商品は、バンダイから2005年に発売された『WING CLUB COLLECTION(ウイングクラブコレクション)Part.L3』より『メッサーシュミット Bf110(灰色迷彩)』になります。
外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。
箱の裏面にマジックで〇が付けてあるので、箱マニアの方は入札されない方が良いでしょう。
灰色のスプリッター迷彩の塗装は美しく、エンジンの排気管や機首の機銃など細かく再現されており、コックピットの中のパネルまで再現されてる精密さ。
翼や機体のモールドも精細に入ってます。
◆趣味のBf110
Bf110は、バイエルン航空機(後にメッサーシュミット博士に乗っ取られて社名がメッサーシュミットに変わる)が1937年に作り出した傑作重戦闘機になります。
メッサーシュミットなのに『Me』ではなく『Bf』で始まるのは、バイエルン航空機(Bayerische Flugzeugwerke)が開発したから。
第1次世界大戦後、各国では、来たるべき次の戦争に備えて新兵器の開発に余念がありませんでした。
そして当時、双発の重戦闘機の開発が世界的に流行ってました。
と、いうのが爆撃機は敵の戦闘機に弱いので、長距離を飛べる護衛戦闘機が必要になったから。
当時のエンジンは非力だったので、単発機だと燃料をたくさん積めず(積むと重くなって飛べなくなる)、爆撃機隊の護衛に使えず、敵機の迎撃にしか使えませんでした。
なのでエンジン2個にして、遠くまで飛べる護衛戦闘機を作ろー。という流れです。
日本でも、十三試双発陸上戦闘機(※後の『月光』)を開発してました。
ドイツではバイエルン航空がBf110を開発。1936年に試作機が初飛行します。 この試作機が時速510kmという、当時のドイツ空軍の最速記録を出した為、ゲーリング元帥が大変喜び、元帥の肝煎りで実用機の開発がスタートします。
完成した実用機は、最高時速540km(試作機より速くなってる)、航続距離1410km、武装が20mm機関砲2門と7.7mm機関銃4丁という重武装で、大変高性能な双発戦闘機として完成しました。
本来、爆撃機部隊と一緒に出撃して爆撃機隊を守る護衛戦闘機として開発されたのですが、ドイツでは、この考え方を一歩進めて、Bf110はカンプ・ツェルシュテラー(戦闘駆逐機)というジャンルに分類してました。
その任務は、爆撃機編隊に先行して敵地に飛び、上がって来た敵の迎撃戦闘機を殲滅し、爆撃機隊が安全に爆撃を行うとゆー画期的な物。
Bf110の初陣は1939年9月のポーランド侵攻で、この時、ドイツ軍が保有する全てのBf110(95機)が出撃。ポーランド空軍の迎撃戦闘機を壊滅させました。
続いて1940年4月のノルウェー侵攻作戦でも、ノルウェー空軍の戦闘機を駆逐!(ただし、ノルウェー空軍の戦闘機は複葉機)
更に1940年5月からのオランダ・ベルギー・フランス進攻作戦においても、フランス空軍の戦闘機に多少、苦戦したものの、やっぱり一方的に勝ってます。
自信を深めたドイツ軍は1940年8月からのバトル・オブ・ブリテンで、爆撃機隊の護衛戦闘機としてBf110を出撃させますが、Bf110の部隊が壊滅します。
実の所、ヨーロッパには旧式のポンコツ機しか居なかったので、高性能機のBf110が大活躍だったのですが、イギリスは違っていたとゆー。
イギリスは最新鋭戦闘機スピットファイアを用意しており、Bf110はバタバタと落とされました。
Bf110は、双発機としてはコンパクトなのですが、それでも単発戦闘機よりも大きいですし、旋回性能などの機動性なども劣る為、空中格闘戦では勝ち目が無いとゆー。
米軍がP-38で行ったように一撃離脱戦法を取れば良いのですが、爆撃機のエスコート任務でそんな事をすれば、その間に肝心の爆撃機が落とされるというジレンマが・・・。
この為、Bf110は国内の防空部隊に配置換えになりました。
しかも後継機のMe210が完成した為、Bf110の生産ラインは閉じ、Bf110は2500機の生産を持って終了する事になりました(ここでBf110の活躍はおわるはずでした)。
しかし1941年になると、イギリスによるドイツへの夜間爆撃が本格化してきました。
そして配置転換になった旧式のBf110は、敵爆撃機の迎撃任務にうってつけだったのです。
スピットファイアには勝てなかったものの、イギリスの爆撃機より時速で100km以上速く、しかも20mm機関砲を積んだ重武装機なので、鈍重な爆撃機なぞ敵ではないのです。
国内防空隊に配備されたBf110はイギリスの爆撃機を落としまくります。
しかもBf110の後継機として開発されたMe210には、飛行中に突然操縦不能になって落ちる。という意味不明な欠陥が見つかったため、257機だけ生産されただけで製造が打ち切られます。
Me210の後継機としてMe410が開発されることになりましたが、現場はそんなの待ってられないので、メッサーシュミット社の工場では、再びBf110を再生産する事に!
ちょっぴり旧式ですが、その実力は折り紙付きです。
レーダーと斜め機銃を積んで夜間戦闘機として生まれ変わったBf110はその後も生産が続けられ、最終的に5700機を超えるBf110が生産されました。
そして夜間戦闘機として、2000機以上のイギリスの爆撃機を落としてます。
高性能だったBf110は、戦闘駆逐機→迎撃戦闘機→夜間戦闘機と任務を変えながらも第2次世界大戦を戦い抜いた名機になります。
1/144で、全長約9cm、全幅約11cm
組立は、双垂直尾翼の接着と、キャノピーの装着、タイヤの取り付けです。
タイヤは部品の差し替えで、飛行状態と着陸状態のどちらかを再現可能です。
機体上面をグレーのスプリッター迷彩、機体下面をオフホワイトに塗装してあります。
完全塗装済みなので、模型作りで一番面倒で、身体にも悪い塗装をしなくても良いのが良いところ。
塗りはかなりキレイです。
デカールが付属しており、飛行隊記号として、
『3U』、『KK』、『A2』、『2N』、『AH』、『BL』
が付属し、パーソナルマークも2種類付属しますが、取説には、どこにどのデカールを貼れ。と書いてない不親切仕様。『世界の傑作機』辺りで調べて下さい。
将校っぽい人形とパイロット(立ってる)が付属します。人形は台座に立たせられます。
写真の1枚目は、箱と中身全て。
写真の2枚目は、組立見本。
写真の3枚目は、ブリスターの上から機体上面。
写真の4枚目は、ブリスターの裏から機体底面。
写真の5枚目は、リーフレット。
◆発送に関して。
定形外郵便290円で発送予定です(+210円でネットで荷物追跡可能な特定記録を付けることができます)。
定形外郵便は補償がつかないので、ゆうパックでも発送可能です(高くなるが・・・)
プチプチで包んで、封筒で発送予定。
●ゆうパック(60サイズ)
[長崎県] 820円(長崎県内)
[北海道] 1740円 (北海道)
[ 東北 ] 1740円 (青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)
[ 関東 ] 1410円 (茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)
[ 信越 ] 1410円 (新潟、長野)
[ 北陸 ] 1150円 (富山、石川、福井)
[ 東海 ] 1150円 (静岡、愛知、岐阜、三重)
[ 近畿 ] 990円 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
[ 中国 ] 880円 (鳥取、岡山、島根、広島、山口)
[ 四国 ] 990円 (香川、徳島、愛媛、高知)
[ 九州 ] 880円 (福岡、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島)
[ 沖縄 ] 1100円 (沖縄)
・ゆうパックは補償が付きます。
・時間帯指定出来ます。
・荷物追跡可能です。
■ヤフオクの仕様変更で取引ナビに電話番号が表示されなくなったので、ゆうパックをご希望の際はメッセージ欄に電話番号を書き込んでください。
ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルなのはオークションのお約束~♪
他にも色々出品してますので、同梱するとバラバラに送るよりも送料がお得になります(私も発送作業が楽だし! 取り置きも可)
↓
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/waka214b 軍用機は日曜日の夜終了で固めてます。
落札代理業者様&個人の代理落札は、トラブルになった時に物凄~く面倒な事になるので、取引をお断りしております。落札代理業者様が落札されても『落札者都合による削除』します。なので、入札しないで下さい。
また日本語が使えない外国人の方も取引にならないので、お取引をお断りします。
あと終了直前入札は避けていただけると、出品者としてありがたいです(特に複数落札の場合)。