【送料無料】美品60年代英国 エリック・バードン&ジ・アニマルズ《紙ジャケ仕様》2CD[ウィンズ・オブ・チェンジ+6]+[トウェイン・シャル・ミート+3]
エリック・バードン率いるジ・アニマルズを解散させたエリック・バードンが、ニューアニマルズとして立ち上げた《エリック・バードン&ジ・アニマルズ》のファーストLP[ウィンズ・オブ・チェンジ]とセカンドLP[トウェイン・シャル・ミート]にそれぞれボーナス・トラックを追加した2枚の紙ジャケ仕様CDを出品致します。録音のため1回のみ試聴で美品です。
①1st[ウィンズ・オブ・チェンジ+6] 全17曲 1967年作品 UICY-93374 2007年CD発売 国内盤《帯付・紙ジャケ仕様・24bitリマスター》
*詳しい曲名は、画像6/7をご覧下さい。
②2nd[トウェイン・シャル・ミート+3] 全11曲 1968年作品 UICY-93375 2007年CD発売 国内盤《帯付・紙ジャケ仕様・24bitリマスター》
*詳しい曲名は、画像8/9をご覧下さい。
①は、
『-略- エリック・バードン&ジ・アニマルズは、66年12月にデビュー・ディスク「若い想い出/僕のサンドーズ」を録音、その発表を待たず、翌67年3月にはロサンゼルスのTTGスタジオでレコーディング・セッションを開始する。英米でそれぞれ9月、10月に発売された[ウィンズ・オブ・チェンジ]はこのTTGセッションの成果を纏めたものである。以降の3作と同様、この作品もイギリスでは際立ったセールスを上げられなかったが、米LPチャートでは42位の好成績を残している。66年、サンフランシスコはヘイト・アシュベリーを訪れたバードンは、ジェファスン・エアプレインを初めてとする米西海岸のグループに強く感化され、以来、ヒッピー・ムーヴメントに傾倒を深めていった。このアルバムはそんなバードンの変化を直裁に反映したもので、シタールの音色も印象的なサイケデリックなサウンドをバックにポップ・ミュージックの歴史を呪文のように綴っていく表題曲①(英国のサイケデリック・ロック・バンド、アクセントがマイク・ヴァーノンのプロデュ―スで素晴らしいカヴァー・ヴァージョンを残した)など、この時代ならではの冒険的な試みを織り込んだトラックが並ぶ。バードンとは切っても切れないジミ・ヘンドリックスに向けたトリビュート・ナンバー⑤のようにバードンの意欲が空回りしている曲もあるが、アニマルズがイギリスのバンドであることをあらためて実感させる⑨、バンドのメイン・コンポーザー、ジョン・ワイダーの作曲の才を印象付ける名曲⑩など普遍的な魅力を持った楽曲も少なからず含まれている。その⑩や英米両国でトップ10ヒットを記録したサンフランシスコ賛歌⑥に聴けるバードンの陰影に富んだ歌唱も文句なしに素晴らしい。計6曲のボーナス・トラックのうち⑫⑭⑯⑰は本編収録のシングル・ヴァージョン。バードン最高の歌唱が聴ける⑬は映画‘Stranger In The House’(アメリカでは‘Copout’のタイトルで公開)のために67年5月にレコーディングされたバードン(詞)とブリッグス(曲)の作品で、イギリスでトップ20ヒットを記録した⑫のB面から。⑮(タイトルは、いうまでもなくグレイトフル・デッドに因んだもの)は67年9月の録音曲。こちらもイギリスで⑭がシングル・カットされた際のB面曲だった。以上6曲のボーナス・トラックはすべてモノラル・ミックスで統一されている。』
②は、
『アメリカで68年3月、イギリスでは5月にリリースされた2作目。前作から半年の短いインターヴァルを置いてリリースということもあってか全米チャート79位と成績は振るわなかったものの、試行錯誤の跡を残した前作から一転、緻密な編曲を施されたトラックが並ぶ秀逸な内容になっている。前作や続く2作と同様、レコーディング・スタジオはTTGスタジオで行われているが、導入されたばかりの8トラック・レコーダーの使用も功を奏し、サウンドは格段に厚みを増しており、やり過ぎない程度に加えられた菅弦楽器のよる装飾もアルバムの質を高めている。プロデュ―サーとしてクレジットされているのはボブ・ディランやサイモン&ガーファンクルとの仕事で有名なトム・ウィルソン。‘Animalism’以来、バードンと仕事を続けてきたウィルソンは、しかしただスタジオにいただけで、実際に現場で指揮権を持っていたのはブリッグスだったという。このアルバムのハイライトがモンタレー・ポップ・フェステイバルと
フェステイバルの共演者たちを称えた①と、工夫を凝らしたサウンドが印象的な反戦歌⑥(いずれもアメリカでトップ20ヒットを記録している)であることは大方の意見の一致するところだろうが、ダニー・マッカロクがリード・ヴォーカルを取った②⑤も特筆すべきトラックである。バードンのバック・ヴォーカルも効果的な前者、ジミ・ヘンドリックスが絶賛したという後者とも、ドラックの影響下で書かれたと思しき風変わりな作品だが、そのメランコリックなムードには抗い難い魅力がある。[トウェイン・シャル・ミート] のレコーディングで、バンドはマッカロクの歌うもう1曲のオリジナル・ナンバー‘Mirror Of The Sky’も完成させているが、これは、⑤のリメイクを併録したマッカロクのソロ・アルバム‘Wings Of A Man’(69年)に流用された。ボーナス・トラックのうち⑨⑩は7分を超える⑥を分割し、編集を施したもの。⑩もシングル用のエディット・ヴァージョン。これら3曲はいずれもモノラルだ。』
レコード・コレクター2007年12月号 若月眞人氏ライナーノーツより
〇録音メンバー;Vo/エリック・バードン, G/ジョン・ワイダー, B/ダニー・マックロック,G/ヴィック・ブリッグス,Dr/バリー・ジェンキンス
在庫整理で出品致しますが、申し訳ありませんがバラ売りは致しません。2枚セットでの購入をお願い致します。大切にしまってありましたが、盤面は奇麗ですが、保管期間は長かったので、神経質な方はご遠慮下さい。ノークレームノーリターンでお願い致します。迅速な発送を心がけます。
他にも音楽CD・DVDを中心に色々と出品しています
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