MILES DAVIS / 'ROUND ABOUT ROMAN EMPIRE 1969 (2CD+1DVD)
2023 VOODOO DOWN Records 024 (VDD 2023-024)
Supervised by SO WHAT! Label.
Recorded Live at Teatro Sistina, Rome, Italy, October 27, 1969
Original Remastered by VDD 2023.
Miles Davis - trumpet
Wayne Shorter - soprano saxophone, tenor saxophone
Chick Corea - electric piano, wood flute
Dave Holland - double bass, electric bass
Jack DeJohnette - drums
CD / DISC 1
1. DIRECTIONS
2. THIS (incomplete)
3. 'ROUND MIDNIGHT
4. I FALL IN LOVE TOO EASILY
5. MASQUALERO
CD / DISC 2
1. BITCHES BREW
2. MILES RUNS THE VOODOO DOWN
3. AGITATION
4. I FALL IN LOVE TOO EASILY
5. SANCTUARY - THE THEME
DVD
(Broadcast Version 1 and Version 2)
1. Intro
2. BITCHES BREW
3. MILES RUNS THE VOODOO DOWN
4. I FALL IN LOVE TOO EASILY
5. SANCTUARY - THE THEME
6. DIRECTIONS
7. MASQUALERO
通称ロスト・クインテットによるローマ公演の決定版。この公演はファンの間では非常に人気の高い名演です。オーセンティックなジャズの名曲『'ROUND MIDNIGHT』はロスト・クインテットにより最果ての地まで連れてこられ、マイルスとしては珍しくフリー・ジャズ的な演奏を聴かせる『THIS』、以後の定番となっていくジャズ・ロックな『DIRECTIONS』『BITCHES BREW』『MILES RUNS THE VOODOO DOWN』など、ジャズ史の転換点ともいえるアルバム“BITCHES BREW”を収録した約二ケ月後とありセットリストは多岐にわたっています。驚くべきことにこれら全てで最高の演奏を披露しており、まだ聴いたことのない方は必聴。
今回登場の決定版は、ほぼ完全収録のサウンドボード音源を最新リマスタリングし収録したCD二枚に、二種類のブロードキャスト映像をこちらもリマスタリングし収録したDVDが付いた三枚組。いずれも元来キツめだったヒスノイズがかなり軽減されています。映像の方はどちらも30分程度とコンサート全てをカバーしたものではなく、音質自体もCDに収録した音源の方が優れている為、それぞれに存在価値があり、名演の誉れ高きローマ公演の貴重な記録をカップリングしたコレクターズ・エディションとなっています。
*** ( VOODOO DOWN Records ) **********
マイルス・デイヴィスの愛好家から絶大の信頼を受け、数々の名盤を生み出した伝説のレーベル“ソー・ホワット”。その“ソー・ホワット”レーベルの完全監修を受け、2020年末に発足したのが“ヴードゥーダウン・レコーズ(以後VDD)”です。初めて“SO WHAT!”のレーベル名を記載することを許可されたことからも信頼の厚さがうかがえます。丁寧なマスタリング、編集、こだわりの帯付アートワーク、美麗なピクチャー・ディスクのプレス盤。マイルス・コレクター必携アイテムとして注目を集めています。