自作の、Raspberry Pi Zero2 W用のmt32-pi基板です。
mt32-piは、Roland MT-32(LA音源モジュール)のエミュレータです。
本基板をmt32-piをインストールしたRaspberry Pi Zero 2 Wに取り付けることにより、
MIDI入出力、UART入出力/変換、オーディオDAC(PCM5102A)を経由したオーディオ出力、
有機ELディスプレイ(OLED)でのステータス表示、4つの押しボタンスイッチでの操作ができるようになります。
本品は、自身が楽しむために製作したものです。
以前作成したものにMIDI出力/THRU機能、UART/MIDI変換機能、LEDによるステータス表示を加え、部品レイアウトも改良しています。
他の人にも楽しんでいただければと、余剰部品で組める分を不定期で組み立て、出品しています。
商品は、画像2にある、基板・樹脂製スペーサ・簡易ミキシング基板と、紙に印刷した簡易マニュアルです。
Raspberry Pi Zero2 WやマイクロSDカード、動作例に写っているパソコン/モニタ/ケーブル/スピーカ/MIDI音源類は付属しません。
別途、調達して下さい。
- Raspberry Pi Zero 2 W用のコンパクトな基板に、一通りの機能を収めています。
- Raspberry Pi Zero2 Wにピンヘッダを取り付け、画像・マニュアルを参考に、本基板を取り付けて下さい。(ピンヘッダの入手が難しい場合、おまけでつけますので、代金支払い時にお知らせください。)
- MIDI IN端子およびUART RX端子からのMIDI情報を受けて演奏を行います。MIDI IN端子とUART RX端子のどちらを使用するかは、スイッチで切り替えることができます。
- MIDI OUT端子からMIDI情報を送信することができます。MT-32piZが受信したMIDI情報をそのまま送信するMIDI THRU機能と、Raspberry PiからのMIDI情報を出力する機能を備えており、ジャンパスイッチで切り替えることができます。
- UART TX端子から、MIDI IN端子で受信したMIDI情報を送信します。
- オーディオDAC(PCM5102A)を備えており、LINE OUT端子から音を出力します。
- 有機ELディスプレイにmt32-piのステータスを表示します。
- 4つのスイッチで、mt32-piを操作することができます。
- 設定により、UARTとMIDIのインタフェース基板としても使用できます。
- MIDI IN/OUT端子は、3.5mmステレオジャックのTRS方式(Type-A接続)です。お使いの機器に合ったケーブルを用意してください。
- LINE OUT端子は、一般的な3.5mmステレオジャックです。お使いのオーディオ機器に接続してください。
- 動作確認は、USB-MIDI I/F(Windows/Mac)、USB-UARTケーブル(Windows/Mac)、X68000(MIDI I/F)、X68000Z(UART)、Raspberry Pi Pico(UART)で行いました。
- 手作り品であることをご理解の上、入札をお願いします。
- ゆうパケットポストminiでの発送になります。
- おてがる配送・Yahooかんたん決済以外の手段は対応できません。期限内の対応をお願いします。
- ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
(オマケ)
2入力1出力の簡易的なミキシング基板を付録しています。
これを使用して、MT-32piZとX68000内蔵音源などの音をミキシングすることができます。
抵抗のみで構成されている外部電源不要のパッシブミキサーです。
信号は増幅されず、出力は入力よりも小さくなりますので、アンプ内蔵のオーディオ機器を使用してください。
接続する機器によってはインピーダンスが合わず、期待通りに動作音量バランスが取れない場合があります。
あくまでオマケとお考えください。
mt32-piのマイクロSDカードは公式サイトを参照して準備して下さい。
mt32-pi.cfgは、下記部分を変更すれば動作するはずです。動作確認はmt32-pi v0.13.1で行っています。
これ以上の使い方についてはサポートできません。
[midi]
gpio_thru = on
[audio]
output_device = i2s
[control]
scheme = simple_buttons
[lcd]
type = ssd1306_i2c
height = 64
(ご参考)
TRS-MIDIケーブル(Type-A)の配線は下記のページが参考になります。
木下研究所さんの変換ケーブルが良さそうです。私は直結のケーブルを自作したため、購入していません。