【筒井康隆掌篇小説館】
筒井康隆/手を振る娘
阿川佐和子/やっぱり残るは食欲 第48回
【長江俊和『出版禁止 いやしの村滞在記』刊行記念】
[対談]長江俊和×有田哲平/「謎」の楽園――作る楽しみ、解く快感
門井慶喜『地中の星』
門井慶喜/地下鉄が拓いた昭和という大衆の時代
竹内康浩、朴 舜起『謎ときサリンジャー―「自殺」したのは誰なのか―』
恩田 陸/サリンジャーの観覧車
貫井徳郎『邯鄲の島遥かなり 上』
貫井徳郎/一生に一度の作品
玉岡かおる『帆神―北前船を馳せた男・工楽松右衛門―』
末國善己/高田屋嘉兵衛が憧れた知られざるチャレンジャー
オーシャン・ヴオン、木原善彦 訳『地上で僕らはつかの間きらめく』
江南亜美子/きらめきを永遠に定着させるために
花房観音『果ての海』
[著者インタビュー]花房観音/女の呪いを解く物語
里見 脩『言論統制というビジネス―新聞社史から消された「戦争」―』
有山輝雄/現在も生き続ける「言論統制」の産物
【清水克行『室町は今日もハードボイルド―日本中世のアナーキーな世界―』刊行記念】
[対談]清水克行×高野秀行/日本中世という「辺境」へ
【二宮敦人『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』累計40万部突破記念特集】
[漫画]土岐蔦子/ちらり…『最後の秘境 東京藝大』
二宮敦人/いまも秘境で生きてます――元東京藝大生の妻に夫がインタビュー
【短篇小説】
北村 薫/糸 後篇
【特別エッセイ】
バッキー井上/京都裏寺ハタチ過ぎ
安西篤子/あのとき私は敵国にいた――いまも甦る上海の光と影
【新潮クレスト・ブックス 2021-2022】
[インタビュー]オーシャン・ヴオン/初の小説と母との別れ。
[インタビュー]マギー・オファーレル/ウィリアムのいないシェイクスピア家物語。
ただいま翻訳中!
【私の好きな新潮文庫】
稲田俊輔/想像するおいしさ その自由な世界
西村 淳『面白南極料理人』
嵐山光三郎『文人悪食』
山本周五郎『青べか物語』
【今月の新潮文庫】
ジョセフ・ノックス、池田真紀子 訳『スリープウォーカー―マンチェスター市警 エイダン・ウェイツ―』
江國香織/こんなに孤独な主人公もいないだろう
三川みり『龍ノ国幻想1 神欺く皇子』
大矢博子/男装ヒロインの戦いを描く、三川ファンタジーの新機軸
【コラム】
鈴木冬悠人『日本大空襲「実行犯」の告白―なぜ46万人は殺されたのか―』(新潮新書)
鈴木冬悠人/ルメイの蛮行には「動機」があった
三枝昂之・小澤 實/掌のうた
[とんぼの本]編集室だより
【連載】
ジェーン・スー/マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること 第12回
南沢奈央 イラスト・黒田硫黄/今日も寄席に行きたくなって 第21回
大木 毅/指揮官たちの第二次世界大戦 将星の横顔をみる 第3回
二宮敦人/ぼくらは人間修行中 第10回
崎山蒼志/例えば筒を覗けば未来 第2回
川本三郎/荷風の昭和 第40回
編輯後記 いま話題の本 新刊案内 編集長から