45年以上前の本なので、やけ・黄ばみなどの経年による劣化はありますが
きれいな方だと思いますし、読むには全く問題ありません。
一般的な「中古本」とのレベルとします。
入手困難であり、当時は美術やデザインが盛んな時代の美術雑誌なので、内容も濃いと思います。
表紙は、当時絶好調の「池田満寿夫」によるもので洗練された印象の美術雑誌です。
即決としますので、よろしくお願いいたします。
① みずゑ No.851 1976年2月号
特集:古賀春江 エドヴァルト・ムンク
三木富雄と語るーなぜ耳なのか=岡田隆彦
小山田二郎の水彩画:心理劇、邪気の詩=米倉守
吉岡康弘のリトグラムの残酷=ヨシダ・ヨシエ ほか
② みづゑ NO.852 1976年3月号
ドイツ・リアリズム1919−1933/暗いドイツの25年=野村太郎 狂気の軌跡・ジェームズ・アンソール=徳田良仁
集落ふるさとのかたち・山深い村/写真=村井修 文=高須賀晋 ソトーsoto・不思議な視覚次元への誘い/戸村浩
菅井汲と語る・絵画からむだを排除するということ/中原佑介 抽象への目ざめ・カンディンスキーとロシア/木村浩
謹厳なる笑い・ウイリアム・スコット/藤井治彦 他
③ 「みづゑ」 NO.863 1977年2月号
特集:岡鹿之助
・岡鹿之助の世界 西欧絵画の構造と日本的感性の結合 / 粟津則雄
・心の出会ひ 岡鹿之助と私 / 別宮貞雄
・岡鹿之助の作品に 雪のなかの燠 / 岡田隆彦
・メチエの探究者 岡鹿之助 / 山崎貴夫
フンデルトワッサ- または「百水」のほとり / 池内紀文
黄金時代のスペイン絵画 峻厳な風土に培われた民族の表現 / 大高保二郎
画家たちの祝祭・北方ルネサンス① ファン・アイク兄弟 万聖節の宵宮 / 堀越孝一
ネパ-ル 集落から都市へ⑥ カリ・ガンダキの町と村① / 高瀬忠重
新妻実と語る 彫刻家の一寸先は闇……〔含 略歴〕 / 三木多聞 ; 新妻実
現代版画は自問する 第10回東京国際版画ビエンナーレ展ほか / 佐々木靜一
堀浩哉個展 〈LINE PRACTICE〉をめぐって / 千葉成夫
映画「ネットワーク」 テレビとナルシスの世代 / 金坂健二
粟津則雄、別宮貞雄、岡田隆彦、山崎貴夫文、池内紀文
④みづゑ NO.864 1977年3月号
特集=駒井哲郎
駒井哲郎/カルズー/アペル/ファン・アイク/江戸の泥絵
江戸の泥絵 カルズー アベル ファン・アイク
⑤みづゑ No.875 1978年2月号
特集:ダリ ロップス アルトゥンク 李禹煥
表紙/池田満寿夫 文/飯島耕一、寺山修司
⑥みづゑ No.876 1978年3月号
<特集 : 加納光於>
加納光於を書く / 吉増剛造
アララットの船 あるいは 宝の蜜--箱の解体と本の復活 / 清水徹
加納光於あるいは生成する作品について / 今井裕康
ラダック 西チベットのラマ教美術④アルチ・ゴンパ③ / 石黒淳
画家たちの祝祭・北方ルネサンス⑫完 絵の空間 / 堀越孝一
森口宏一の彫刻 空間秩序の創造 / 乾由明
田淵安一の「生命の樹」 生と死の螺旋運動 / 林紀一郎
久里洋二の世界 「幼児」の変幻自在 / 田名網敬一
因藤寿と語る 「原絵画」を求めて〔含 因藤寿略歴〕 / 因藤寿 ; 加藤郁乎
靉光の彷徨:宋元画風作品群の密度 / 末永照和
資本主義リアリズム:事実にもとづき東野芳明に応える(承前) / 藤枝晃雄
建築家のドローイング:詩としての意味 / 多木浩二