FULLCOUNT x Lua フルカウント x ルア S1942XX Lua別注 大戦ジーンズ デニム 13.5oz. Denim WWII Early Model 20周年限定モデル w32
ワンウォッシュ程度の濃紺美品です^_^
おもしろいディテールがたくさんあります^_^
是非堪能下さい!
サイズ w32
ウエスト平置き41cm 股下79cm
素人採寸になりますので、多少の誤差はあります。ご了承下さい。
神経質な方や、完璧を求める方の入札はご遠慮ください。
NCNRでお願いします
購入後のキャンセルは出来かねますので、よくご確認してから購入して下さい。
梱包方法は、基本なるべく小さくなるよう、纏めての梱包になります。 梱包方法に希望がある場合はお伝え下さい。
質問有ればお気軽に質問ください^_^
今年30周年を迎えた人気デニムブランド「FULLCOUNT」と当店「Lua」の20周年を記念し、初コラボレーションでスペシャルジーンズを企画しました
レプリカブランド各社も力を入れ色々な解釈の「大戦モデル」を復刻する中、当店も面白いディテールを取り入れた「別注大戦モデル」を「FULLCOUNT」さんにお願いして企画いたしました。
ただ大戦時の初期なのか後期なのかによって、大戦モデルの前後のディテールを合わせ持つ「過渡期」に生産されたさらに珍しいモデルも確認されています。今回は「大戦初期 (WWII Early Model)」にごく少数だけ生産された珍しいモデルを「別注」致しました
【 ディティール 】
コインポケットのリベットは省略され、歪んだ縫製仕様を再現しています。
ポケットスレーキにはオリーブカーキのヘリンボーン生地を使用。スレーキには別注モデルに使用する「Lua」のオリジナルネームが縫い付けられています。
フロントボタンは月桂樹のドーナツボタンにサビ加工を加えた物を採用。
各所打ち抜きリベットもエイジング加工を施し雰囲気を高めています。
隠しリベットは銅製の刻印入りを使用。ヒップポケットの隠しカン止め(裏カン)は省略。
こちらは「37モデル」と「大戦モデル」の一部に存在するディテールで、持ち出しの下部が折り込まず切りっぱなしになり、前身頃裏側フロントセンター端のロックミシンは省略されています。ロック掛けの運針は広くし、全体の糸調子はかなり強めになっているので非常にパッカリングが出やすくなっています。
レザーパッチには「FULLCOUNT x Lua 20th Anniversary Type WWII」の文字がスタンプされたシンプルなデザイン。
「大戦初期 (WWII Early Model)」のディテールとして、1937 Modelから1942 Modelへ移り変わる過渡期に両モデルのディテールが混在した部分があり、今回は大戦初期にごく少数製造された「股リベット付きの大戦モデル」になります。
戦前までは股の部分に打たれていた「クロッチリベット(股リベット)」も大戦期の物資統制で廃止され戦後には復活しなかったパーツですが、魅力的なディテールの1つでした。
大戦モデルの多くは縫製糸にオールイエローでステッチされていますが、こちらは1937 Modelの名残りを継承し部分的に暗めのオレンジの糸が使用され、見た目として大戦モデルにしては渋い雰囲気に仕上がっています。
ベルトループセンターはオフセットしています。
ヒップポケットを正方形に近い形にし、やや歪んだステッチワークになっています。
さらに当店の発案で取り入れて頂いたディテールで、バックポケットに付く赤タブが何と2枚重ねて付いた「2枚タブ」になっています。
ただ勝手に考えて面白いから付けたという訳ではなく、今回の別注企画にあたり面白いディテールがないかとググっていたところ、見つけてしまった珍ディテールになります。
それは大戦モデルではなかったのですが、ビッグEのヴィンテージで;赤タブが2枚重ねて付いていました。
なぜそんな事が起こるのか謎ですが、アメリカらしいイレギュラーな珍しいディテールとして今回の別注の仕様に取り入れさせて頂きました。
【 生地 】
生地にはコットン100%、[13.5oz Original Selvedge Denim ]を使用しています。
大戦モデルが当時WPBの要請によって、アーキュステッチ、隠しリベット、シンチバック、コインポケットのリベット等のディテールの簡素化を余儀なくされた事は有名ですが、実はデニムのオンスの引き下げの指示もされていたそうです。しかし耐久性の低下だけは妥協しないというリーバイス社の強い要望を政府が受け入れる形となりそれまで12.5oz だったデニムを逆に13.5oz まで引き上げたという逸話があります。
そのデニムを解析するため現物の古着から糸を解き、撚糸回転数などを調べあげ、糸のムラ形状も綿の配合や機械の設定をすることで当時のものと同様の自然機械ムラを再現。当時の茶綿に近いクリーミーな色を再現するよう米綿(E.M.O.T「イースタン、メンフィス、ニューオーリンズ、テキサス」) を配合、インディゴはブルーよりもブラックに近くかなり濃い色目で、生地表面、裏面にはネップ感、凹凸感が見られ、ザラついた質感です。セルビッチは燻んだピンク。
当店の「FULLCOUNT」の取り扱い期間はまだ浅いのですが、今年は当店が20周年ということで今回の「別注ジーンズ」を快く受けて頂いた「FULLCOUNT」さんに感謝致します。
別注なのでもっと奇抜で遊んだデザインやディテールを取り入れることも可能でしたが、今回はかなり真面目に、カッコ良いジーンズを企画しました。デニム好きの方にも刺さるディテール、少し遊び心ある珍しいディテールも取り入れ、「Lua別注」らしさも表現できたスペシャルな別注ジーンズになったと思います。
デニム人気が再燃している中、特に最近は「大戦モデル」を探されている方も多いと思いますが、さらにみんなとはちょっと違う、「珍しい、面白いモノ」を求めていた方には是非おススメしたいジーンズです。
生地の用尺の都合により今回「限定100本」となります。もちろん20周年限定企画なので再生産はありませんので、気になった方はお早めに。