「ARMANI(アルマーニ)」
1934年にイタリア北部の街・ピアチェンツァで生まれたジョルジオ・アルマーニは、
大学で二年間医学を学ぶも、好きなファッションの道を目指すため大学を中退。
ミラノの有名百貨店ラ・リナシェンテの販売員として就職する。その後、ニノ・セルッティ
のもとでデザイナーとして働いた後、41歳で友人と共同で会社を設立。レディス・メンズの
プレタポルテコレクションを手がけるようになる。
1980年代にアンコンストラクテッド・ジャケットによってファッション界に革命をおこし、
30年以上にもわたって自身のブランドを成長させてきた彼の足跡は、「ミラノの帝王」
「マエストロ・ディ・マエストロ」(巨匠中の巨匠)と呼ばれ、独自の荘厳なスタンスを展開しております。
【 特徴 】
若いマインドを持つ人たちに向けて発信される、『EMPORIO ARMANI（エンポリオ・アルマーニ）』
トップカテゴリーである「ジョルジオ・アルマーニ」のディフュージョンラインと勘違いされることが
多いようですが、これはまったくの認識違いでエンポリオはひとつの純然たるコレクションラインとして
展開されています。「ジョルジオ」が¨ 魅せるモード服 ¨ ならば「エンポリオ」は、アルマーニ氏の
独特の美しいライント、洗練された色使いといったデザイン哲学がしっかりと反映された¨リアルクローズ¨
といったところです。
【 アイテム 】
モダンでリッチな紳士のダウンは、アウトドア感丸出しのダウンではいけません。
極寒地ではなく、あくまで「都会の街中」を想定としたスタイリッシュな「都市型ダウン」
選ぶポイントは『 ① 平日のビジネスシーンにも似合う上品なデザインであること 』
古くから極寒地での作業服などとして用いられたダウンジャケットは、ともすると
アウトドア感が強く出すぎて、人に逢うことの多いビジネスシーンではどうしても不釣り合いなものとなってしまいがち。
この手の一着に求めたいのは素材が生む上品感となります。
『 ② スーツやジャケットの上から着られるコート型であること 』
ジャケットの裾が隠れる、まるでテーラードジャケットのような絶妙のフィット感と着丈、
構築感を備えたコートタイプのソレを選ぶというのも一案。これならドレスシャツやスラックス、
ハイゲージニットの上からジャケット感覚で軽快に羽織るだけで、男の精悍さが際立ちます。
『 ③ 体型をすっきりシャープに見せてくれる細身のシルエット 』
アウターにボリュームがありすぎると、スマートにはいきません。たっぷりとダウンを詰めながらも、
細見えする切り替えやステッチワークを用いた¨立体パターン¨によってジャケットのような着ぶくれとは無縁のスタイリッシュさを醸します。
この計算し尽くされた美しいシルエットは、まさに都市型ダウンの理想型といえましょう。
【 コメント 】
そこでご紹介するエンポリオ・アルマーニの『ヴァージンウール 2wayフードダウンコート』。
無骨な印象を持つディテールワークを持ち、素材感で男らしい雰囲気と落ち着いた雰囲気を醸す逸品。
着回しやすいダッフルコート型のデザインは、ハーフコートのようにジャケットの上から羽織れ、
ダウン特有のカジュアル感も少ない上品な印象。素材も、シックで落ち着いた¨ウーステッド¨になるので
ドレス系のスタイルにふりやすく、ジャケパンやスーツにも難なく合わせられますのでビジネスシーンでも大活躍間違い無し！
どんなコーディネートにもすんなり溶け込むので、ブルゾン丈のダウンジャケットとは異なる¨大人のお洒落¨を存分に楽しんで頂けます。
デザインは、例年以上の盛り上がりを見せている注目アウター「ダッフルコート」です。
ダッフルコートといえば、いつの時代も女性からの人気が高い好感度アイテム。ダッフルコートの特徴を残しつつ
クラス感のある素材に最高級グースダウンを充填したアルマーニらしいアプローチで進化（真価）を遂げた
ハイブリットなダウンコートです。ダッフルコートというと、ズッシリ重たいメルトンで作られたものが定番なのですが、
本作は¨ウーステッドｘダウン¨の組み合わせなので、ダッフルコート特有の洒脱な顔立ちは残しつつ、¨軽くて温かい¨を実現。
従来のダッフルコートとは似て非なるもの、デザインこそ同じですが毛色がまったく違います。
ダッフルコートの魅力は着こなしのアクセントになる要素が満載なところ。
スポーティ感と骨太な男らしさを兼ね備えた「着脱式にアレンジしたフード」、フロントトップは、
どこか少年っぽいニュアンスを醸し出す、手袋をしたままでも開閉できる「トグル留め」、
アイビー譲りの育ちの良さをも感じさせる「大きめのパッチポケット」と、
基本スペックに女性ウケする要素が満載。ダッフルコートのアイコンデザインでもある「トグル留め」をフロント全体ではなく、
首下の１箇所だけにすることで、キャッチーな要素は残しつつも、子供っぽくならず、スーツやジャケットにも合わせられる
“大人顔”なので、ダッフルコートは似合わないと決め付けていた方にも気に入って頂けるはず。
フロントは「ダブルジップ」ｘ「スナップボタン」の『ダブルクロージャー』にプラスα（トグル留め）。
一般的なソレはフードは一体型ですが、
本作は¨デタッチャブルフード（着脱式）¨を採用することで、2wayでの着用可能。
腰部には「スナップボタン式のフラップポケット」に加え、横から手が入れられる「ハンドウォーマーポケット」を追加した
『ダブルポケット（ポケット４室）』、フィット感を高める「裾のドローコード」など、機能性を高めたアレンジも見事。
英国ブランドの遊び心とはひと味違う、イタリアブランド、モードブランドならではのウィットに富んだデザインだと思います。
お洒落で上品な見た目だけでなく、道具としての優秀なので“10年後も着られる安心感”がございます。
見えない部分や副資材も完璧です。
内側をめくると、右側に「ファスナーポケットｘ１」、「着脱式のキーリングｘ１」、「ミニポケットｘ１」、
左側に「スナップボタン式のポケットｘ１」。外内合わせて収納数『８室』とまるで羽織るボディバッグ。
鞄要らずの¨多収納＆多機能¨なので役立つこと間違いなし！一般的なジップ（ファスナー）は、YKKやririなど
ジップメーカーの既製品を使用し、ジッププル（引き手）のみオリジナルのものを使用しますが、
本作はファスナーもオリジナルで、スライダーの裏に¨イーグルロゴ¨が彫られております。
ジップの引手は、持ちやすい¨長めのレザー短冊¨デザインでしっかりロゴ入り。トグルは高級感のある本水牛製、
本体と同系色のスナップボタン、キーリングで用いられている重厚感のあるラッチ（メタルパーツ）、これらも刻印入りのオリジナル製。
ドローコードのストッパーもチープなゴム製ではなく本水牛製という、副資材の演出も完璧！
ファーストラインのジョルジオアルマーニに負けずとも劣らない、高級感たっぷりのムードに仕上がっております。
洗濯表示タグが身体に触れないよう施された「タグ収納ポケット」の気遣いも流石です。
ほどよい少年らしさとシックな大人らしさを兼備した絶品ダウンコート。
オーソドックスでありながら、上質でさりげなくひとひねりが利いている。それは、大人の男に必要なワードローブの
必須条件ではありますが、アルマーニはそのさじ加減が絶妙。ビジネスシーンではもちろんのこと、梳毛系パンツ等を
合わせたドレスカジュアル、デニム等のカジュアルパンツでも男らしく上品な雰囲気漂う仕上がり。このようなデザインほど、
クオリティが目立つものですが、こちらはそんな心配を一切感じさせないほどの完成度を誇っています。
【 ディテール 】
・ダウンコート
・３重構造フロント（ダブルジップxボタンｘトグル)
・着脱式フード（ジップ式着脱、ドローコード付き）
・身頃：フラップポケット＆ハンドウォームポケット
・袖：筒袖
・後裾：ノーベント
・内ポケット３つ(ジップポケットｘ１、ミニポケットｘ１、スナップボタン式ポケットｘ１)
・着脱式キーリングｘ１
・内襟：チェーンタグ
・タグ収納ポケット
【 生地 】
素材はシャリ感とシャープな光沢のある『ウールツイル(ウーステッド）』です。
¨羊の一生のうち一度のしかとれない¨「最高級ヴァージンウール」の細番手の強撚梳毛糸を打ち込んだ、
クリーンな上質感を与えてくれるウール１００％のツイル素材。
質感に深みと奥ゆかしい光沢感が備わったラグジュアリーな雰囲気が魅力。
経糸と緯糸に濃淡の異なる糸を使用することで、端整な綾目（斜め方向の織り目）のあるキリッと引き締まった
表情が生み出されてた表情豊かなツイル素材です。しなやかな弾力と生地表面に『 鈍く輝く艶(嫌みのない上品な光沢） 』があるので、
着用した際に美しいドレープが生まれます。ツイルというとワークウエアのような頑丈な雰囲気を思い浮かべますが、
ヴァージンウールで織り立てることで、耐久性はそのままに、ダウンの雰囲気を損なわない¨ソフトでしなやかな風合い¨に仕上がっています。
生地表面には、ヘビーデューティーに嬉しい『撥水処理』が施されております。
ウール１００％の天然素材でありながら、優れた撥水性が備わっていて水を玉のように弾くので少しくらいの雨なら
傘の必要はありませんし、汚れが付きにくいので手入れが楽チンです。ちょっとやそっとのことでは生地がヘタらないので、
デイリーユースに最適です。全方位に見てウールツイルとしては限りなくトップに近いクオリティの最高級ツイルです。
ダウンも選び抜かれた最高級の『ホワイトグースダウン＆ホワイトグースフェザー』。
エンポリオのダウンは品質の劣るダックダウンが大半ですが、本作はジョルジオアルマーニ同様のグースダウンを使用。
ホワイトグースダウンとフェザーか混じった上質のダウンによって軽やかで暖かい着心地のダウンウエアに仕上がっております。
保温性、軽量性、復元力・・・、すべてにおいて最高品質。モンクレールやデュベティカ同等のクオリティとダウン量なので軽くて
暖かいというダウンの必須条件を完璧に満たしています。
ダウンの混率は『ダウン：90% フェザー：10%』の黄金比になります。
フェザーを混ぜることにより、ふんわりと空気を包み込み安定したシルエットとダウンジャケットらしいボリュームを与えております。
またダウンパックで中身が区切られているので、ダウンが平等に分布しダウンの片寄りや型崩れの心配もありませんし、
フェザーの飛び出しが起こりにくくなっております。
【 素材 】
表地／ヴァージンウール：100%
表地／アセテート：67%・ビスコース：33%
詰め物／ホワイトグースダウン：90%・ホワイトグースフェザー：10%
【 色 】
アップ＆ダウンも自在な『ミッドナイトブルー』です。
黒よりも深く艶やかなミッドナイトブルー。一見ブラックにも見えてしまう独特の奥ゆかしさと美しさのある粋なカラー。
ネイビー特有のスポーティさとは無縁な“ エレガントさ ”と着こなしに“ 引き締め効果 ”をプラスしてくれます。
汎用性の高さは折り紙つき。合わせるボトムスの色を選ばないので、ワードローブの
主役としてヘビーローテ確実です！！
【 サイズ感 】
シルエットは暖かみのある『程よいボリュームのスマートシルエット 』になります。
無理にシャープさを演出するのではなく、ダウンのボリューム感をちゃんと活かしながら、ディテールの細かな工夫で
確実にコンテンポラリーに仕上げており、モードのようなスマートさがあります。
丈は、ダウンコートとして見栄えが良い、日本人に適したヒップが隠れるハーフレングス！
ラグジュアリーなボリュームも、ヒップ丈によって軽やかに着こなせますし、脚（パンツ）が露出するため
合わせやすさはピカイチ。ビジネススタイルとしての品位をキープしつつ、毎日着用しても煩わしくないグッドバランスです。
【 サイズ 】
「 52 」
【 サイズ実寸 】
着丈： 84 cm
肩幅： 50 cm
身幅： 62 cm
袖丈： 68 cm
採寸位置
着丈・・・・襟付け根中心から裾
肩幅・・・・肩先から肩先直線
身幅・・・・袖付け根位置の脇下両端直線
袖丈・・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
ダウン商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。
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