発行国 イギリス
年号 2021
素材 純銀
品位 999/1000
重量 約31.21g
額面 2£(ポンド)
グレード PF70UC ファーストリリース(初回限定)
鑑定会社 NGC
鑑定番号 6257299-004
COA(発行証明書)、箱付き
近年モダンコインの中でも群を抜いた人気でしたが、ここ1年ほどで人気が沸騰
1ozのPF70UCは市場から姿を消しつつあります。
価格もたった1年で1.5倍~2倍近くまで上昇
市場にあふれていたコインは出会える機会が少ないレアコインとなりました。
エリザベス女王の祖先をシンボルとしたビースト達が10頭全て集まり女王を守るように取り囲んでいる
イギリスの長い歴史を感じる、これ以上ない贅沢なデザインです。
女王の獣達にふさわしい大迫力のデザイン。
クイーンズビーストシリーズを10種全て集めるとなると至難の業です。
まずはコンプリーターから始めるというのも一つの手段としても良いと思います。
入手するなら最高鑑定のものがいいという方は多くおられます。
少しでも今後の価値の事を考えるなら、近代モダンコインでは絶対的に70鑑定を選ぶべきです。
69と70では2倍以上の価格差がつく事さえあります。
NGC社によってPF70UCという最高の鑑定を受けている価値の高い一枚です。
クイーンズビーストシリーズは人気が高く新しいモデルが何回か発行されております。
裏を返せばそれだけ人気が高いという事でしょう。
人気の例として
「2021年クイーンズビースト コンプリーター2オンスプルーフ金貨」は2023年にヤフオクで210万円で落札されております。
シリーズの中でもライオン、ユニコーン、ドラゴンは大変人気が高くお値段も年々上がってきております。
こちらのコンプリーターならすべてのビーストを愛でられるのが人気の一端なのかもしれません。
表面 エリザベス2世の肖像 作ジョディ・クラーク
裏面 ビースト10体がエリザベス女王を守るように取り囲み配置
・クイーンズ・ビーストとは?
エリザベス2世は1953年6月2日にウェストミンスター寺院で女王に即位されました。
即位式の際に周囲を囲むように配置された
"The Queens Beasts(女王の野獣)"と呼ばれる10体の動物と紋章をあしらった彫刻。
10体は女王の先祖に由来する動物と紋章で構成されています。
1 The Lion of England イギリスのライオン
2 The Griffin of EdwardⅢ エドワード3世のグリフィン
3 The Falcon of the Plantagenets プランタジェネット家のハヤブサ
4 The Black Bull of Clarence クラレンスの黒い牛
5 The Yale of Beaufort ビューフォートのイェール
6 The White Lion of Mortimer モーティマーの白いライオン
7 The White Greyhound of Richmond リッチモンドの白い猟犬
8 The Red Dragon of Wale ウェールズのドラゴン
9 The Unicorn of Scotland スコットランドのユニコーン
10 The White Horse of Hanover ハノーバーの白馬
・ファーストリリースとは
発行年度の初回出荷の金貨。リリースから30日以内に鑑定に出されたもの。
条件が決まっているので、それ以後は数が増えることはありません。
数が限定されるため、通常コインより値上がりしやすい傾向にあります。
・プルーフとは
貨幣をより美しく、表面を鏡のように磨いたもの。
特別に磨き上げた金型を使い、模様を鮮明にするため、2回以上の圧印(プレス)など、
特別丁寧に製造されたコイン。
スラブの状態も良く肉眼で傷はほぼ確認できません。
そしてプルーフの美しさ。
鏡のような見事なプルーフの輝きに時間を忘れてしまいます。
時間を忘れ、吸い込まれるように見つめる
美しいコインは心を豊かにしてくれます。
コインには金や銀が多く含まれており
コインを楽しみながら資産も守れる
これもコインの魅力のひとつであり、年々アンティークコインの人気が上がってきております。