nov design製のテンショナーになります。
まず、
アウトレット品となりまして、
写真7の様に傷ができてしまっており、
メッキが剥がれてしまう様な深い傷ではありませんが薄い傷があります。
novさんがテンショナーの可動域を減らす為のボルトを少しだけ大きい物を取り付けてしまった様で傷がついてしまいました。
Brompton組み立て時・折り畳み時でも、傷はテンショナーの裏側部分になりますのめ普段はまったく見えはしませんので、
Bromptonに取り付ければ気にならないとは思います。
又、
メッキの一層分にも満たない薄い傷ですのでその部分から剥がれてしまう事もありませんのでご安心下さい。
傷がついておりますので10%引きしております。
テンショナー自体の説明としまして、
本体は7075AL (超超ジェラルミン) ブロックから削り出して製作をしておりますので硬く、
とても強度が高く曲げることの方が難しい程です!
精度高く削り出しますと表面上は鏡面の様に光沢が出ますので、
そのままメッキがけもしております。
本来であればアルミ(削り出し品)はアルマイトで酸化被膜を作る工程で着色をし、
カラフルに仕上げる事が出来、それが費用としては安く仕上がるのですが、
工程数も多く時間も金額もかかる24kメッキでの仕上げをしております。
メッキは、
単に一度付着して終わりでは無く漆の様に何度も何度もかけることによって強度が増し耐久性も上がります。
分かりやすい例としては、
Louis Vuittonの様な高級ブランド品の金具は濃い金色をしている場合が多く大体が24kメッキで何度も何度も重ねがけしておりますので、
金具同士でのスレでもだいぶ長く金色を保っていられますが、
安価な24kメッキでは一層しかかけていないので1〜2ヶ月位でだんだんと薄くなってしまっていくと思います。
アクセサリーでもそうですが金自体は柔らかいので硬く傷つきにくくするために銀や銅を混ぜて18kや14 kにしますが、
その分本来の金色よりかは薄くなってしまいます。
そのため、
本来の金の色合いを出し維持する為に24kメッキを何重にもかけて行く事によって高級感を維持する様に出来ております。
nov designのテンショナーは、
銅メッキ → ニッケルメッキ → 24kメッキ ×3をしておりますのでとても綺麗に硬く仕上がっております。
大体の24kメッキの物は鉄かステンレスの鋳物をバフしてからメッキを施しますが、
超超ジェラルミンを削り出してからメッキの工程をという様な商品はなかなか存在しないと思います。
写真10は以前に日本でメッキを行って貰った物ですが、
シルバーの部分はSilver1000% (純銀) メッキ
ゴールドの部分は24kメッキ
を施して作って貰いましたが、
アルミ自体にメッキがけをする事は難しかったり鉄をメッキがけするとは別の機械が必要との事で嫌煙される事が多かったです。。。
因みに、
色合いがSilver1000%や24kメッキという訳では無く、
実際にそれを付着させておりますので、
高価な分とても綺麗に仕上がるといった感じです!
プーリーにつきましては、
プーリー取り付け部分は邪魔な円柱部分は旋盤で削り出しております。
その方がプーリーとの設置面積ぐ大幅に軽減される為稼働がスムーズになり変則性能が向上します。
又、
鋳物の樹脂だと粘り気があったり表面がざらついてもいますが、
Extralite製は削り出しにて製作しておりますので、
指でスライドさせても分かる位にスムーズになります。
プッシャー側の方は中にフルセラミック製のシールドベアリングが内蔵しておりまして、
スムーズに回転し傷つき難くもありますのでとても長持ちします。
プーリーシャフトはステンレスの削り出し品となりまして、
こちらもとても硬くスムーズにスライドしてくれます。
テンショナーとしての精度も高く、
ほとんどのテンショナーは繋ぎ部分の中は円柱状のカラーが入っており、
その部分に摩擦係数を軽減する為に薄くグリスを塗布し取り付けられておりますので若干のガタがあり、
それが普通ではあるのですが、
nov design製テンショナーの場合は、
テンショナー内にベアリングを圧入し軸としておりますので、
ガタの無く精度の高い仕上がりともなっております。