【商品の説明】
仏像写真の第一人者として有名である小川 光三の写真の額装品です。
作品名:『中宮寺 弥勒菩薩』
写真家名:小川 光三 (おがわ こうぞう 1928-2016)
1928(昭和3)年、仏像を専門とした写真家で飛鳥園(奈良市)を設立した小川晴暘の三男として奈良県奈良市に生まれる。
兄・光暘は同志社大学教授で美術史家。
画家を志し、1947年、大阪市立美術館付設美術研究所で日本画と洋画を学ぶ。1948年に晴暘から飛鳥園の経営と撮影を引き継ぎました。
1950年、文化財保護法の施行に伴って、文化財保護委員会(現:文化庁)の委嘱で全国各地の仏像撮影に5年間従事しています。
1957年、初の個展を大阪・阪急百貨店で開催しました。
父・晴暘の時代のモノクロ写真とは異なり、カラー写真に求められた正しい発色、そしてインパクトのあるライティングを追求した光三は、試行錯誤の末、
鏡を用いて堂内に自然光を巡らせて仏像を撮影する手法にたどり着きました。
主な写真集・著作に『飛鳥園仏像写真百選』(学生社 1980)、『やまとしうるはし』(小学館 1982)、『魅惑の仏像』(全28巻、毎日新聞社
1986~96)、『ほとけの顔』(全4巻、毎日新聞社 1989)、『あをによし』(小学館 1996)、『興福寺』(新潮社 1997)、『奈良世界遺産散歩』
(新潮社 2006)、『山渓カラー名鑑 仏像』(山と渓谷社 2006)などがあります。
生涯にわたって奈良の風景と仏像の写真を撮り続けた一方で、若い頃から仏像が造られた背景でもある古代史の研究に没頭し、『大和の原像』(大和書房、
1973年)や『ヤマト古代祭祀の謎』(学生社、2008年)を刊行し,『大和の原像』では、奈良の桧原神社を基点とした同緯度線上に、祭祀跡や社寺が
一直線に位置するという「太陽の道」を提唱しました。
日本環太平洋学会理事を務めたほか、愛知県立芸術大学や白鳳女子短期大学の講師を歴任。
2010(平成22)年、奈良県立万葉文化館で「写真展 小川晴暘と奈良飛鳥園のあゆみ―小川光三・金井杜道・若松保広―」開催。
2011年、朝日新聞大阪本社で東日本大震災チャリティー「奈良の仏像」展開催。また、海外でも多数の個展が開催されました。
2016年、特発性血小板減少症のため逝去。享年88
技法:カラーフォト
サイズ:(額寸)縦 77×横 60×厚み 4.5cm (画面寸)縦 54×横 37.5cm
額装:木製(ナチュラル)アクリル板 本作品のために額装は特別注文したものです!
【商品の状態】
・写真家小川光三が父、小川晴暘の跡を継いだ「奈良飛鳥園」で購入した中宮寺 弥勒菩薩のフォトパネルをコレクション保管していたものです。
・商品の状態は画像、ご説明だけでは全てをお伝えできない場合がございます。見落としがあるかもしれません。
特に神経質な方、状態を過度に気にされる方はご入札をご遠慮ください。
・商品の程度はあくまでも当方の見解で程度の判断基準には個人差がございます事を予めご了承ください。
・パソコンの画像は実物とお色が若干異なって見えてしまうことがありますのでご了承ください。
・ご不明点はご質問ください。
【注意事項】
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