夏葉社から2021年に刊行された曾根博義さんの著作集です。
税込2,530円の御本です。
伊藤整の研究家であり、古書蒐集家でもあった著者が生前執筆した、文学解説・伊藤整と他の文士との比較論など興味深いエッセイが纏まっている善本です。
夏葉社らしい魅力的な装丁も目を惹きます。
購入後、未読のまま保管しており大変綺麗な状態ですが、カバー表に1箇所だく、薄くスレ跡があります。
帯付き、初版本です。
著者:曽根博義
発行元:夏葉社
392ページ
195mm × 138mm ハードカバー
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出版社紹介文より
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『私の文学渉猟』は日本近代文学研究者の著者がさまざまな
媒体に執筆した、文学と古本にまつわるエッセイ集です。
扱われる作家、本は昭和が中心で、かなりの古書マニアでないと
知らないような作家、本、雑誌がいくつも出てきます。
けれど、この本はそうした稀覯書を紹介する本ではありません。
古本のを買うという行為に焦点をあてた本でもありません。
本書が正面から描くのは、文学、書物の世界の奥深さです。
戦時下の文学全集の行方を追う「『新日本文学全集』と戦争下の出版状況」、
文学が広く一般読者に読まれる過程をひもとく、「文芸評論と大衆」、
開戦の日の小林秀雄の文章を考える「十二月八日――真珠湾――知識人と戦争」等々、
文学好きの読者に読んでほしいエッセイがいくつも収録されています。
(2024年 12月 19日 2時 20分 追加)■撮影条件により、実物との色合いが多少異なる場合があります。
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