日本語字幕付き
DVD
へルマン夫妻の胸を抉る演出に涙!
ヴァシレヴァ、ジョルダーノ、ストヤノフ、テミルカーノフらによる
圧倒的『トラヴィアータ』!
ヴェルディ:
歌劇『椿姫』全曲
スヴェトラ・ヴァシレヴァ、
マッシモ・ジョルダーノ、
ウラディーミル・ストヤノフ、ほか
パルマ・レッジョ劇場管弦楽団&合唱団
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
演出、舞台装置、衣装、照明:
カール=エルンスト&ウルゼル・ヘルマン
・ボーナス:『椿姫』ついて
映像だけでも既に多数発売されているほど人気作の『トラヴィアータ』ですが、ここに極めて注目の映像が加わりました。2007年のパルマのヴェルディ・フェスティヴァルでの上演。ライン・ドイツオペラ、デュッセルドルフ=デュイスブルク共同劇場、ブリュッセルのモネ劇場が共同制作したものをパルマで上演したものです。演出はカール=エルンストとウルゼルのヘルマン夫妻。普段は比較的すっきりした美感のモダンな舞台作りで知られるヘルマン夫妻ですが、ここではある程度まで写実的な舞台作りを重視、しかし細部までドラマを掘り起こし曖昧さを許さない舞台作りで、目から鱗が落ちる思いがアチコチで。その上で所々に新機軸を盛り込み、ヴェルディが作品に盛り込んだ問題提起を大いに引き出しています。見事な舞台にヴェルディにはうるさいパルマの観客も多いに盛り上がっています。
ヴィオレッタは、美貌のソプラノとして知られるグルジア出身のスヴェトラ・ヴァシレヴァ。彼女は2001年のフィレンツェ五月音楽祭来日公演でヴィオレッタを歌っていますが、それから6年後のここではずっと成長した姿を見ることができます。アルフレードは、日本でもアルフレードを何度か歌ったことのあるマッシモ・ジョルダーノ。このお坊ちゃん役にあらゆる点で打ってつけです。ジェルモンは、ブルガリアが生んだヴェルディ・バリトン、ウラディーミル・ストヤノフ。この難しい役を絶妙のバランスで歌い演じています。フローラは、2011年、新国立劇場での『コジ・ファン・トゥッテ』のドラベッラが大きな話題になったダニエラ・ピーニ。通常よりずっと存在感が増しているガストーネを、ジャンルカ・フロリスが怪演しています。(キングインターナショナル)
ヴェルディ:
歌劇『椿姫』全曲
スヴェトラ・ヴァシレヴァ(S ヴィオレッタ)
マッシモ・ジョルダーノ(T アルフレード・ジェルモン)
ウラディーミル・ストヤノフ(Br ジョルジョ・ジェルモン)
ダニエラ・ピーニ(Ms フローラ)
アントネッラ・トレヴィサン(Ms アンニーナ)
ジャンルカ・フロリス(T ガストーネ)
アルマンド・ガッバ(Br ドゥフォール男爵)
フィリッポ・ポリネッリ(Bs ドビニー侯爵)
ロベルト・タリアヴィーニ(Br 医師グランヴィル)
イオリオ・ゼンナーロ(T ジュゼッペ)
ロベルト・スカンドゥーラ(Bs フローラの召使)
マッテオ・マッゾーリ(Bs 手紙を取り次ぐ男)
パルマ・レッジョ劇場管弦楽団&合唱団
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
演出:カール=エルンスト&ウルゼル・ヘルマン
舞台装置、衣装、照明:カール=エルンスト・ヘルマン
収録時期:2007年10月9,13,15日
収録場所:パルマ(ライヴ)
・ボーナス:『椿姫』ついて
収録時間:本編133分、ボーナス10分
画面:カラー、16:9
音声:DTS 5.1 / PCM Stereo
字幕:日本語、伊英独仏西中韓
NTSC
リージョン・オール