「De Petrillo / デ ペトリロ 」
ブランドオーナーであるBENEDETTO DE PETRILLO(ベネデット・デ・ペトリロ)は、1959 年 Napoli 生まれ。1980年代初め、義父の経営する縫製工場て゛製品や製造技術、専門知識を勉強したことがキャリアの始まり。縫製技術を学ひ゛つつ営業にも携わり、商品をマーケットに出すためのノウハウを身に付ける。ここて゛得た多くの経験や感覚をもとに義父から離れ、会社を設立。90年代に入り、経験豊富な”La Pignola”を作る工場と知り合い、そこて゛営業活動をしなか゛ら、サルトの技術や表現を学ぶ。これをきっかけに日本市場にも参入。そして2009 年にはテ゛サ゛イン、縫製、営業、販売を一貫するDE.VI.industria tessile社を Napoli郊外のFrattamaggioreに立ち上け゛た。
「De Petrillo(デ・ペトリロ)」は、サルトの精神て゛大量生産て゛はなく一枚す゛つ丁寧に仕上け゛、よりモタ゛ンて゛時代に合ったテ゛サ゛インを提案している。
【 アイテム 】
大人の男性にとって、コートは「 男の魅力を語る最適な服 」と言えるでしょう。
冬の寒さを耐える防寒服であると同時に、実はさまざまなことを物語るのがコート。
なぜなら男性の服の中でも最も表面積の多いアイテムゆえ『 纏う=ご自身の印象 』と言っても過言ではありません。
古代ローマ時代にはマントが権威のシンボルであったように、近代のオーバーコートもまた着用者の格や地位、
ひいては知性や品性を象徴するアイテムです。
¨ 素材の良し悪し ¨はご自身のステイタスを映し、¨ 仕立ての美しさ ¨は 男性のエレガンスとダンディズムを物語ります。
洒落者大国イタリアで普通のビジネスマン達がコートを格好よく着こなしているのを目の当たりにします。コートが「男の魅力を語る」、
冬のお洒落の最重要アイテムということを、知ってのことでしょう。
魅力を最大限に引き出す絶好の服を生かさない手はありません。歩くたびに、ハラリとなびく一流コートの美しさ、
極上の素材を纏うことで感じられる充足感。これらの愉しみを得られることで、仕事に対する自身も変わっていきます。
『 一流のコートを選ぶなら一流のブランドから選ぶ 』
シンプルでベーシックだからこそ、チープなものだとそれがひと目でわかってしまいますね。
ですので、高級感のある素材と仕立てを採用したもので、「その良さがひと目でわかる一着を
手に入れたい」というのが、誰しもが考えるところなのかと。それに加えて、必需品であるが
ゆえに他者とのカブリは絶対に避けたいでしょう。さらに、スーツやジャケットはもちろんのこと、
できれば休日のカジュアルスタイルにも合わせられる一着であるなら、もはや言うことなし。
【 コメント 】
De Petrillo(デ・ペトリロ)からご紹介する ¨カセンティーノ ラグランコート¨
「デ・ペトリロ」は、近年頭角を現しているナポリのサルトリア。世界の名だたるトップブランドの生産を手掛けるなど、
その技術力の高さは伝統的なサルトリアが息衝くイタリアにおいても指折りである。ファクトリーブランドとして
確固たる地位を築いた今でも、地元の顧客を大切にし、オーダーメイドの服を手仕事で仕立てるなど、
イタリア伝統のテーラードスタイルを現代に継承しています。
そんなペトリロにSHIPS(シップス)が別注をかけた【LIMITED EDITION】。
見た目からも只ならぬオーラが伝わる「カセンティーノ」生地を採用した「De Petrillo x SHIPS」のコート。
伝統に則ったテーラリングテクニックに定評のある「ペトリロ」だが、もちろんそれだけにおもねらない時代に即した服作りが、
今なお多くの人を魅了し続けている理由です。クラシコイタリアをモダンに昇華するブランドの中には、
トレンドを加味したオーバーサイズを積極的に取り入れているアイテムも散見されます。
しかし、今回紹介するコートは、オーバーサイズ偏重の時代においてクラシック回帰を予感させる、
美しく身体に沿った細身のシルエットに名門ならではの矜持が伺えます。
そして素材はトレンド感のある¨ふわモコ¨な素材ですが、フェミニンな印象は一切なく、
カントリーな男らしい表情は、普遍的なバルカラーコートを特別な存在感へと押し上げてくれます。
シンプルな襟元に対し、腕の動きを妨げないラグランスリーブの袖付けと、
裾に向かって美しく広がるAラインシルエットが今日的なモダニティをプラス。
抑制を効かせたディテールを含めた端正な佇まいは、トレンドが移ろいゆくとも長く愛用することができそうです。
いつの時代も輝きを失わない傑作¨バルカラーコート¨
すっきりした印象で、誰にでも合い、スーツスタイルを引き立てる王道デザイン。
ほどよくゆとりを持ったAラインのシルエット大変男らしく、今の気分に合致。
品行方正な印象を醸すフロントデザインは、ラペルのような小さなロールを描く立体感で
前を閉じても羽織ってもサマになるのもポイント。
さらに、ややカッタウェイ気味に開いた襟は、寝かせても立たせてもどちらもOK!
5つボタンによる「比翼仕立て」や、手が入れやすい「箱ポケット」、動きやすい「センターベント」、
袖先は「飾り1Bストラップ」など、流行に左右されない普遍的なデザイン。
耐久性を高める総裏仕様で内ポケットは2室。
そして、シルエットもスリムでも流行りのオーバーサイズでもない極めて「普通」なシルエットは
長く着られるタイムレスな魅力を放ちます。素材も劣化とは無縁な独自な風合いなので
来年も再来年もずっと(古臭くなることなく)着続けられる、
まさに傑作と呼ぶに相応しい一着です。
言うまでもありませんが、着心地、仕立ても抜群です。
サルトリアルなテクニックを用い、トレンドに左右されない普遍的なバランスに仕上げられてり、
袖付けは肩山の無いラグランスリーブを採用することで、腕の可動域を広げ、快適な着心地が楽しめます。
見た目にも、なだらかに流れるショルダーラインが肩の張りを抑え、絶妙な丸みと躍動的フォルムを構築。
袖を通した人がわかる「おさまりのよさ」も見逃せません。
立体的なラグランスリーブの卓越したパターンが勘所。目に留まらない点であっても、いいものはいい。ゆえに
リラックス感があってもダラしなさは皆無であり、あくまで端正に着ることができます。
重厚感のある素材でも軽やかな着心地は、長年に亘るジャケット作りの中で培われてきたノウハウ、つまり、
熟練した職人が縫いとアイロンワークだけで立体的に仕立てる技術がベースになっているからに他なりません。
絶妙に複雑な表情で大人のオトコが欲しい要素を兼備したモダンジェントルマンコート。
カントリージェントルマンの本格仕様に薫り立つ気高さに、テーラリングシルエットの美しさが正確に
コントロールされた洗練の魅力を醸し出す。大人のオトコに不可欠なマニッシュさとぬくもりを同時に漂わせてくれます。
そして、リラックス感あるラグランスリーブながら、ナチュラルなシルエットにすることで色気のある上品な一着に。
シーンを問わず、日常で着こなせる幅広い使い勝手と、タイムレスなスタイルも魅力。
【 ディテール 】
・バルカラーコート
・比翼仕立て
・襟腰付きバルカラー
・身頃:マフポケット
・袖先:飾りカフストラップ
・後裾:センターベント
・総裏地
・内ポケット2つ
・ハンガーループ
【 生地 】
素材はヴィンテージ感のある『カセンティーノ』素材になります。
洒落者の間で注目を集めている素材「カセンティーノ」。
カセンティーノとは、イタリア トスカーナ地方で古くから織られている伝統的な織物。
しかし、今やそのトスカーナにも織元は2社しか無いそうですが、こちらの生地はカセンティーノの生みの親、
カシミアやアンゴラなどの高級獣毛を得意とし150年の歴史をもつカセンティーノ社、つまり本物のカセンティーノ。
ナッピングウールと呼ばれる独特の ¨ピリング¨ が特徴で、元々はハンターや羊飼いの人々が
木の枝などに引っ掛けたときにキズが目立たないように最初から生地の毛足をカールさせて仕上げたことに由来しています。
このカセンティーノのナッピングウールは、元々はアウトドアユースとしての要素が強い生地でしたが、
貴族階級の人達にも好まれた素材で、春夏のソラーロ同様、伊達男から熱い支持を受ける素材となります。
選び抜かれたウール素材を原料にした紡毛糸で織られた織物に、高温を加えることで圧縮して織密度を高め、
表面を引っかいて毛羽立たせて毛玉を作ったカセンティーノは、出来上がりまでに13もの工程が必要になり、
現在でも手工業同然で作られているので、流通量が少なく、生地そのものにすごく価値があります。
味わい深くぬくもりのある表情はイマドキのオシャレの勘ドコロに合致。
トレンドなふわモコ素材も、カセンティーノは部分的な¨ふわモコ¨なので、
テディベアコートのようなモコモコ感、フェミニンな印象が全くないのミドルエイジの方も安心して着用いただけます。
マニア受けする生地なので、着る人の所有欲をも満たしてくれます。
毛玉のようなヴィンテージ加工が特徴的なので、ガシガシ使ってもキズやヨゴレが目立ちにくく、
織物の目を詰めることで風と水を浸透しにくくし防寒性、防水性、耐久性に優れています。
カセンティーノらしいウエイトのある生地ですが、手に持ったときの重量と着たときの重量が全く違うので
ノンストレスな着心地が楽しめます。
暖かく、丈夫で強く、水を弾くという特性があるので、冬のコートににうってつけ、真冬も全く問題ありません。
毛玉になる前にはじめから毛玉にしちゃおう!という逆転の発想から生まれたとされる素材なので、
経年劣化(毛玉)とも無縁。日々のケアも不要でしょう。
【 素材 】
ヴァージンウール:100%
【 色 】
永遠の定番カラー『 ブラック 』となります。
着こなしに「 格 」と「 色気 」と「 存在感 」を生む、男の究極カラー『 ブラック 』
カセンティーノといえばキャメルやブラウンなど暖かみのある色を取り入れたアウターが多いですが、
本作はそれらとは真逆な黒を採用。カントリーを醸すカセンティーノが黒の魔法にかかることでモードっぷりがプンプン薫ります。
どんなカラーのボトムス、スーツやジャケットにも合わせられるので、お手持ちのワードローブに
すんなり溶け込んでくれると思います。黒無地のバルカラーコートは地味になりがちですが、
カセンティーノの黒なら、シックに華やぎます。
【 サイズ感 】
シルエットは現代的な『 レギュラーフィット 』になります。
シップス別注品なので、シルエットは日本人用に刷新した
『現代的なモデリング(緩すぎず窮屈過ぎない快適でで美しいシルエット)』となっております。
流麗なラグランスリーブで胸回りは優雅でオトコらしいシルエット。身幅や袖ぐりは
標準設定になっているのでリラックスしつつもスマートな着こなしが楽しめます。レギュラーフィットながらも
¨快適¨、¨優雅な佇まい¨が備わった一枚のブランケットのようなおおらかなシルエットとなります。
【 サイズ 】
【 46 】、【 48 】
上記サイズよりお選びいただけます。
落札後、希望サイズをお伺いします。
【 サイズ実寸 】
【 46 】
着丈: 94 cm
身幅: 54 cm
裄丈: 86 cm
【 48 】
着丈: 96 cm
身幅: 56 cm
裄丈: 88 cm
採寸位置
着丈・・・・襟付け根中心から裾
身幅・・・・袖付け根位置の脇下両端直線
裄丈・・・・襟付け根中心から袖先
全て平台の上に平置きし、たるみを伸ばした状態の外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。
【 着用シーズン 】
冬
【 状態 】
新品未使用
【 付属品 】
スペアボタン、国内販売店下げ札
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
¥203,500(税込)
【 備考 】
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