自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。画像にもありますように、表紙下部に小さなヨレがございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。


優作トーク　水谷豊　原田芳雄　森田芳光　人生について…。映画への熱い思い。

松田優作、インタビュー嫌いといわれた男のひたむきなトーク、トーク、トーク。

インタビュー嫌いといわれた男のひたむきなトーク。母やわが子への愛について、恋や女性について、人生について…。そして映画への熱い思い。インタビュアーを通して語られた、俳優・松田優作。


弾けろ１８５センチのスーパーマシン
ＷＡＬＫ＆ＴＡＬＫ松田優作ｖｓ水谷豊
四歳の娘が「ユウサクさん元気？」って言うんだ！
鈴木清順症候群かげろう座談会　松田優作＋大楠道代＋原田芳雄
両足を５糎ずつ切ろうかと思った
アナーキーな精神を持ち続ける三三歳
アクションスターから大きく変化した
死にたいほどおれを悩ませるのは…女ですね
高平哲郎のたまにはゆっくり話してみたい松田優作さん
『探偵物語』インタビュー
モリタ・フィーバー・イン・ニューヨーク「対談」森田芳光＋松田優作〔ほか〕

レビューより
松田優作の真実の姿に迫るインタビュー集
インタビュー嫌いと云われた松田優作が、見極めた複数の人物に語った、かなり本音が窺える熱く直向きなトーク集です。松田優作には抜き身の刃の魅力とも言うべきものがあり、それは他人を緊張させましたが、翻って自分自身に対してもそうだったようです。そうした緊張感は最後まで消え去ることはなく、それが彼の強烈なカリスマ性を支えていましたが、彼の側から見れば、自分の心の中に燃えたぎるマグマをどう制御していったかが、俳優としての転機、成長に繋がっていったと思えます。インタビューを通し、彼の精神的な充実振りや、インタビューに対する一定の意図、つまり彼自身の自己表現のひとつが垣間見えるようです。ただしこれらは、あくまでインタビュアーの目を通し綴られたものでもあります。これだけ多くの人々に語り、発言集として活字化されると、それぞれの中での松田優作像にはズレが生じるはずです。時にユーモアを持って答え、適当にいなすこともあっても、映画や家族、人生に対する真摯な思いだけは失わず誠実に答えているのが印象的です。彼の孤高なまでに思慮深い人物像と、微笑ましい程の人間的成長が感じられる迫真の編著であると思います。