良い本に出会い、新たな知識を得られた時って嬉しいですよね。
読書百遍義自ら見る!
あまり見かけない絶版の本ではないでしょうか。
刷も重ねているベストセラーなのでしょうか。。。
「大学の化学への招待」井上亨、小寺安、栗原寛人、 脇田久伸になります。
●大学理工系学部の非化学系の学科に入学した学生を対象に、初年度の一般教育に使われる教科書として準備した本です。
●内容のレベルを抑えて分量を絞り、系統的ではあるができるだけやさしく記述するという方針とのこと。
●4部から構成されています。
原子と無機化合物についての概観、
固・液・気体間の相平衡と気体・溶液の性質、
化学平衡と酸塩基・酸化還元反応から反応速度まで
入門書であることを考慮して数式を少なくし、あまり理論的にならないように取り扱っているそうです。
また、化学系でない工学部の学生であることを考慮して、有機化合物は各論より有機化学のやさしい考え方を中心に記述してあります。
化学が好きな受験生の方、少し廉価な専門書を読むことで、モチベーションアップにつなげてみてはいかがでしょうか。。。
●大学ではこんなことを学ぶんだ、、、と思うとともに、
このような内容が試験に出るのかもしれませんね。。
三共出版
著者:井上亨、小寺安、栗原寛人、 脇田久伸
p。241ページ
定価:2900円
1999年3月1日初版第4刷
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