誕生日に核戦争は起こった!言葉を話せない息子、絶望に混乱する愛すべき人々のために、父は神と対峙する・・・。カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを初めとする史上初の4賞を受賞した、映画史に燦然と輝くタルコフスキーの崇高なる代表作。しかし、タルコフスキーは同年暮れに夭逝、本作は遺作となった。
★1986年カンヌ国際映画祭 4部門受賞(審査員特別グランプリ、国際批評家連盟賞、芸術貢献賞、全キリスト教会審査員賞)
★1987年英国アカデミー賞 外国語映画賞 受賞
スウェーデンの南、バルト海を臨むゴトランド島。初夏の日差しを浴びながら、文筆家のアレクサンデルが息子と枯れた松の木を植えている。息子は言葉を発することが出来ず、アレクサンドルは悲嘆に暮れる。やがて誕生日を迎えたアレクサンドルの家へ、親友の医師ヴィクトルと郵便配達人オットーがやってくる。 白夜、テレビは核戦争勃発の声を伝えている。パニックに陥る人々。興奮した妻のアデライデは人生への後悔と呪詛を口走り、息子は苦しんで眠っている。隣室では、ヴィクトルを誘って服を脱ぐ娘のマルタ…。 アレクサンデルは、初めて神への願いを発する。「私の持てるもの全てを捧げますから、愛する人々救ってください。家も家族も子どもも言葉も、すべて捨てます」と――。現代の日常と化した核の不安を、魂の根源からせまって夢幻の美しさで描きだす。全篇にやさしさがあふれる未曾有の傑作!