「クイルシーダ・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン コロンビア・ヴァレー 2004年」1本(750ML)を出品します。
"Cabernet Sauvignon 2004, Columbia Valley by Quilceda Creek"
クイルシーダ・クリークは、アレックス・ガリツィン氏(著名な醸造家アンドレ・チェリチェフ氏の甥)が化学技術者として製紙会社に勤める傍ら造った初ヴィンテージ(1983年)がエノロジカル・ソサイエティ・フェスティバルでグランプリを受賞したことで世に知られました。その後、ワイン・アドヴォケイトで 2001年から 17年連続96点以上のスコア(その内、4回はパーフェクト評価)を獲得するという偉業を成し遂げ、ワシントン・カルトとしての名声を確立しています。クイルシーダは、どのヴィンテージでも安心して飲める「決して裏切らないワイン」と言えましょう。
ワイナリーはシアトルの北方、スノーボッシュにあります。2004年VTは、コロンビア・ヴァレーの高級シングルヴィンヤード(シャンプー Champoux, クリプサン Klipsun, タプチェル Taptiel)から供給された葡萄を仏・タランソー社製のスペシャル・バレル「T5」(Taransaud T5)で22ケ月間寝かせてから 2006年7月に瓶詰めされました。セパージュは、カベルネ・ソービニヨン96%、メルロー3%、カベルネ・フラン1%。
Winemaker Notes には次のように記されています。
「2007年ワイン・スペクテーター TOP 100に選出されたQuilceda Creek Cabernet Sauvignon 2004は素晴らしいアロマ、フレーバー、テクスチャーを持つワインだ。ジューシーなブルーベリー、ブラックベリー、スミレ、カカオ、ミネラルが複雑に絡み合い層を成して口蓋を潤す。燻製チップとアジアン・スパイスの香りが感じられる。このワインは、今後7〜8年かけて熟成し、その後少なくとも10〜20年は優雅な味わいを維持し続けるだろう。」
2020年5月、Decanter誌は Quilceda Creek Cabernet Sauvignon垂直(Vintage 2004~2010)試飲会を開催(現当主のポール・ガリツィン氏同席で、同氏の解説付き)し、出品の2004年に次のコメントを添えて100点満点を与えました。
「ワシントンのカベルネに相応しい! まず、青系果実とミルクチョコレートの重厚な香りがグラスから溢れ出し、香ばしいトマトとセージの香りが後を追う。1時間もするとより鮮やかなブルーベリーの香りへと変わっていく。濃厚で口蓋にまったりと絡み付く口当たり。タンニンをわずかに感じる。時間が経つと絹のようにエレガントなテクスチャーになり、豊かでバランスのとれたフルーツ・カクテルのフレーバーにモカやエキゾチックなサンダルウッドのスパイスが加わる。現時点で完璧に熟成している。」
ポール・ガリツィン氏によれば「2004年から2009年は、どれも暑い年だったと言われているが、2004年だけは秋口から涼しくなり、他の年よりも収穫が後ろ倒しになった。そのため生育期間が長くなり、結果としてより安定した長期熟成向きのワインに仕上がった」とのこと。
ちなみに Wine Advocate誌も 2021年に全20ヴィンテージの垂直試飲を行いましたが、2004年は98点変わらずの結果となっています。JAY MILLER 99点(2045年までは美味しく飲める)、JEB DUNNUCK 98点(2028年までは美味しく飲める)、WS95点、WE95点と他誌も極めて高い評価を与えています。
現在、地下室に設置してあるドメテック ワインセラー Silent Cave にて保管しております。入金確認後に「ゆうパック」着払い にて発送させて戴きます。贈答用の化粧箱も出品してありますので必要な方は別途ご落札ください(化粧箱に入れて発送致します)。
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