第５回日本ジャンボリーの記念ネッチリングです。完全なる中古で、裏側のスクリューねじが取れており、
本体の金属部分を革の台座に接着剤でとめているようです。これが「難あり」とした理由です。
革の台座も汚れていますし、金属のエンブレムも汚れがあり冴えません。実用には差し支えありませんが、
このような状態ですので、格安で出品します。

富士山をあしらったデザインは嫌味が無く、七宝ワークも見事です。記念ネッチリングは何色かが作成され
ましたが、これは緑色のものです。エンブレムのサイズは横幅約３．１センチ、縦幅約２．６センチです。
革製の台座にエンブレムが取り付けられています。
このスタイルのネッチリングは１９７０年大に大いに流行りました。エンブレムの七宝は若干汚れがありますが、
経過年数から仕方が無いでしょう。台座も革が少々くたびれており、汚れもあります。完全なる中古です。

第５回は日本ジャンボリーは、朝霧高原で１９７０年に開催されました。１９７１年の世界ジャンボリーの
予行を兼ねての開催でした。あれからかれこれ半世紀が経過したことになります。早いものです。
最近のネッチリングは金属をプレスしたものが多く、七宝のものは殆んど見かけなくなりました。１９９０年以降
のものは駄作ばかりで、私の心に響くものが全くありません。大きな大会があると、今度はどんなネッチリング
が作られたのか・・・と、子供心に楽しみだったものです。最近のスカウトは、駄作ばかりで、本当に気の毒です。
七宝は美術工芸品です。七宝を耳かきのようなもので盛って行き、焼き入れ、磨きといった作業を全て手作業
で行います。今は七宝の職人さんも少なくなり、高齢化で目が悪くなっていることから、このような七宝のネッチ
リングはもはや作成できなくなっています。大変残念なことです。プレミアがつくような素晴らしい美術工芸品並
のネッチリングを、日本の匠の技を結集して作成したいものです。

このネッチリングは、ウッドバッチや各種大会でハッタリが効くこと請負です。ウッドバッチのトレーナーも、たたき
上げのスカウトは多くなく、見たことも無い方が殆んどでしょう。私のコレクションからの出品です。二度と手に入
らない貴重品と言えます。どうぞ宜しくお願いいたします。

【注意】
前述のとおり完全なる中古で、裏側のスクリューねじが取れており、本体の金属部分を革の台座に接着剤でと
めているようです。革の台座も汚れていますし、金属のエンブレムも汚れがあり冴えません。実用には差し支え
ありませんが、商品の完璧性、完全性を徹底的に追求される方には不向きですので、絶対にお求めにならない
でください。御理解頂ける方のみ、宜しくお願いいたします。ご質問等ございましたら、お気軽に問い合わせ下さい。