◆オリジナル保永堂版・歌川広重「東海道五拾三次 土山 春之雨」天保4-5年(1833-34)
大雨の中を大名行列が川を渡る様子を描いています。
この辺りは鈴鹿峠を境に天候が変わりやすかったと言われています。
現在の滋賀県甲賀市にあたる。京都から江戸を目指すと最初の大きな峠が鈴鹿峠でした。
「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨がふる」と馬子唄に詠われた土山は、雨の多い場所として知られ、
画面右側に描かれた田村川の激しい水流は、そのことを物語っています。
《庄野 白雨》のそれとは違い、雨を表す線が無数に交差し、雨足の強さを強調しています。
降りしきる雨の中、田村川に架かった橋を大名行列の一行が静かに渡り始めているところ。
本作品は、江戸、天保10年頃に摺られたの保永堂、当時の初摺り(真作)本物保証木版画になります。
【制作年代】天保4-5年(1833-34)初摺り木版画(真作)
【版元】保永堂版
【木版画サイズ】37.1cmx24.2cm 誤差が出る場合は御了承下さい。
【状態】中折れ・トリミング・斑点薄シミ
(作品事項)
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