◎ジャコ・パストリアス “HAVANA JAM, CUBA, APRIL 1979" ----- デヴィッド・ガー(David Gahr)撮影による稀少(未公表)写真
◎オリジナルの35ミリ・カラーポジ(リバーサル)フィルム使用による『デジタル銀塩プリント』/19.2 x 28.8cm(画像実寸・A4相当)/27.8 x 36.4cm(木製額外寸)
☆☆☆ネット上で市販されている画像データやブロマイドなどの既存の印刷物から複製したものでは絶対ありません。
★★★撮影したカメラマンは米国の音楽業界におけるアーティスト写真撮影の先駆けであるデヴィッド・ガー(故人)。彼はノーマン・シーフ、ヘンリー・ディルツ、エリオット・ランディーらより一世代上で、特に60年代中期から70年代中期に、ポピュラー、ロック、カントリー、ジャズ、ブルースなどの音楽界全般に亘って後にビッグ・スターとなるミュージシャンを多く撮っており、ロックではビートルズ、ディラン、ザ・バンド、J.ジョプリン、ジミヘン、クラプトン、スプリングスティーン、パティー・スミスなど、彼らのデビュー期の稀少な肖像写真を残しています。本人は2008年に85歳で亡くなっており、遺された膨大な数のフィルムの管理は現在同じく写真家である彼の娘さん(Carla Gahr)が行なっているようです。
★★★ハバナ・ジャムは1979年にキューバで三日間に亘って開催された大規模な音楽フェスで、参加アーティストの目玉の一つが過去最強メンバーと言える顔ぶれで臨んだウェザー・レポートでした。ジャコ・パストリアスは当時アルフォンソ・ジョンソンに代わるグループ三代目のベーシストとして加入してから丸三年。その独特の奏法と音色に磨きがかかりグループ内での音楽的なイニシアチブも強くなっていた頃で、このジャムでのパフォーマンスはファンの間で高く評価されています。また、彼は当時28歳の若さで、いわゆる被写体としても最も絵になる風貌とスタイルだっただけに、ガーが撮ったジャコパスのステージ姿は大変美しくカッコいいの一言に尽きます。プライベートでは薬物依存や破天荒な言動もあったようですが、35歳であのような非業の死を遂げてしまうとは、この写真から誰が想像できたでしょうか … 。
★★★なお、同時に連続して撮影されたバリエーションがGetty Imagesなどネット上のフォト・ライブラリーに数枚アップされているようですが、本ショット自体は未公表です。
★★★本品はオリジナルの35ミリ・カラーリバーサル・フィルム(トリミング無しのフル画像)をデータ化した後に、昔ながらのケミカル(薬剤)を使って最上質の印画紙にプリントしたデジタル銀塩写真です。光学式(アナログ)プリントで経験を積んだベテランのラボ・エンジニアが一枚一枚を丹念な作業で仕上げており、A4判に目一杯のサイズで焼き付けフィルムの色彩を極めて忠実に再現しています。ネット上の画像ではクオリティーの高さを伝えられないのが残念ですが、現物を間近に見ればその美しさと迫力にきっと感激されると思います。
★★★額装した写真[1]は反射を避けるため表面の透明板(ガラスまたはPETシート)を取り外して撮影しています。
★★★発送方法は『ゆうパック(80サイズ)』で、送料は奈良県からの基本料金となります。