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法学ノート 昭和43年9月30日 初版 財団法人 日本外政学会 発行 ※難あり

著者紹介
瀬川 善信 埼玉大学助教授
川上壮一郎 埼玉大学講師
山下威士 埼玉大学講師
山下泰子 中央大学大学院博士課程

【もくじ】
第一章 法の研究
第一節 法の解釈の問題
一出発点
二 法文と法の解釈
三有権解釈と「正しい解釈」
第二節 法の哲学的研究
一 法学の諸分科
二常識・科学・哲学・
三法の哲学
第三節 法の社会学的研究
一 文化の一部としての法
二 国家法と『生ける法」
第四節 法の歴史学的研究
一 法史学・法制史・法思想史・
第一編法の基礎
二法の発生
三 古代の立法と近代の立法
四我国の立法改革
第五節 法解釈学
一 教義学的性格
二法解釈の『正しい」あり方
第二章 法と政治
第一節 『政治の子』としての法
一 目的活動としての政治
二法を作る力としての政治
三法を破る力としての政治
四法の歴史的相対性
第二節 立法過程における政治
一 「国民の総意」と法
二国民代表制
三国民の責任と政治
第三節 執行過程における政治
一人の支配と「法の支配』
二法という外皮をまとう政治
第三章 法の効力
第一節法の効力範囲
一時に関する法の効力範囲
二場所に関する法の効力範囲
三人に関する法の効力範囲
四 沖縄に関する法の効力
第二節 法の効力の根拠―その哲学的考察
一 ソクラテスとアンティゴーネ
二 近代国家法の段階的構造:根本規範
悪法の問題
三自然法論:社会契約論
第三節 法の効力の根拠―その社会学的考察
| 『Might is Right』:実力説
二 支配者の力と服従者の承認承認説
三世論と時代の目的 世論説
第四章 法の目的
第一節 法における目的と政治
一 『法における目的』と『法を作る目的』
二 近代国家の『法における 目的』
三『法における目的』の虚偽性と普遍性
第二節 法の理念:秩序
一 法の理念としての正義
二法的正義:法的安定性
三合法性から正当性へ:秩序を越えた正義の要求
第三節 法の理念:正義
一 配分的正義:『各人に彼のものを』
二 実質的正義:『国民全体の福祉』
三『正しい法」と国民の責任
第五章 法の分類
第一節総説
第二節分類
一 法の存在形式(法源)による分類
二 成立過程および支持力の主体による分類
三 内容および支配領域による分類
四効力の範囲による分類
五効力の強行性による分類
六 素材による分類
第二編 平和と国際社会の法
第一章 平和と戦争の歴史
一、総説
二、バランス・オブ・パワー (勢力均衡)
三、軍縮の歴史
第二章 国家主権―そのエゴイズム的側面
第一節 主権の意義
第二節 主権概念の 歴史的変遷過程
第三 節 平和を阻害する諸要因
一制度上の欠陥
二 実定国際法に内在する平和阻害の諸矛盾
まとめ
第三章
平和維持の諸制度
第一節 戦争違法化の過程
第二節 戦争の防止および抑圧の組織
一勢力均衡
二集団的安全保障体制
第四章 人権宣言とその国際的保障
第一節 人権宣言の意義
一歴史性
二 古典的自由主義的人権宣言
三社会福祉国家と社会主義国家の人権宣言
第二節 国際的人権保障の意義
一 国際的人権保障の意義
二 国際的人権保障の史的概観
第三節 国際的人権保障の展開
国際連盟による人権保障
国際連合による人権保障
世界人権宣言
ヨーロッパ人権条約
国際人権規約
第五章 国際連合
第一節
総説
一成立
二目的
第二節 加盟国
一 加盟
二脱退・除名・権利の停止
第三節機関
一総会(General Assembly)
二 安全保障理事会 (Security Council)
三 経済社会理事会(Economic and Social Council)
四 事務局(Secretariat)
五 国際司法裁判所(International Court of Justice)
六 信託統治理事会(Trusteeship Council)
第三編 平和と国民の法
第一章 憲法の歴史
第一節 近代憲法の系譜
一 近代憲法:人権宣言と国政機構
二闘いの所産としての近代憲法
三二〇世紀における憲法の展開
第二節 日本の憲法
一 大日本帝国憲法の制定
二 憲法の内容とその運用
三 日本国憲法の制定とその問題点
第二章 憲法と平和主義
第一節 戦争放棄
一 永久平和主義と日本
二 第九条の解釈
第二節 自衛隊と憲法
一 自衛隊の成立とその問題
二 自衛隊合憲論
第三節、条約と憲法
一 日米安保条約と在日米軍
二 国際法の誠実遵守
第三章 憲法と国民主権
第一節,国民主権主義
一 国民主権の意味
二 代表民主制と選挙
三国民の概念
第二節 象天皇制
一 国民主権と天皇制
二天皇の地位と行為
第四章 憲法と国政機構
第一節 国会:国権の最高機関
一 国民の代表機関
二 国権の最高機関
三 唯一の立法機関
四 国政の監督機関
第二節 内閣議院内閣制
一 国政の執行機関
二議院内閣制
第三節 裁判所:司法権の独立
一 司法権の内容と構成
二 司法権の独立
三 違憲法令審査権
第四節 地方自治と中央政治
一 地方自治の本旨と地方制度
二 地方公共団体とその組織
三 地方自治と現代政治
第五章 憲法と人権保障
第一節 人権保障の原則
一 人権の妥当範囲
二 「公共の福祉」
三 国民の義務
第二節 法の下の平等
一 権利の平等と実質的平等の保障
二 第一四条の意味
三 両性の平等・家庭の尊重
第三節 自由を保障する権利
一 精神的自由
二 人身の自由
三 経済的自由
第四節 生活を保障する権利
一 社会権の特殊性
二 文化的な生存の権利
三 勤労および勤労者の権利
第五節 人権を保障するための人権
一 人権体系の構造
二 立法機関に対する権利行使
三 行政機関に対する権利行使
四 裁判機関に対する権利行使
第六章 憲法の保障
第一節 国法秩序の構造
第二節宣言的保障と機構的保障
一 憲法の宣言的保障
機構的保障
第三節 緊急時における保障
一 実定法的保障
二 超実定法的保障
付 録
日本国憲法
国際連合憲章
索引

☆大きさ
約21センチ×15センチ
344ページ

【状態】　
×小口ヤケあり
×カバーよれあり
×アンダーラインあり
→写真参照
※読むには問題ありませんが、
昭和43年のものですので
状態はわるいです

☆簡易梱包
撥水ビニール+茶封筒
※同梱不可（おまとめ配送非対応）
☆中古品にご理解のある方のみご購入下さい
☆神経質な方のご購入は御遠慮下さい

仕訳No.黒にん　#01 ネド足