GY6125、GY6250、(GY、DY、WH中華カブ)系 DC-CDI 互換品半完成ベアボーンキット
内部トランスで直流+12V電源を増幅昇圧して点火できるDC-CDIユニットです。樹脂モールド無し半完成品にて
自由に配線、確認、改造、チューンナップも簡単可能。DC-CDIなので始動から強力点火。
ボリューム1個にて、ノッキングを避け進角度可変可能。各種車CDI故障対策用にもどうぞ。
DC+12V専用 (DC-CDI車専用)
6pin(4+2pin/SMDC)コネクタ。
モールド無し半完成品ベアボーン
大きさ:7.9x4.3x1.5cm(コネクタ別)
*キルスイッチ端子は、ピックアップコイル+に内部接続されていますので、必ずキルスイッチは「GND落ち」になる様にハーネス配線を確認、又は変更して下さい。しない場合に(FTR系などバッテリー接続タイプの一部)は、ピックアップコイルを焼損し、エンジン不動となります。
(内部配線の変更も可能)
*調整後は防水の為、基盤全体やADJ部にシリコンボンドを塗るか、全体をクリア塗装噴き、密閉ケースに収容して、水が浸入しない様にして使用してください。
*AC-CDI車のモンキー、ゴリラ、スーパーカブなどに付けると破損、出火する可能性があります。カブやモンキーのAC-HV配線に接続すると一瞬で壊れます。また、ポイント点火車には使えません。無理矢理な自己流、誤配線やそれらの車種はおやめください。
(DC-CDI化車体側ハーネス加工などが必要になります。図のAC-DC-inは、低電圧電源入力です。AC-HVには接続出来ません。)
* 12VAC(DC)IN端子にバッテリーからの、直流+12V電源を接続してください(12~14V)。なお、内部にDi付きですので、半波整流タイプの交流ACG(ライティングコイルAC低圧電源(正相、フレーム接地共通に限ります))も、接続出来ますが、バッテリーよりも始動性や安定性は落ちます。
*素でのコンデンサ変更は、9000rpm以下として、2~3μF程度までと思われます。
(パワエレ用ポリプロピレン製、耐圧DC300V以上を使用して下さい。)
*点火範囲(BTDC角度)は、ACG側パルサーローク角度のままで、上昇回転数が調整可能です。
*これは汎用互換品です。世代により適宜、配線の組み換えが必要になります。基本的に表記表題の車種のみ(ホンダ製4stアナログCDI車世代と互換車両)で使用できます。対象は、1山短台タイプピックアップ、正/負パルスピック搭載車のみです。
サービスマニュアルの配線図などにてご確認下さい。
*アナログCDIのオリジナルと違って、チップにリセットパルス信号が必要な様ですので、表記車種のピックアップ極性以外では動作しません。
*改造に関しては事故の可能性がありお勧め致しません。やるのは自己責任、オシロスコープなどの道具や、ポリプロピレンコンデンサとPETコンデンサの使い分けが出来る、電流積の測定計算が可能、発振波形の判断が出来る程度のツールと電子回路素養が必要です。
写真の物になります。NC/NR、無保証です。
表記車種以外の広範囲の他車種適合性についてはわかりません。
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TCI車には使用出来ません。
ヤマハ車(だいたい点火遅くなります)、、キムコ車(大半は逆パルス)、ホンダ2st系(大半は逆パルス)、初期のSCR1個の奴(大半は逆パルス又は2波目無し)、スズキ車、カワサキ、韓国台湾製スクーター、多極タイプには使用できません。
エンジンを壊さない様、最初は慎重にセッティングして下さい。
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* 12VACIN端子にバッテリーからの+12V接続してください(12~14V)。なお、内部にDi(SCR)付き、REG内蔵ですが、カブやモンキーのAC-HVに接続すると爆発的に壊れ発火します。誤配線や自己流加工、それらの車種はおやめください。
*ヤマハ車、キムコ車などには使用できません。短い1山タイプピック用です。
応用:ピックアップコイルを、デイグリー系に交換してバルス極性を互換にする改造にご利用可能です。オシロスコープやタイミングライトなどの基本測定器類が必要です。
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Q:配線図のユニットは交流点火用(AC)ピンアサイン図にも電源にACと書かれているようですが
A:これは低圧AC電源も使用可能という意味です。説明文にもありますように、モンキーなどのAC-HVに接続すると一瞬で壊れます。また、平滑されたバッテリー直流電源に比べて始動性、安定性は悪くなります。
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ポテンショをどちらに回したら進角するかは、基本的には回路上は右に回すと遅延時間減少で進角となります。
このCDIは仮想的に数値が決まってる訳ではなく、使用するバイクのピック特性に依存します。ピックパルス1波目が正確に得られるかどうかですが、可能性としては最大進角はピックアップの前縁角度になり、最小進角は後縁角度になります。つまり1山ピックであっても、一波目正極性の場合はホンダ以外のヤマハ、スズキ、カワサキ製に多い、前縁BTDC54~74度のタイプであれば、最早BTDC54~74度点火になり、直ちにエンジン破損に至りますので、ご注意下さい。ホンダ製1山ピック時代の前縁角度はBTDC25度~33度、後縁はBTDC8度~15度、が多い様です。
配線接続確認し易くする為に、わざわざ透明な製品をご用意させて頂いております。なお、説明文にあります車種のように、ホンダ・アナログCDI車(DC-CDI系)旧車とその中華互換系のみで使用可能です。基本的に工業高校卒18歳以上が対象の商品でございます。
Q>XLディグリー であれば全てそのままコネクターオン使用できますか?
A >KR9以外たぶんできません。配線はかなり近いですが、(KR9であっても)ハーネス自体の結線ご確認が必要、ご自分で出来る技能がある事が最低条件、自己責任です。例えばMD16とMD22、MD22(BAJA)などは外観もコネクタも同じですが、AC-CDI、DC-CDIが混在しています。
AC点火の世代の車体やエンジンには、絶対に使用できません。また、初期デジタルメーター(スロポジ付き)の車体は常識的に、DC-CDIであっても、ハーネス改造しないと使えない場合があります。基本的に当該車(世代)のサービスマニュアル配線図にてご検討頂くか、ご自分で弄らず電気に詳しい販売店などにご相談下さい。運で適当にやると車両火災などで死亡する可能性があります。
ご参考
ttps://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejfms1990/120/7/120_7_755/_pdf