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自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
福田和也にしかできない、伊藤から小泉まで、歴代総理50人を百点満点で採点する――国家衰退を憂う無頼評論家が遂に抜いた「伝家の宝刀」の切れ味を見よ!!
伊藤博文=「さすが」の91点、近衛文麿=「やはり」の17点、渦中の小泉純一郎は「さぼりすぎ」で……。『作家の値うち』で現役作家の小説を百点満点で採点し、世情を騒然とさせた無頼評論家が、平成日本の惨状をみかねて再び抜いた伝家の宝刀。乱暴は百も承知、二百も合点の荒療治。唸る豪腕、ますます切れ味を増した辛口芸を堪能しながらも、それぞれの時代の指導者の資質が日本という国家の足跡と予想以上にシンクロしていることに驚嘆、のち愕然とします。このままでは……。(IH)
一体、いつから日本の政治はこんなにダメになったのか。そもそも、かつて日本にはすぐれた指導者がいたのだろうか。そんな疑問に答えるべく、伊藤博文から安倍晋三まで、歴代首相全56人の経歴、人柄、功績を百点満点で採点。明治維新から小泉純一郎まで、日本の近現代史の局面における責任の所在を炙り出す。井上馨から小沢一郎ら、首相にはなれなかった実力者列伝も併録。
目次
1 議会政治のはじまり
2 政党政治の黄金時代
3 政党政治の終焉
4 第二の建国
5 矮小化のはじまり
6 政治の機能喪失
レビューより
伊藤博文91点、東条英機52点、吉田茂27点、田中角栄57点。では小泉首相は? 気鋭の評論家が独自の国家観で全首相を徹底検証する
歴代の総理を執筆時点の総理だった小泉純一郎まで、100点満点で採点している。
著者はまず、日本を近代国家たらしめるべく貢献した伊藤博文、山県有朋に高得点を与える。その後は可もなく不可もなくといった評価が続き、第一次世界大戦後のヴェルサイユ講和会議での国際感覚の欠如を主な理由として、西園寺公望に厳しい評価を下す。
大正デモクラシー期においては、原敬や加藤高明にやや高い評価を与えた後は、可もなく不可もなくといった評価が戦前期まで続き、近衛文麿をドカーンと17点まで点を落とす。大衆的人気を背景に「国民政府を対手にせず」声明等を、著者は元祖ポピュリストと断ずる。
東条英機の評価は意外に悪くなく、52点という中途半端だ。「上司に忠誠を誓い、部下にたいしても深く意を用いる」「典型的に人望を集めるタイプの人物である」と著者は述べる一方で、「善人ではあるが、戦争指導者として国運を担うタイプの人間ではなかった」と述べる。石原莞爾曰く「上等兵」であると。
続いて戦後の評価として興味深いのは、吉田茂の占領中68点、独立後の27点だろう。戦後の日本、つまり戦後民主主義を肯定するのであれば、吉田茂を肯定しなければならない。戦後民主主義は吉田茂の描いた路線の上にあるとも言える。
戦後では岸信介の評価が81点と最も高い。「憲法や安全保障という国家のアイデンティティにかかわる事柄と、産業政策・・・において、卓越した仕事をした」と大きく評価している。
田中角栄以降の首相については、改憲や国防問題といった「名実兼ね備わった独立の完成」の実現へと向かわず、政治が矮小化された時代と断ずる。例えば、田中は政治を地方への公共事業の分配手段としてしまった等。
そして、当時の総理大臣である小泉純一郎には29点をつける。この時点では「構造改革の内実はいまだによく解らない」と述べられているが、今振り返ると、痛みを伴う構造改革が痛みしか残さなかったことが明らかとなった。