売りはタブレットとキーボード
2012/12/26の記事からの抜粋です。
参考にどうぞ
日本HPは10月12日、Clover Trail搭載ハイブリッドPC「ENVY x2」を発表。当初、
2013年1月発売予定だったが、予定が前倒しされ、2012年12月21日から発売となった。
キーボードを取外し可能なハイブリッドPC
Windows 8発表以降、何種類かの搭載PCを試用したが、
どれもプロセッサはCore i系ばかりだった。パワフルなプロセッサだが、
筐体のバランスからバッテリは容量が限られ、駆動時間は全般的に短めだった。
ENVY x2は、プロセッサにCore i系を搭載せず、
Atomプロセッサの2012年版を採用している。
Atomプロセッサと言えば約5年ほど前に一世を
風靡したネットブックに多く使われ、
その後下火になったようなイメージがあるプロセッサだ。
系統的に小型デスクトップやノートPC用のNシリーズと、
ノートPCよりさらに小さいMID向けのZシリーズに分かれていた。
ENVY x2は後者、Clover Trailと呼ばれるAtom Z2760を搭載している。
2コア4スレッド、クロックは最大1.8GHzで負荷に応じて動的に変動する。
キャッシュは512KB×2。一般的な外付けのチップセットは不要で、
ビデオエンコード/デコードエンジン、カメラ用のアクセラレータ、
I/Oなどを装備したAtomベースのSoCとなる。
主な仕様は以下の通り。
【表】HP「ENVY x2 11-g005TU スタンダードモデル」の仕様 |
プロセッサ |
Atom Z2760(2コア/4スレッド、最大1.8GHz、キャッシュ512KB×2) |
メモリ |
2GB |
フラッシュストレージ |
64GB |
OS |
Windows 8(32bit) |
ディスプレイ |
IPS方式パネル11.6型液晶ディスプレイ(光沢)、
1,366×768ドット、5点タッチ対応、HDMI出力 |
グラフィックス |
Intel Graphics Media Accelerator(PowerVR SGX 545) |
ネットワーク |
IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0 |
その他 |
USB 2.0×2、前面200万画素/背面800万画素カメラ、
SDスロット、Beats Audioスピーカー、音声入出力 |
サイズ/重量 |
303×193×8.6mm(幅×奥行き×高さ)/約710g(タブレット時)、
303×206×17~19mm(幅×奥行き×高さ)/ |
バッテリ駆動時間 |
最大約10.75時間(タブレット時)、最大約19時間(合体時) |
Atom Z2760の仕様上からメモリは最大2GBのみをサポートし、
本製品に搭載されるOSは32bit版のWindows 8となる。
ストレージは64GBのフラッシュストレージを搭載。
グラフィックスはプロセッサ内蔵のIntel Graphics Media Acceleratorだ。
外部出力としてHDMIを備える。
液晶パネルは、IPS方式の11.6型で解像度は1,366×768ドット。
システムのプロパティを見る限り5点タッチ対応となっている。
インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0、
USB 2.0×2、前面200万画素/背面800万画素カメラ、
SDスロット、Beats Audioスピーカー、音声入出力。
最大の特徴は、キーボードが取り外しでき、
タブレットスタイルとノートPCスタイルに対応していることだろう。
キーボード側にもバッテリを内蔵している。サイズと重量は、
タブレット時で303×193×8.6mm(幅×奥行き×高さ)、
約710g。合体時で303×206×17~19mm(同)、約1.41kgとなる。
バッテリ駆動時間は驚異的で、タブレット時最大10.75時間、
キーボード合体時で最大約19時間。
一般的なノートPCでは想像できない時間だ。
SoC全体でTDPが1.7Wのなせる技だろう。
写真にあるものが全てです。
よろしければ、いかがでしょうか。
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