アメリカ盤 Steady Records S-111 クラシカルなピアノはイタリアン・ロックの好きな方にもアピールするでしょうし、だけど演奏はどこかビート系だし、ファズ・ギターが唸ったりもするし、ハモンド・オルガンも鳴り響くし、ゴスペル風のファンキーさもチラッと顔を出すし、全体としてトータルな作品になっていて、もっと評価されても良いアルバムじゃないかな、と思わせられる。ピアノやハープシコードで演奏されるテーマとなっているメロディが、美しいにもほどがある、というくらい胸を締め付けてくる美メロです。ひとことでいえばやはり、アート・ロック/プログレ・サイケかな。