レコードやスタビライザー、カートリッジ、オーディオボード等は動作確認時の撮影用です。付属しません。
個人での出品です。ショップではありません。
当方が使用していて不要になったものを出品しております。
現在も使用中で基本動作に問題はないように感じますが、個人での出品ですので、測定器では確認しておりません。
あくまで聴感上での確認です。
解説
上級機であるPL-70で培った技術を継承し、音質に磨きをかけたレコードプレイヤー。
通常版のPL-50と、新開発のムービングコイル方式サイレントリフトアップ機能を搭載したPL-50Lの2種類がありました。
回転精度の限界を追及するため、モーター底部にあったローターの支点(ベアリング)をターンテーブルのすぐ下に移動させたSH・ローター方式モーターを採用しており、これによりモーターの重心と支点の位置をほぼ一致させることに成功しています。
このため、重心と支点の位置が大幅にズレていた従来構造では防げなかった、モーターシャフトと軸受け間のわずかなクリアランスで起る、モーターシャフト最下部を支点とする逆円錐運動を解消し、優れた回転特性を確保しています。
さらに、針先がレコード音溝から受ける抵抗によって生じる負荷変動を追放するため、起動トルク1.6kg-cmのクォーツPLL DCサーボ・ホールモーターと、330kg-cm2の慣性質量をもつ直径31cmの大型ターンテーブルを採用しています。
そしてモーターの磁極切換え機構には、パイオニアが製法開発したホール素子を3個使用しており、その他細部のパーツにいたるまでミクロンオーダーの加工精度で仕上げることで、微細なノイズを追放しています。
ターンテーブルの裏面には、特殊防振剤を塗布しています。これによって音質に悪影響を与える鳴き等を防止しています。
低域共振の追放と高感度とを同時に実現するため、シリコンオイル制動方式トーンアーム(on/off可能)を採用しています。
これは、アーム軸上部のオイルカップに注入されたシリコンオイルに制動フィン(リング状)を沈め、ダンピングをかける構造で、しかもフィンの先端を45度にカットすることで、水平・垂直方向にそれぞれ適した制動が同時にかけられるよう設計されています。
これによって低域共振のQ(共振鋭度)を低下させるとともに、トーンアームの機械インピーダンスの平坦化を達成しており、さらにアームのメインウェイトを回転軸に近づけた質量集中方式との相乗効果により、混変調歪を大幅に改善し、全可聴帯域にわたってクリアな再生音を実現しています。
アームベースにはスタビライザー効果をもたせたダイキャスト製の重量級アームベースを採用しており、アームをガッチリと固定し部分共振を抑えています。
アームには実効長250mmのロングタイプアームを採用しています。
キャビネットには、天然木(マーブルエボニー仕上げ)と4層積層のソリッドボードを組合わせた高密度キャビネットを採用しており、特にハイトルクモーターの回転モーメントの反作用によるキャビネットの振れを効果的に防止しています。
また、インシュレーターには新開発の低重心構造インシュレーターを搭載し、ハウリングなど外部からの振動に対して優れた安定度を得ています。
別売りのダンピング調整アダプターを用いることで、PL-70と同様に制動レベル可変型アームとなり、カートリッジのコンプライアンスに応じた制動量調整が可能です。
また、自重の重いカートリッジ(オルトフォン SPU-GTタイプ等)を装着する際は、別売りの交換ウェイト使用を推奨しています。
PL-50Lでは、メカ音が出ないサイレントリフトアップ機構を搭載しています。
これは、アームを上下するエレベーション機構にスピーカーの動作原理を応用したムービングコイル方式を採用したもので、DC電圧で無接触動作させる方式となっています。
また、レコード音溝の終端位置検出には、アーム軸内部のホール素子とマグネットにより無接触検出を行う方式を採用しており、側圧の発生がなく、アームの感度を損なうことがありません。
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機種の定格
型式 | カートリッジレス・プレイヤーシステム |
<フォノモーター部> |
モーター | クォーツPLL DCサーボ・ホールモーター |
駆動方式 | ダイレクトドライブ |
軸受構造 | SH・ローター方式 |
ターンテーブル直径 | 31cm |
ターンテーブル慣性質量 | 330kg-cm2(ターンテーブルシート含む) |
回転数 | 33・1/3、45rpm |
回転数切換え | ショートストロークスイッチによる電子式 |
回転ムラ | 0.012%以下(PL-50L、WRMS/FG直読法) 0.013%以下(PL-50、WRMS/FG直読法) 0.023%以下(WRMS/JIS) |
S/N | 78dB以上(DIN-B) 65dB以上(JIS) |
負荷変動 | 0%(針圧200g以内) |
起動特性 | 1/3回転以内 |
起動トルク | 1.6kg-cm |
速度検出方式 | 全周積分方式FG |
回転数偏差 | 0.002%以下 |
ドリフト | 時間ドリフト:0.00008%/h 温度ドリフト:0.00003%/℃ |
ブレーキ機構 | 純電子式 |
<トーンアーム部> |
型式 | オイル制動方式スタティックバランスS字型パイプアーム |
実効長 | 250mm |
オーバーハング | 14mm |
トラッキングエラー | +2.1゜、-1.2゜ |
針圧調整 | ウェイト1回転1g(0.1g目盛り) |
適合カートリッジ自重 | 4g~13g(付属シェル使用時) |
高さ調整範囲 | ±3mm |
ヘッドシェル | アルミインパクトプレスヘッドシェル、自重10.5g |
<総合> |
付属機構 | クォーツロックインジケーター クイックストップ サイレントリフトアップ(電子式、PL-50Lのみ) |
使用半導体等 | 水晶:1 IC:6 ホール素子:4(PL-50は3) LED:4(PL-50は3) トランジスタ:4 ダイオード:4 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | PL-50:8W PL-50L:13W |
外形寸法 | 幅490x高さ190x奥行401mm |
重量 | 15kg |
別売 | ダンピング調整アダプター JP-506(¥8,500) 交換ウェイト JP-507(¥2,400) |
当時長岡鉄男氏が推奨していたレコードプレーヤーです。
とても良い音がするセミオートマ式のレコードプレーヤーだと思います。(個人の感想)
【状態】
詳細は写真にてご判断ください。使用していたものです。使用感は当然あります。
年代を考えると全体的な状態は良いと思います。(個人の感想)
音だし確認済み。(レコードを再生してスピーカーの左右からの音を確認)
33回転、45回転ともクオーツロックがかかり安定した回転です。出品にあたりレコード6枚の連続運転済み。
レコードENDを検知し自動でアームリフトアップしてプラッターの回転が電磁ブレーキで素早く停止します。
ダストカバーの右後ろ、ヒンジ付近に亀裂があり、アクリル専用接着剤で修理されてあります。
透明感はあります。ほんの些細な傷などはあります。45度くらいから自立します。
オイルダンプ式のトーンアームですので、
シリコンオイル粘度#100,000の田宮模型店の物を適量入れてあります。
アームを固定するプラスチック部分が一部欠落していますが、ホールド部分が残っているので実用上の問題はないと思います。
アンチスケーティングは目視にて確認済み。問題ありません。
アームの高さ調整も問題ありません。
脚は4個あります。脚の高さ調節も問題ありません。
【重要】
動作確認済みとは、当方での使用結果です。
約半世紀前の電化製品です。古いものなので、ノークレーム、ノーリターンです。
輸送時の衝撃や振動等によって起こるエラーは対応できません。
よって到着後の性能保証をするものではありません。
他サイトでも出品しておりますので、先に落札された方を優先とします。ご了承ください。
(2025年 6月 13日 21時 35分 追加)マニュアルは
こちらをご覧ください。ダウンロード可能です。
(2025年 6月 15日 7時 44分 追加)オイルダンプ用のシリコンオイルは粘度#100,000の田宮模型店の物を適量入れてあります。
粘度が高いため運送時にあふれ出ることはないかと思いますが、漏れ出てしまった場合は、購入者様でご対応ください。
購入後にオイルを抜いて発送希望の場合は申し出てください。
完全に抜き去ることはできないと思いますが、できる限り努力してみます。
出价者
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信用
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价格
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时间
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yahoohello
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37
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24300最高
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06/21/2025 22:11:43
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トップフィッシャー
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908
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23800
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06/21/2025 22:08:12
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hir********
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301
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19300
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06/21/2025 15:42:34
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ton********
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26
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18800
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06/18/2025 21:18:38
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