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小鳥堂の映画・ビデオ : <a href="https://auctions.yahoo.co.jp/seller/donbarakun?sid=donbarakun&auccat=21964&b=1&n=100&mode=2&slider=undefined">小鳥堂の映画・ビデオ</A>
小鳥堂の全出品 : <a href="https://auctions.yahoo.co.jp/seller/donbarakun?sid=donbarakun&b=1&n=100&mode=2">小鳥堂の全出品</A>
・邪悪について研究するうち、青年アランは次第に現実と非現実を区別できなくなる。彼が旅の途中、投宿した旅篭に一人の男が現れ、“あの娘を助けなくては”と謎の言葉と“死後開封すること”と記した封筒を彼に残して消えた。アランは宿で奇妙な体験ばかりする。彼を誘うような“影”を追ううち、霧の中を迷い、アランは一軒の館に辿り着く。そこは先の老紳士の屋敷で、娘二人と使用人夫婦とで暮らしていた。当主は影に殺され、姉の方は吸血鬼の呪いをうけて床にあった。封筒を使用人が開けると吸血鬼に関する本で、彼は食い入るように読み始め、それが字幕で示され、一家を襲った悲劇のあらましが分かる。姉を往診する医師の様子は明らかに怪しく、皆の血を採血して彼女に与える。“精血を完全に吸い取ると、吸血鬼はあらゆる手段で犠牲者を自殺に追いやる”と本の一節が映り、姉は毒をあおろうとし、アランがそれを阻止する。翌朝、濃霧の中を散歩する彼がベンチで休むと、魂が離脱し、ある家の中に棺に横たわる自分をみる。ガラス越しに覗く隣室にはベッドに縛りつけられた妹の姿が。幻の彼はそれを助けようとするが叶わない。“塵から生まれ塵に帰る”と裏に大書きされた棺の蓋が閉まると、ショットは棺桶から見た目に切り替わり、教会に運ばれるまでの風景を写す。棺を担ぐ列がベンチに眠る彼をすぎるとそこで消え、彼の魂は舞い戻る。一方、使用人の前には警官が現われ、彼と共に墓地へ行き、過去に吸血鬼に囚われ昇天していないという老婆の亡骸の心臓に杭をうつ。アランは医師を追い、幻視した家に追いつめ、その義足の助手は階段を転げ落ちて死ぬ。医師は粉挽き小屋に逃げ込むが、水車や歯車が狂ったように回り、白い粉に埋もれて絶命する。
アヴァンギャルド映画の影響下にありながら、それを軽々と凌駕する神秘の表現に圧倒される、北欧の名匠ドライエルの幻想譚。
監督 #カール・テオドール・ドライエル 製作 カール・テオドール・ドライエル ジュリアン・ウェスト 原作 ジョゼフ・シェルダン・レ・ファニュ 脚本 カール・テオドール・ドライエル クリステン・ジュル 撮影 #ルドルフ・マテ 音楽 ウォルフガング・ツェラー 出演 #ジュリアン・ウェスト アラ・グレイ モーリス・シュッツ 領主 レナ・マンデル シゼール シビル・シュミッツ レオン アンリエット・ジェラール マルグリート・ショパン
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