商品は、バンダイから2004年に発売された『WING CLUB COLLECTION(ウイングクラブコレクション)L』より『⑧グラマンTBM-3 アベンジャー』になります。
外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。
箱の裏面にマジックで〇が付けてあるので、箱マニアの方は入札されない方が良いでしょう。
写真の4枚目にも写ってますが、ブリスターの中で主翼裏面のパネルが外れてるので嵌めてやって下さい。
機体上面をマリンブルー、機体下面をオフホワイトで塗装されており、コックピット後部の旋回機銃(可動)、開閉式の爆弾倉、後部機銃、尾輪(可動)とギミックが満載されてます。
爆弾倉扉を開いて、雷撃状態を再現可能です。
◆趣味のアベンジャー
アベンジャーは米海軍の雷撃機ですが、型番がTBFと書いてあったりTBMと書いてあったりします(※どっちも正しい)。
TBは攻撃機の事(トーピード&ボマー)で、魚雷攻撃と爆撃可能な攻撃機の事。日本海軍風に言うと艦攻。
3文字目はメーカー記号。Fはグラマンで、Mはゼネラルモータース(※登録順なので頭文字じゃないよ)。
TBDデバステーターは第2次世界大戦直前の1937年に部隊配備が始まった米海軍の主力雷撃機でした。開発当初は高性能だったのですが、900馬力のエンジンで時速300kmしか出ず、航続距離も短く、完成した時には既に時代遅れになってたとゆー・・・。
仮想敵国である日本が、新型機(97式艦攻)を開発中であるという情報はアメリカも握ってたので、デバステーターの完成と同時に、後継機の開発に着手。グラマン社とチャンスボート社にそれぞれ新型雷撃機の開発を命じます。
まあ、実際に第2次世界大戦が始まってみると、デバステーターを装備した雷撃機部隊は日本艦隊を護衛する零戦によって、瞬く間に壊滅させられたので、米軍が新型機を開発しようとしたのは正しかったのですが。
で新型雷撃機ですが、グラマン社の開発した方が採用され、TBFアベンジャーと名付けられます。
1700馬力のエンジンで最高時速は417km、航続距離1700kmという高性能機。
しかも魚雷や爆弾は胴体内部の兵装庫に格納式で、胴体の底面がパカっと割れて魚雷が出て来る最新型(※この模型でも再現されてます)。
雷撃機は急降下爆撃機と違い、海面スレスレを飛んで、敵艦が見えたら魚雷を投下して逃げます。何で海面スレスレかというと、高空から魚雷を落としたら魚雷が壊れるから(アメリカの魚雷はポンコツなの)。
そこで敵の戦闘機を追い払う為にコックピットの後部に12.7mm旋回機銃座を持ってます(海面スレスレを飛ぶので敵は自分より上に居るから)。
更に機首にも12.7mm機銃2門、胴体下部後方にも引き込み式の7.7mm機銃を装備(※この模型でも再現されてる)する重武装。敵の戦闘機を追い払う為の機銃が満載。
更にグラマンの飛行機全般の特徴として頑丈で操縦がやさしいというのがありますが、アベンジャーも同じです。また1700馬力で大型機にも関わらず、小型の護衛空母でも運用可能なので、1万機近く生産され(ほとんどがGM製)第2次世界大戦中を通して大活躍。日本の船を沈めまくりました。
大和や武蔵、瑞鶴など日本海軍の主力艦を片っ端から沈めてます。
でTBFとTBMですが、グラマン社が最初に開発したのがTBF-1アベンジャー。でもグラマン社はF6Fヘルキャットの生産で手一杯になったので、自動車メーカーであるゼネラルモータース(GM)が生産したのがTBM-1。
米海軍機は開発メーカーではなく製造メーカーのアルファベットが入るのです。
改良はグラマン社の方で行われた(まあ、GMは自動車メーカーだし)ので、エンジンを1800馬力に換装したのがXTBF-2、更に1900馬力にパワーアップしたのがXTBF-3。更にXTBF-3からは翼の下にハードポイントを追加。翼下にロケット弾を装備出来る様になりました。
ちなみに何で型番に『X』が付いてるかというと、グラマン社では試作機しか作ってないから。
量産はGM社で行われたので、XTBF-3はTBM-3の型番で生産され、部隊に配備され、日本艦隊を完膚なきまでに沈めまくりましたとさ。
TBFアベンジャーが完成したのが1941年12月7日(※真珠湾攻撃の日)。直ちに量産され、海軍に引き渡されたのですが、アメリカの空母艦隊が出撃してしまい、搭載が間に合わず。
アベンジャーの初陣はミッドウェイ海戦ですが、空母ホーネットに搭載する予定だった6機がミッドウェイ島の飛行場に配備され、デバステーターと一緒に出撃。日本艦隊に攻撃を仕掛けるものの、零戦によって迎撃され、出撃した雷撃隊は全滅します(全21機で出撃し、アベンジャーが1機だけ戻って来たが、修理不可能なレベルで大破した)。
初陣では全滅したアベンジャーですが、その後、その名の通り、復讐(アベンジャーは復讐者の意味)が始まります。ミッドウェイ海戦の頃までのアメリカの航空魚雷には不具合が多かったのですが、これが改善され、アベンジャーもTBMの型番でGM社でジャカジャカ量産されるようになると、日本海軍の空母、戦艦、潜水艦と、片っ端から沈め始めます。
第2次世界大戦を通して主力雷撃機の座にあり続けました。
模型としては、1/144で全長:約9cm。
タイヤの組立(着陸状態と飛行状態を選べます)、魚雷の差し込み、着艦フックの取り付け、キャノピーの取り付けが必要です。
パイロットに人形2体が付属するので、コックピットに座らせます。
透明プラの台座付き。
写真の1枚目は、箱と中身全て。
写真の2枚目は、組立見本。
写真の3枚目は、ブリスターの上から。
写真の4枚目は、ブリスターの裏から
写真の5枚目は、リーフレット。
写真の6枚目は、箱の裏面(マジックで〇印が付けてあります)
◆発送に関して。
定形外郵便290円で発送予定です(+210円でネットで荷物追跡可能な特定記録を付けることができます)。
定形外郵便は補償がつかないので、ゆうパックでも発送可能です(高くなるが・・・)。
プチプチで包んで、封筒で発送予定。
●ゆうパック(60サイズ)
[長崎県] 820円(長崎県内)
[北海道] 1740円 (北海道)
[ 東北 ] 1740円 (青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)
[ 関東 ] 1410円 (茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)
[ 信越 ] 1410円 (新潟、長野)
[ 北陸 ] 1150円 (富山、石川、福井)
[ 東海 ] 1150円 (静岡、愛知、岐阜、三重)
[ 近畿 ] 990円 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
[ 中国 ] 880円 (鳥取、岡山、島根、広島、山口)
[ 四国 ] 990円 (香川、徳島、愛媛、高知)
[ 九州 ] 880円 (福岡、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島)
[ 沖縄 ] 1100円 (沖縄)
■ヤフオクの仕様変更で取引ナビに電話番号が表示されなくなったので、ゆうパックをご希望の際はメッセージ欄に電話番号を書き込んでください。
・ゆうパックは補償が付きます。
・時間帯指定出来ます。
・荷物追跡可能です。
ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルなのはオークションのお約束~♪
他にも色々出品してますので、同梱するとバラバラに送るよりも送料がお得になります(私も発送作業が楽だし! 取り置きも可)
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落札代理業者様&個人の代理落札は、トラブルになった時に物凄~く面倒な事になるので、取引をお断りしております。落札代理業者様が落札されても『落札者都合による削除』します。なので、入札しないで下さい。
また日本語が使えない外国人の方も取引にならないので、お取引をお断りします。
あと終了直前入札は避けていただけると、出品者としてありがたいです(特に複数落札の場合)。