全音 サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ【楽譜】
作品28
大変人気の高いヴァイオリン・ピースの一つで、1863年にサンサーンスが作曲、名手パブロ・デ・サラサーテに献呈されています。ヴァイオリンのための極めて華やかで技巧的な作品ですが、細やかな音色の変化やニュアンスも求められるとてもデリケートな作品です。 この新しい楽譜は、モスクワ出身で現在フランスを拠点に活躍している、若き優れたヴァイオリン奏者ヴァディム・チジク氏によって注意深く校訂されており、運指・運弓をはじめとする演奏のためのヒントが丁寧につけられています。
またビゼーが編曲したピアノ伴奏譜は、チジク夫人でピアニストの船越清佳氏によって校訂されており、演奏の参考に運指も付けられています。
【編者紹介】ヴァディム・チジク Vadim Tchijik(ヴァイオリン演奏家)
1975年、モスクワ生まれ。音楽一家のもとで6歳よりヴァイオリンを始め、8歳でリサイタルを行う。
モスクワ・チャイコフスキー音楽院附属中央特別音楽学校、フランスリヨン国立高等音楽院、ドイツ・ケルン国立音楽大学院を首席卒業。ボリス・ベルキン、ヘルマン・クレバース、イヴリー・ギトリス、エドワード・シュミーデル、ミハエラ・マルティン、イリナ・ボチコヴァの各氏に師事。
パガニーニ国際コンクール第3位、ポルトグァロ国際コンクール第1位、チャイコフスキー国際コンクール、リピツァー国際コンクール、ユベントス国際音楽祭入賞。ナテクシス銀行財団賞、ナディア・リリ・ブランジェ財団賞、ジョルジュ・シフラ財団賞など、数々の受賞を重ねる。
ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、アジア各国でソリスト・室内楽奏者として幅広い演奏活動を行い、モスクワ交響楽団、北オランダ交響楽団、カルコフ・フィルハーモニー管弦楽団、フライブルグ交響楽団、ジェノヴァ劇場管弦楽団、パドヴァ・エ・デル・ヴェネト室内オーケストラ等と共演。
現在、パリ市立音楽院教授。日本をはじめとしてアジア、ヨーロッパ各国よりマスタークラスに招かれ、教育者としても意欲的な活動を行っている。
ヴァディム・チジク 校訂・解説
菊倍判/24頁+8頁
JAN:4511005065551
ISBN:ISBN978-4-11-303103-8
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