馬は古墳時代に家畜馬として、モンゴルから渡って来たと言われています。考古遺跡からは馬骨や馬歯、馬具が、また古墳からは馬形の埴輪(はにわ)が出土していることからもわかるように、日本人と馬との関わりはとても古くて長いのです。
農耕民族であった古代の日本人にとって、馬はとても重要な役割を果たしていていました。
また古くから「神様の乗り物」として知られ、生きた馬を神に捧げる儀式が行われてきました。
現在でも神社に奉納される「絵馬」はその風習の名残です。本物の馬を奉納するのは大変なので、絵に描いたものを奉納して願掛けを行います。
人が馬に乗るようになると、軍事に用いられるようになります。戦国時代には戦に武人が乗るものとしてとても大切にされてきました。武田の騎馬隊などが有名です。
武人にとって駿馬との絆はとても深く、功績を挙げるのにはなくてはならない存在でもあり、愛馬が絶命したおりには手厚く葬り、「駿馬塚」と呼ばれる塚がいくつか現存しています。
このことから馬には「勝利」をもたらす縁起物としての意味を持つようになりました。
有利な方に着くという意味の「勝ち馬に乗る」という言葉からもわかるように馬は勝敗を左右する特別な存在と考えられてきました。
馬は広大な大地を駆け巡っていたため、生命力に満ち溢れた存在とされています。機械や健康の象徴でもあります。「馬力」が有名ですね。
像を玄関に置くと財運や金運が上昇すると言われています。その中でも実際に馬が身に着けていた蹄鉄は比類なき幸運を呼ぶとされ、西欧では玄関に固定するなどの文化があります。
※ ナンバーリングや形は個体差があるので若干の変化がございます。
自宅保管品ですので、若干のキズ、汚れ等がある場合がございます。
素人撮影なので、実物と色合いが若干異なることがあります。
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