お譲りするのは、Aurex(東芝 Toshiba)のパワーアンプSC-88の稼働品1台になります。
購入当時の付属書類(取扱説明書、データシート(実測)2枚、技術解説書(コピー)、当時の保証書)をお付けいたします。
データシートは81年の工場出荷時のものと、83年にスイッチ表示の緑ランプ切れで東芝のメンテナンス窓口に修理依頼をした際に、再測定されたものの記録紙2枚です。
技術解説は原本は傷みもあり、手元に置いておきたいので、コピー1部お付けいたします。SY-99と本機の開発テーマや仕様などが記載されている10ページほどの資料で、購入した当時に頂いたものです。
今回の出品にあたり、楽音での再生確認と1KHzの歪率測定をしましたところ、当時の測定表の値以下でした。
ラック保管でしたので、傷、汚れは年式の割には少ないとは思いますが、無傷ではございません。写真にてご確認をお願いします。
古い製品ですので、コンデンサ等の消耗部品交換等も行っていないオリジナルのままですので、お届けした後の保証はいたしかねますが、当方ではQuadのPro63を接続し、月1回程度通電するようにはしておりました。
本機は長岡先生が愛機とされていたプリアンプ「SY-99」と組み合わせるパワーアンプとして開発された製品で、プリアンプと本アンプは受注生産品でした。
当時、プリアンプとセットで購入したものになります。
実機の測定表を1台1台添付してくるなど、当時の東芝の力の入れ方がわかる製品です。
全盛期のAurexの製品をご存じの方には説明することもないとは思いますが、
SY-99同様1mm無酸素銅基板、低インピーダンス定電圧電源、Λコンデンサ、リレーを信号経路から排した無接点化等々、Hi-ftトランジスタの開発等々の力作でした。
<ご注意>
本機は完全DCアンプです。
直流漏れ等がある機器は接続しないでください。
DCサーボ等もありません。出力オフセット電圧が安定するまで少し時間がかかります。
電源投入時など、能率が高いスピーカーでは、電源投入時あと、「ランプが緑」に変わった際に、
「ポッ」と
音がする場合がありますが、異常ではございません。
(取扱説明書にも記載がありますが、マルチアンプで利用される際は、DCカットのコンデンサをスピーカユニットに接続するように奨めています)
なお、発送につきましては、30Kgを超えますので、佐川急便か手渡しを考えております。
そのため、落札者の住所必要に応じて、電話番号をご教示頂いた後、送料、手渡し等のご相談をさせて頂きたいと思います。
その他の手段をご希望の方は、入札前に質問欄にてご相談いただけますようよろしくお願いいたします。
佐川急便ラージサイズ宅配便
手渡し(愛着ある装置故、神奈川県内のみガソリン代程度をご負担いただければ、自家用車でお届けしたいと思います)
を想定したいと思っております。
ご利用いただける方がございましたら、よろしくお願いいたします。
<SC-88の特徴>
240W(8Ω)x2chの出力
3パラのHi-ftトランジスタ(ft=50MHz)
1000μ(1mm)銅板ガラスエポキシ基板
低インピーダンス定電圧電源(10KHz 1mΩ以下)
Λコンデンサ
平滑コンデンサに低倍率黄銅端子電解コンデンサ6800μFの並列接続
信号系に機械接点が入らない保護回路
樹脂充填でダンプしたハニカム構造アルミ鋳物ヒートシンクを筐体と一体化
ラックの出し入れに便利なキャスタ構造のフット装着
仕様 ステレオパワーアンプ
出力 240W(8Ω)x2
350W(4Ω)x2
全高調波歪率 20~20KHz、8Ω)
定格出力時 0.008%以下
1W出力時 0.006%以下
周波数特性 DC~500KHz(ー3dB)
入力感度2V
ダンピングファクタ 100以上
スピーカインピーダンス 4~16オーム
S/N比 120dB以上
消費電力 480W
電源電圧 100V (50/60Hz)
外形寸法 450Wx172Hx448D mm
重量 29Kg
検索用
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SY-99
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ヤマハ
B-5
Technics
SE-A3
SE-A7000
Accuphase
P-500
P-500L
P-6100
(2025年 2月 21日 19時 28分 追加)取扱説明書はオリジナルの元本です。