ハンク・マーヴィンのゴールドパーツ・フィエスタレッド・ストラトキャスターを忠実に再現したもですです。
このゴールドパーツとフィエスタレッドのストラトを探していましたが日本では販売されておらず、ヨーロッパでのみ販売されていました。このストラトはフランスの楽器店から注文したもので日本では手に入らない特別なストラトです。下記のストーリーにあるように2009年にフェンダーが限定販売したもので、今では150万円ほどの値段がついているようです。今回販売のストラトはフェンダースクワイアーによってよって再現されたものでリーズナブルな価格となっています。音は本物と変わらない良い音色です。ガリナ氏、ネック正常、あんまり引いていないのできれいです。プチプチで包んでギターソフトケースに入れて発送します。写真には写っていませんが説明書、トレモロスピリング2本、六角レンチを同梱します。
下記はこのモデルのストーリーです。
ハンク・マーヴィンは、イギリスのロックバンド「シャドウズ」のギタリストとして広く知られており、彼の演奏スタイルと使用するギターは多くの音楽ファンに影響を与えました。彼のアイコニックなギターの1つが、ゴールドパーツのフィエスタレッドのフェンダー・ストラトキャスターです。このギターには特別なストーリーがあります。
ハンク・マーヴィンは1950年代後半から1960年代にかけて、フェンダー・ストラトキャスターを使用しており、彼の音楽スタイルを象徴する楽器となっています。その中でも「ゴールドパーツのフィエスタレッド」というカラーは、特にファンやギター愛好者にとって重要な意味を持っています。
このギターの特異な点は、フェンダー社が製造した通常のストラトキャスターとは一線を画す、オリジナルの「ゴールドパーツ」仕様にあります。ゴールドパーツは、トレモロアームやピックガードなど、ギターのパーツに金メッキが施されており、非常に高級感がありました。これに加えて、フェンダーの「フィエスタレッド」という鮮やかな赤色のボディカラーが、さらにその魅力を引き立てています。
1959年、マーヴィンとクリフ・リチャードは、リッキー・ネルソンのバック・ギタリストであったジェームズ・バートンが弾いていたギターに目を引かれ、そのモデルを見つけるためにフェンダーのカタログを隅々までチェックし、カタログに収録されたラインナップの中で最も高価なフィエスタ・レッド・ボディー、ワンピース・メイプル・ネック、ゴールド・パーツのストラトキャスターを発見した(実際バートンが使っていたのはテレキャスターで、当時ストラトキャスターは特注でしか販売しない新しいモデルであった)。リチャードはマーヴィンのためにそのギターを輸入経由で入手し、マーヴィン自身は1959年から1961年までの間それを使用した。 マーヴィンは、ステージでバーンズ・ギターを使用するようになって以降もレコーディングにはフェンダー・ストラトキャスターを多用している。
マーヴィンの初期に於けるギター・サウンドは、このストラトキャスターとVOXアンプ(AC15、AC30)、ジョー・ブラウンから譲り受けたテープエコーマシン(Meazzi Echomatic)で作られている。マーヴィンはその後、VOXブランドに移ったMeazzi、ビンソンのドラム・エコーマシン、その他テープループ・エコーを経て、ローランド301スペース・エコー、ベーリンガー・ディレイ・マシーンのようなデジタルエコーを使用するようになった。
2009年、シャドウズ・デビュー50周年を記念して、カリフォルニアのカスタム・ショップが"34346"ストラトキャスターを数量限定でリイシューした。