とんぼ玉用離型剤 プロリリースZX 200g パック入り 調合済 液状 直ぐ使える プロ作家のオリジナル配合
ステンレス棒に最適 "lampworking bead release"
とんぼ玉作りを始められる多くの方が、最初に離型剤の扱いでつまずかれることが多いようです。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとコツがつかめるようになりますので、しばらくの間は無地の玉などで練習されることをおすすめします。輸送料を抑えたパック入り
なお、とんぼ玉が巻き取り棒から外れにくい場合には、水の中にしばらく浸けて離型剤をふやかし、その後、巻き取り棒の持ち手をペンチなどでしっかりとつかみ、とんぼ玉を固く絞った濡れ布巾などで包んで、ぐいっと回すと外れることがあります。どうしても取れないときは、まずこの方法を試してみてください。
使用方法
しっかり混ぜる。
使用前に中身が均一になるよう、十分に混ぜてください。
ステンレス芯を液に突っ込んでに必要量つける。0.5mm位
よく乾燥させる。
自然乾燥または軽い加熱で、完全に乾かしてください。
炎の中央でステンレス芯を赤くする。
炎の最も温度の高い部分で、芯が赤くなるまで加熱します。
ステンレス芯の赤みがなくなる程度に、温度を下げる。
過度の加熱を避けるため、少し冷まして赤みが引くのを確認します。
よく熱したガラスを巻き取る。
熱したガラスを芯に巻きつけて成形します。
補足
作品が完成した後は、ガラスの急冷を避けるため、必ず徐冷作業を行ってください。
耐熱ガラス以外は急冷により割れるリスクが高いため、藁灰やセラミックウールなどの断熱材,電気炉の中で徐々に常温に戻してください。
安全警告
作業中は耐熱手袋、保護メガネを着用してください。
蜻蛉玉離型剤 バーナーワーク離型剤 離型剤 bead release
"lampworking bead release"
離型剤がはがれてしまう原因と対処法
離型剤がうまく定着せずにはがれてしまう原因には、以下のようなものがあります。
1. 離型剤がうまく混ざっていない
離型剤が均一に混ざっていないと、効果が薄れてしまいます。また、濃度が薄すぎても濃すぎても剥がれやすくなります。
まずは、説明書通りの分量で作り、ムラがないようにしっかりと混ぜてください。
離型剤は時間が経つと水分と分離してくるので、使用直前に必ずよく混ぜ直すことが重要です。
2. 離型剤のつけ方が悪い
離型剤をつけるときは、巻き取り棒を垂直に持ち、よく混ざった離型剤の中にまっすぐ入れて、まっすぐ引き上げてください。
慣れている方は二度づけすることもありますが、初心者は一度づけのほうが安定します。
3. 離型剤が十分に乾燥していない
離型剤は完全に乾かしてからガラスを巻きつけるようにしてください。
目安としては、1日自然乾燥させるのが理想です。
また、炎に直接入れると離型剤がぼろぼろになるので、最初に炎の上で20~30秒ほど余熱を与えてから炎の中に入れ、離型剤が赤くなるまでしっかりあぶってから巻き取りましょう。
4. ガラスが十分に溶けていない
ガラスがまだ硬い状態だと、巻き取る際に離型剤をはがしてしまいます。
中心までしっかり溶けた、柔らかいガラスを使って巻き取るようにしましょう。
以上の点に注意すれば、離型剤のはがれを防ぎ、きれいに巻き取ることができるようになります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば自然とできるようになりますので、焦らず気長に取り組んでくださいね。