「本」会場限定展示即売会図録本 重要無形文化財総合指定 十四代酒井田柿右衛門展 写真集 作品集 有田焼 伊万里焼
重要無形文化財総合指定
十四代酒井田柿右衛門展
会期 1988年10月13日~18日 昭和63年
会場 横浜高島屋 6階美術画廊
約25x24x0.7cm
作品写真図版 フルカラー56点
約38ページ
※絶版
※会場限定本
※当出品商品は、「図録本」です。やきもの作品ではありません。
作家の最上級品が販売されるデパート個展は、
わずか7日間という短い会期の上、一部の上得意顧客・会場限定のみでしか入手できないものです。
大変貴重な、展示即売会の販売図録・個展カタログ写真集・作品集。
重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定される以前の、酒井田柿右衛門襲名を迎えた時期、
「重要無形文化財総合指定 十四代酒井田柿右衛門」時代の二回目の個展の珍しい図録本で、
今となっては大変希少なもの。
1988年当時の最新作、極上品ばかりを厳選して収載した、コレクター、茶道具、陶芸愛好家必携の大変貴重な資料本。
本物真作56点の作品写真と寸法、作家近影、略歴等貴重な情報も合わせて収載。
デパート個展・柿右衛門展示即売会の中でも、比較的点数多めの図録本です。
十四代酒井田柿右衛門は世界的人気作家であり、その価値の割に作品集などの類書もほとんど出版されていません。
見ごたえのある写真集作品集として、コレクター、茶道具、陶芸、骨董品、有田焼、伊万里焼、日本の陶磁器愛好家必携の大変貴重な資料本。
【ごあいさつ】より一部紹介
この度、酒井田柿右衛門先生の新作展を開催させていただきます。
本展は、初代柿右衛門以来独自の様式で多くの名品を世に発表されてこられた名門の継承者、十四代柿右衛門先生が伝統の技法を生かしながら現代における究極の美を追求される二回目の個展でございます。
特に、第三十三回「日本伝統工芸展」(昭和六十一年)におきまして栄えある日本工芸展奨励賞を受賞されました事、誠にお目出度くご同慶の至りでございます。
草花をテーマに、仲びやかで生命感に富んだ新作をご同好の皆々様にご清鑑賜わり度くご案内申し上げます。
【図録掲載内容】
主催者挨拶
作家挨拶
作品写真図版
重要無形文化財総合指定 第十四代酒井田柿右衛門 略歴
作家近影
【濁手】
佐賀地方の方言で「米の研ぎ汁」の事を「濁し」と言います。柿右衛門の濁手素地の白さは米の研ぎ汁のような温味のある白さであることから「濁手」と呼ばれています。
柿右衛門の作品の大きな特徴として白い磁肌を多く残しながら赤絵を描く事で、白磁の美しさと赤絵の美しさの調和を大切にしており、その作品は1700年代オランダ東インド会社により広くヨーロッパに紹介され、ヨーロッパの王侯貴族のコレクションの対象となり、財を傾けてまでも手に入れたと言われています。
この濁手素地も途中、とだえたものの十二代、十三代柿右衛門によって復元されたもの。
十四代柿右衛門の作風は阿蘇、九重等の山々で野の草花のスケッチをもとに、新しいモチーフを積極的に取り入れてデザインし、濁手の磁肌に良くマッチした十四代独自の境地を切り開いてきました。
【掲載作品 一部紹介】
濁手紅葉文花瓶
濁手紫露草文花瓶
濁手桜文花瓶
濁手六方割花文花瓶
濁手牡丹文花瓶
濁手草花文花瓶
濁手芥子文花瓶
濁手露草文花瓶
濁手三方割草文花瓶
濁手芥子文皿
濁手紅葉文皿
濁手山吹文皿
濁手苺文鉢
濁手芙蓉文皿
濁手山葡萄文皿
濁手山つつじ文六角花瓶
濁手カーネーション文六角花瓶
濁手山葡萄文花器
濁手四方割草花文花瓶
濁手小手毬文花瓶
濁手苺文花瓶
濁手秋海棠文花瓶
濁手藤文花瓶
濁手山つつじ文花瓶
濁手山つつじ文壺
濁手山つつじ文花瓶
濁手三方割文花瓶
濁手小手毬文菓子器
濁手秋草文菓子器
濁手山葡萄文皿
濁手紫露草文皿
濁手芥子文皿
濁手苺文皿
濁手菖蒲文六角香合
濁手山葡萄文香合
濁手苺文六角香合
濁手菊文香合
濁手三方割牡丹文香合
濁手つわぶき花文香炉
濁手三方割菖蒲文香炉
濁手三宝割山つつじ文香炉
濁手紅葉文瓶
濁手小手毬文瓶
濁手椿文瓶
濁手菖蒲文花瓶
濁手紅葉文花瓶
濁手えのころ草文一輪生
濁手山躑躅文一輪生
濁手山葡萄文一輪生
濁手秋海棠文一輪生
濁手山吹文瓶
濁手しくらめん文瓶
濁手菖蒲文瓶
濁手山葡萄文陶筥
濁手紫露草文花器
濁手蓼文瓶