商品はモデルパワーから発売された『１／１２０ ＤＡＳＳＡＵＬＴ ＲＡＦＡＬＥ』になります。
外箱無し・ブリスター未開封の新品になります。ブリスターは密着されてます。
台座には『ＤＡＳＳＡＵＬＴ ＲＡＦＡＬＥ』としか書いてありませんが、主翼のラウンデル（国籍記号）の真ん中に錨が描いてあり、垂直尾翼に『Ｍ０１』と描いてあるので、ラファールのフランス海軍の空母艦載機型のラファールＭの生産初号機になります。
胴体に『MARINE』と描いてありますが、これは海兵隊ではなく、海軍の意味です。
ラファールの特徴である機首下側の絞り込まれたボディと、それに合わせたＳダクトエアインテークがちゃんと再現されてます。ラファールは機首斜め下から見るのが一番格好良いと思う私。
あと海軍向けのＭ型なので、着艦フックもちゃんと再現されてます。
◆趣味のラファール
１９７０年にソ連が実戦配備を始めたＭｉｇ２５フォックスバットは、速度マッハ２（時速３０００ｋｍ）という凄まじい性能を持っており、西側の戦闘機を一気に旧式化しました。
対抗するためにアメリカはＦ－１５イーグルを開発。
ヨーロッパは独自に戦闘機を開発する事になります。これが『欧州国際共同開発戦闘機計画』。
イギリス・フランス・西ドイツ・イタリア・スペインの５か国共同で新型戦闘機を開発する事になりました。どうせＮＡＴＯ軍としてソ連と戦うので整備などで都合が良いのと、戦闘機の開発にはお金が掛かるから。
速度マッハ２、Ｆ－１５と互角の機動性、戦闘機としても攻撃機としても使えるマルチロール機の開発で、後にユーロファイターとして完成します。
この欧州国際共同開発戦闘機ですが、原子力空母を持っているフランスは空母艦載機として使える小型戦闘機の開発を要望。更にエンジン開発はフランスが担当する！ と譲らず。
Ｆ－１５に匹敵する重戦闘機の開発を目指してたフランス以外の国から反対され、１９８５年に欧州国際共同開発戦闘機計画から脱退します（わがままな国フランス）。
実は欧州共同戦闘機とは別に、ミラージュシリーズを作り続けて来たダッソー社が新型のデルタ翼機の開発を進めており、１９８３年にラファール（既に命名されてた）の開発がスタート。１９８５年に試作機が完成。１９８６年に初飛行。あっさりマッハ１．８を出し、２０００年から実戦配備されました。
一方のユーロファイターですが、元々仲の悪いイギリスとドイツが揉め、フランスに８年遅れて１９９４年に初号機が初飛行、２００３年から量産型が生産開始なので、フランスは脱退して正解だったのかもしれない。というか自力でラファールを開発してたフランスにとって欧州共同戦闘機とか割とどうでも良かったのでは・・・。
最初に作られたのがテスト機のラファールＡ。
ラファールＡで得られたデータを元に完成した空軍向け量産型がラファールＣ。
Ｃはchasseur（シャッスール）の略で『戦闘機』の意味。
キャノピーが金コーティングで、機体に電波吸収材を使用。Ａ型よりステルス性がアップ。
ラファールＣの複座型の戦闘攻撃機がラファールＢ。
ラファールＣの海軍型がラファールＭで、ラファールＣと部品の共有率が８割というエコ仕様。
機体的には主翼の前方にカナード翼を持つデルタ翼機で、最高速度マッハ２。超音速（マッハ１．４）での巡航が可能です。
機体の５０％が炭素繊維などの複合材製で地味にステルス機能があります（さすがにＦ－３５には劣るらしい）。
ハードポイントは翼端のミサイルランチャーを含めて１４ヶ所。双発でハイパワーなので武装の積載量は脅威の約１０トン。フランス製の空対空ミサイルや対艦ミサイル、レーザー誘導爆弾などを装備できるマルチロールファイターになってます。
デルタ翼機は低速時に不安定なので、コンピューターを介した３重のフライバイワイヤで制御されてます。
コックピットも液晶パネルのグラスコックピット。
タレス・スペクトラ電子戦システムも搭載してるので、電子情報収集や電子戦（敵のレーダーや誘導ミサイル、通信を妨害したりとか）も出来る模様。
ＮＡＴＯ軍としても使われるのでＮＡＴＯ規格のデータリンクシステムも装備してます。
と、かなり高性能な戦闘機です。
下側を絞り込んだ機首と、それに合わせたＳダクトエアインテークがデザイン上の特徴で、上から見るとユーロファイターと似ているものの、前から見るとユーロファイターよりも優雅なデザインです。エアインテークのデザインの違いにより、ステルス性はユーロファイターよりもラファールの方が優れている模様。
空母艦載機のラファールＭは、１９９１年１２月１２日に初飛行（この模型のＭ０１）。
艦載機なのでアレスティングフックを装備。着艦の衝撃に耐える為に機体下部を大幅に強化。ランディングギアも衝撃に耐える為にチタン合金製です。
また、着艦の為のマイクロ波着艦システムを装備。
カタパルトに接続するため前輪が海軍仕様になってます（アメリカの空母でも運用可能）。
あとは海軍機の特徴として、コックピットに乗り込むためのラダーが格納式です（空軍機は機首の形に合わせた専用の変な形の梯子を持ってくる）。
艦載機としての装備が増えたのでＭ型はＣ型よりも０．５トン重くなり、最高速度がマッハ１．８まで落ちてます。
ラファールはアメリカのＦ／Ａ－１８やＦ－３５よりも安いのに高性能なので、インドやエジプト、カタールやギリシャで採用され輸出されてます。
特にインドは空母を保有してるのでＭ型が輸出されてます。
またラファールＭは原子力空母シャルル・ド・ゴールに搭載され、湾岸戦争に参加してます。
写真の２枚目は、斜め前から（※見本）。
写真の３枚目は、ブリスターの裏から。
◆発送に関して。
定形外郵便４５０円で発送予定です（＋１６０円でネットで荷物追跡可能な特定記録を付けることができます）。
定形外郵便は補償がつかないので、ゆうパックでも発送可能です（高くなるが・・・）
プチプチで包んで、封筒で発送予定。
●ゆうパック（６０サイズ）
[長崎県] 820円（長崎県内）
[北海道] 1740円 (北海道)
[ 東北 ] 1740円 (青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)
[ 関東 ] 1410円 (茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)
[ 信越 ] 1410円 (新潟、長野)
[ 北陸 ] 1150円 (富山、石川、福井)
[ 東海 ] 1150円 (静岡、愛知、岐阜、三重)
[ 近畿 ] 990円 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
[ 中国 ] 880円 (鳥取、岡山、島根、広島、山口)
[ 四国 ] 990円 (香川、徳島、愛媛、高知)
[ 九州 ] 880円 (福岡、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島)
[ 沖縄 ] 1100円 (沖縄)
・ゆうパックは補償が付きます。
・時間帯指定出来ます。
・荷物追跡可能です。
■ヤフオクの仕様変更で取引ナビに電話番号が表示されなくなったので、ゆうパックをご希望の際はメッセージ欄に電話番号を書き込んでください。
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他にも色々出品してますので、同梱するとバラバラに送るよりも送料がお得になります（私も発送作業が楽だし！ 取り置きも可）
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