ご覧頂きありがとうございます。こちらの商品はKATOの20系客車6種9両と、KATOのサロ85300をそれぞれ塗り替え以下のような編成にした商品となります。
【加工点】
《全車共通事項》
・車体はジェイズ戦前客車色で塗装
・屋根はジェイズ暗い屋根グレー用灰色で塗装
・1等帯は白サフで塗装
・2等帯はGSIクレオスのインディブルーで塗装
・車番は昭和16年以降の形式が2桁になった称号改正後をイメージ
・各種表記類をそれらしく配置
・所属「大ミハ」で設定
・ツヤのある光沢仕上げ
《1号車:オロネフ231》
・種車はナロネ21 専務車掌室付き
・機関車次位や最後尾を考慮した幌蓋付きの仕様
・窓ガラスが青色で座席パーツが緑色の最新仕様
《2号車:オロネ211》
《3号車:オロネ212》
《8号車:オロネ214》
・種車はナロネ21 車掌室、非常口なし
・窓ガラスが青色で座席パーツが緑色の最新仕様
《4号車:オシ201》
・種車はナシ20
・窓ガラスが青色の最新仕様
《5号車:ナロ201》
《6号車:ナロ202》
・種車はナロ20 非常口有り
・窓ガラスが青色の最新仕様
《7号車:スロ813》
・種車はサロ85300
・台車をTR65に変更
・ベンチレーターを撤去しアルモデル製10系用AU14冷房装置を取り付け
《9号車:オイロネ221》
・種車はナロネ22 車掌室なし
・窓ガラスがクリア時代で座席は緑に塗装済み
・ルーメット(個室寝台)を1等寝台として室内にエヌ小屋製20系用グレードアップパーツを使用
・ルーメット(個室寝台)の窓にカーテン(収納仕様)を取り付け済み
《10号車:オイネフ201》
・種車はナロネ20
・窓ガラスが青色の最新仕様
・室内にエヌ小屋製に20系用グレードアップパーツを使用
・各個室の窓にカーテン(収納仕様)を取り付け済み
【作者コメント】
こちらは架空20系客車シリーズ初となる編成モノです。
20系客車はとにかくぶどう色がよく似合います、今回は戦前の2等車が青4号帯で1等車が白帯の仕様で編成にしてみました。
名士列車とは戦前に実在した、荷物車と食堂車を除けば1等・2等車のみで構成された東京-神戸間の急行17・18列車(以下17・18レ)のことを指し、この17・18レは特急「富士」が3等車の連結を開始した後も昭和13年の「燕」との同時廃止まで1・2等のみの構成を保ち続けました。
そんな青帯と白帯の連なる列車を20系客車で作ってみました。若干2等座席が多くなってしまいましたが…
中間のスロ813は上記の通りサロ85300が種車ですが、やはり車体構造からぶどう色がよく似合っています。17・18レや「富士」に繋がれる2等座席車は転換クロスシート車ばかりで、大型ボックスシートの2等座席車が連結される優等は「鴎」程度であったことを気付いた頃にはもう車番が貼り終わっていました。
オロネ214が飛び番号になっているのは2等座席車の飽和で増備が中断になった名残です。
1等展望車を生やし「富士」と言い張ることも出来ると思います。荷物車や電源車に関しては自由形なのでテキトウに調達すると良いでしょう。あの顔のカニ21やナハネフ22にもぶどう色が合う、とは堂々と言えないのが悩みの種です。
【発送について】
KATO10両用ブックケースに入れての発送となります。
よろしくお願い致します。