喜劇王チャーリー・チャップリンがハリウッドの映画デビュー前に書き残した博物館級に貴重な直筆サイン入り肖像写真です。写真の大きさは縦約23cm横約18cmで写真上部には映画入り前に所属していたフレッド・カーノー劇団のメンバーへ宛てた直筆サインと下部には大きく書かれたサインと計二つの直筆サインが書き込まれております。上部は"To Mr.&Mrs.Hurley, With every good wishes, Yours to a turn, Charles Chaplin, Nov.28th 1913" 下部には"Charlie Chaplin, Good Luck" と紺色のインクで達筆に書込まれておりまして、特筆すべきは、上部のサインの日付がチャップリンがフレッド・カーノー劇団員として最後に公演した1913年の11月28日となっている点です。映画史研究上においても最も資料性の高い貴重な逸品です。写真の状態は角々が欠けていたり所々にイタミが見受けられ決して良好とは言えませんが、110年前の知られざる若き日の素顔のチャップリンの姿をはっきりと鑑賞できる感動は計り知れません。