暗所保管していたので経年の割にはダメージ少ないかと思います。
よろしくお願いいたします。
Rage Against the Machine の 1996年リリースのアルバム “Evil Empire” のレコードです。
特徴的な黄色いジャケットに、“Evil Empire” と描かれたスーパーヒーロー風の少年のイラストが印象的です。裏面には収録曲がリストアップされており、ライナーノーツの画像もありますね。
代表的な収録曲:
Bulls on Parade(アルバムを代表する曲で、特徴的なギターリフが有名)
People of the Sun
Down Rodeo
Vietnow
このアルバムは、社会的・政治的メッセージが強く、ヘヴィなギターリフと力強いラップが特徴の作品です。サウンド的にもより洗練され、バンドの怒りとエネルギーが存分に詰まっています。
レコードとしての状態も良さそうですね。コレクターアイテムとしても価値が高い一枚です!
Rage Against the Machine Evil Empire (LP)
1996年にリリースされたRage Against the Machineのセカンドアルバム Evil Empire。このアルバムは、デビュー作の衝撃をさらに深化させ、より鋭い政治的メッセージと攻撃的なサウンドが詰まった作品。ジャケットの印象的なイラストは、ナショナリズムやプロパガンダの皮肉を込めたデザインで、アルバムのテーマとも深くリンクしている。
収録曲
People of the Sun アルバム冒頭を飾る、先住民革命をテーマにした強烈な一曲。
Bulls on Parade 代表曲のひとつ。トム・モレロの独特なギターリフとスクラッチサウンドが炸裂するアンセム。
Vietnow 保守派メディアへの批判を込めた、怒りとパワーが渦巻く楽曲。
Revolver 淡々としたリズムから次第に爆発するような展開がクセになる。
Snakecharmer 皮肉と社会批判が詰まった歌詞と、ヘヴィなサウンドが特徴。
Tire Me RATMらしいアグレッシブな楽曲で、1997年グラミー賞「最優秀ハードロックパフォーマンス」受賞。
Down Rodeo 階級格差と資本主義社会の問題を痛烈に批判したリリックが印象的。
Without a Face アメリカの移民政策をテーマにした、ヘビーで緊張感のある楽曲。
Wind Below エスニックな要素を取り入れた異色のナンバー。
Roll Right 革命的なメッセージを持つ、ミドルテンポのグルーヴィーな曲。
Year of tha Boomerang アルバムを締めくくる、反資本主義的な怒りに満ちたトラック。
サウンドと影響
このアルバムでは、トム・モレロのエフェクターを駆使したギターサウンドがより進化し、ザック・デ・ラ・ロッチャの鋭いリリックと絡み合い、唯一無二のサウンドを生み出している。特に “Bulls on Parade” のスクラッチ風ギターや、“Down Rodeo” のグルーヴィーなリフは、当時のオルタナティブ・ロックシーンに大きな衝撃を与えた。
また、政治色の強い歌詞は当時のアメリカ社会への強烈なメッセージとなり、リスナーに思考を促す要素が多い。タイトルの Evil Empire は、レーガン政権がソビエトを非難した言葉を逆手に取り、アメリカの支配的な体制への批判として使用されている。
レコードとしての価値
オリジナル盤はコレクターズアイテムとしての価値も高く、特に状態の良いものは高値で取引されることも。ライナーノーツには歌詞やバンドのメッセージがぎっしり詰まっており、RATMの思想や音楽性を深く味わうことができる。アナログならではの迫力あるサウンドで、このアルバムの熱量を最大限に体感できるのもポイント。
怒れる魂が宿る1枚、アナログで聴けばさらに燃える!