【送料無料】希少盤 プロコル・ハルム&パラマウンツ5CD[30th ANTHOLOGY 3CD SET]+5th[BROKEN BARRICADES]+[WHITWR SHADES OF R’n’B/THE PARAMOUNTS]ロビン・トロワー全音源
【送料無料】で60年代から70年代にかけて活躍した英国のバンド、プロコルハルムの初期の音源(アルバム1st~4thまでと同時期のレア・テイクを収録した30周年の[アンソロジー3枚組]と5th[ブローケン・バリケーズ]<紙ジャケット仕様>と[青い影]発表以前のザ・パラマウンツ音源を計5枚のCDで出品致します。名ギタリスト,ロビン・トロワー在籍時代のプロコル・ハルム音源がこの5枚全てに含まれています。レンタル落ちではありません。
①[PROCOL HARUM 30TH ANNIVERSARY ANTHOLOGY] 3枚組 全52曲 WESX 301-3 《3CD SET/4ORIGINAL ALBUMS/RARITIES/UNRELEASED》1997年CD発売 英国盤
*詳しい曲名は、画像5/6/7をご覧下さい。
②5th [BROKEN BARRICADES] 全8曲 1971年作品 VICP-62043 2001年CD発売 国内盤《紙ジャケット仕様》20bit K2デジタル・リマスタリング
*詳しい曲名は、画像8をご覧下さい。
③ザ・パラマウンツ[THE PARAMOUNTS/WHITER SHADES OF R’n’B] 全16曲 EDCD112 1983年CD発売 仏国盤
*詳しい曲名は、画像9をご覧下さい。
英国エセックス州出身の1962年結成の4人編成のバンド=パラマウンツがベースとなりプロコル・ハルムが発足。
メンバー;Key Vo/ゲイリー・ブルッカ― G/ロビン・トロワー B/クリス・コッピング D/B.J.ウィルソン 詩/キース・リード
①は、
『僕にとっての67年夏は、プロコル・ハルムの「青い影」だった。夏休みの間中、シングル盤をターンテーブルに乗せていたのを覚えている。だから72年の来日公演で、この曲に合わせて手拍子を打つ無神経なファンには怒りを禁じえなかったものだ。
まずデビュー作「青い影/PROCOL HARUM」(67年/全米47位)は永遠の名曲ともいえるべきタイトル曲(本CDはオリジナル・リリースのリーガル・ゾノフォン盤と同じ曲目なので未収録)のヒットに合わせ、メンバー・チェンジを行い、一説には3日間で制作された作品。ロック、R&B、クラッシックが混然となったサウンドが聴けるが、5人目のメンバーともいうべきキース・リードの詞と、ゲイリー。ブルッカ―の曲の質に作品の完成度が追いついていかないのが残念。
急造の前作に変わり、時間をかけ作られた「月の光/SHINE ON BRIGHTLY」(68年/全米34位)は早くも風格を感じさせる作品となっている。日本では⑬がマイナー・ヒット。何といっても最高の聞きものはロックオペラの先駆とも言うべき17分にもわたる組曲⑰だろう。-略- ダブルキーボードという表面的なことだけでなく、ヨーロッパ的イメージの裏にアメリカのルーツ・ミュージックの要素が見え隠れするのが見逃せない。
より英米の要素が混在しているのが、最高傑作と評価も高い「ソルティ・ドッグ/A SALTY DOG」(69年/全英27位/全米32位)だ。プロデュースを務めたマシュー・フィッシャーと、ロビン・トロワーの主張が強まったこととで音楽的にも広がりが見られ、今ならハマる。
そしてフィッシャーの脱退に伴い、前身のパラマウンツのメンバー4人が揃い、クリス・トーマスのプロデュースにより生れたのが「ホーム/HOME」(70年/全英49位/全米34位)。トロワーがジミ・ヘンドリックスと化す
ハード・ロック⑩ではじまるが、死をテーマにしているものが多く、印象としては暗い。』
レコード・コレクターズ2001年5月号 三宅はるお氏ライナーノーツより
ご存知の方もいると思いますが、「青い影」がヒットした1967年はまだまだモノラル録音が多い時代でこの名曲も<4:01>のモノラル録音でシングル発売されましたが、本30周年アンソロジーCDには、SIDE3(画像7)に<6:04>の長尺ステレオ・ヴァージョンや<5:47>のインスト・ヴァージョン(モノ)等貴重なテイクが収録されています。本CD発売の英国ウエストサイド・レーベルは1999年には[Pandora’s Box]というステレオ音源を10曲収録したCDをリリースしていますが、本作に収められたファースト・アルバムのステレオ音源数曲は本作が初出と思われます。また2枚目シングル「ハンバーグ」のステレオ・ヴァージョンも初出かも知れません。余談ですがゲイリー・ブルッカーの声質は<スティーヴ・ウィンウッド>タイプのバラード歌唱に映える声ですね。
②は、
『通算5枚目の[ブローケン・バリケーズ](71年/全英42位/全米32位)は、前作ホームの延長線上にあるハード・ロック的作品で、これを最後に脱退してソロとして大成功を収めるロビン・トロワーのギターが全面にフィーチャーされている。シングルにもなった「シンプル・シスター」、ロビンのジミ・ヘンドリックスへのオマージュで思い入れたっぷりの「ソング・フォー・ア・ドリーマー」がハイライトだが、それは彼の決別宣言でもある。ジャケットがオリジナルの穴あき見開き(画像4)になっているのはうれしい。日本では初CD化だ。』
レコード・コレクターズ2003年4月号 三宅はるお氏ライナーノーツより
彼らは、1967年の「青い影」で一躍世界的ヒット曲を飛ばしますが、この曲は、上記パラマウンツが、1966年に解散したのち鍵盤奏者ゲイリー・ブルッカ―が詩人のキース・リードと書いた曲で「プロコル・ハルム」のスタートのキッカケとなりますが、ファースト&セカンド&サードアルバム発表後さまざまなメンバーチェンジの結果バンドはかつての「パラマウンツ」の4人に詩人キース・リードを加えた5人編成(第3期メンバー)に落ち着きます。このメンバーで4thアルバム[HOME]をリリースし、本作CD[BROKEN BARRICADES]がこの同メンバーでのラスト・アルバムにあたります。本作を最後にギターのロビン・トロワーが脱退し、ジミ・ヘンドリックスの再来(?)、後継者(?)と呼ばれるようなギターワークのソロ活躍をします。アルバム8曲中トロワ―の3曲は、キーボード中心のクラシカルなイメージのプロコル・ハルム・サウンドとはかけ離れたハードロック・サウンドでギタリストとして頭角を現したトロワーにとってはバンドを離れる理由を推測することができます。その後の活躍はロックファンの皆さまの知るところとなります。このオリジナルLP盤は、見開き内側の4人の顔がジャケット外側から覗ける形になっていたのを忠実に再現してあります(画像4)。
③は、
メンバー;Vo.Key/ゲイリー・ブルッカー G/ロビン・トロワー B/クリス・コッピング Dr/B.J.ウィルソン
ザ・パラマウンツは、イギリス エセックス州で1959年に結成された4人組のR&Bバンド。プロコル・ハルムの前身バンドで、1966年まで活動した。1967年プロコル・ハルムが「青い影」のヒットを放つと再集結され、4th[ホーム]と5th[ブロークン・バリケード]はパラマウンツと同メンバーで録音される。とかく「プロコル・ハルムの…」と言われがちだが、本CDを聴けばゲイリー・ブルッカーの渋いヴォーカルとピアノ、そしてロビン・トロワーのギターが奏でるR&Bは同時期の他のグループを越えるレベルということが認識できます。本CDは、仏国edsel RECORDSからのリリースですが、何故かパラマウンツの音源は本国イギリス盤もあまり見かける事がなく希少盤です。
在庫整理で出品致しますが、申し訳ありませんがバラ売りは致しません。3セット(5枚)での購入をお願い致します。大切にしまってありましたが、盤面は奇麗ですが、①の箱が経年の擦れ跡が角々(画像3)にあります。保管期間は長かったので、神経質な方はご遠慮下さい。ノークレームノーリターンでお願い致します。迅速な発送を心がけます。
他にも音楽CD・DVDを中心に色々と出品しています
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