【限定ナンバリング 3CD】JIMI HENDRIX The Unreleased Electric Lady Studios Sessions 1970 超高画質サウンドボード ジミヘン
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以下、メーカーインフォです
2022年のことです。ほぼ毎年恒例となっているジミヘンの公式リリースとして『ELECTRIC LADY STUDIOS: A JIMI HENDRIX VISION』が3月25日にリリースされると。そのタイトルが示す通り、1970年のエレクトリック・レディ・スタジオのセッションを収めたというもの。
さらに各方面で実際にアートワークも掲載され、それはCD三枚とブルーレイオーディオのセット、さらに同時発売のLP五枚組ボックスの同時発売になる…と。ジミヘン公式リリースは圧倒的にライブ音源が占めていましたので、これほどまで特定のスタジオ録音に特化したコンセプトのリリースにマニアは色めきだったもの。
ところが肝心の3月25日を過ぎてもリリースされる気配はなく、気が付けば2022年の公式リリースは1969年のLAフォーラム・ライブに取って代わられたのです。そもそも『ELECTRIC LADY STUDIOS: A JIMI HENDRIX VISION』は通常なら告知されるであろう日本盤のアナウンスもなく、早い段階での発売中止を偲ばせるものがあります。
どうしてリリースされなかったのか?その真相は未だに謎のままですが、やはりスタジオ録音のまとまったリリースに何らかの障壁があったのではないでしょうか。これまでヘンドリックス公式が出したスタジオ音源は基本コンピものであり、特定の時期のセッション音源をまとめた企画というのは皆無だった。
こうして幻のリリースとなってしまった『ELECTRIC LADY STUDIOS: A JIMI HENDRIX VISION』でしたが、本当にリリースされる予定で作られており、そのサンプルLPボックスがこの4月にe-bayで600万円近い価格で落札されるという結果に。それと時を同じくしてアドバンスCD-Rが遂に流出、その衝撃の内容が明らかになったのです。何しろリリースされるべく完全にミキシングやマスタリングが済んだ状態ですので音質は完璧。
さまざまな音源が流出している印象のあるジミヘンですが、実のところ大半は彼の没後に多くのリリースをプロデュースしたアラン・ダグラスの時代に流出したものばかりで、ジミの遺族に権利が戻された1990年代後半以降は音源の管理が厳重で流出は皆無。今回のようにリリースの段階にまで行ったからこそ聞けるようになったのでした。
特にジミ晩年のエレクトリック・レディ・スタジオの音源に関してはダグラス時代ですら音源の流出が少ない。その反面『JIMI HENDRIX: RECORDING SESSION』という本において晩年のジミのセッションの光景がセッション・テープを引き合いに出しながら詳しい描写がなされており、それを音源で聞けないもどかしさを感じさせられたものです。
そこで実現するはずだった『ELECTRIC LADY STUDIOS: A JIMI HENDRIX VISION』の内容は画期的という言葉がぴったり当てはまる。三枚のディスクにはジミがエレクトリック・レディ・スタジオの完成によって6月から8月にかけてという短い期間で、いかに集中してレコーディング作業を行っていたのか、その行程がいかに充実したものであったのかを解りやすくまとめていたのでした。
まず一枚目のディスクはジミがエレクトリック・レディ・スタジオで一番最初に取り掛かったという「Ezy Rider」の別ミックスからスタート。ここで聞かれるのは公式『FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN』や『THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE』ボックスで聞かれたバージョンよりもオーバーダビングの少ない別ミックス。その後はエレクトリック・レディ・スタジオ6月のセッション風景が続き、この時期の数少ない流出音源の一つだったジミ版「Farther Up the Road」も完璧な音質で収録。そしてこのディスクの最後を締めくくるのは6月24日に録音された文字通りの「ロング・メドレー」で、新曲のアイディアを機の赴くままに弾き続けたメドレーは20分を超えるものながら聴く者をまったく飽きさせません。
二枚目のディスクは7月のセッションを中心とした音源がまとめられているのですが、それを物語るように7月1日に録音された「Dolly Dagger」のセッション風景、ミッチ・ミッチェルが『CRY OF LOVE』用にドラムを録り直す前の「Angel」といったジミ晩年の名曲たちの素晴らしいセッション風景が続出。6月16日に録音された「Messing Around」という未発表トラックのカッコよさも衝撃的。
そして三枚目のディスクは各楽曲の完成に向けたミックス作業を中心にまとめています。ジミのエレクトリック・レディ・スタジオでのレコーディングは6月から7月にかけて精力的な作業が行われた甲斐あって8月はミキシング作業に当てられました。ハワイやワイト島でのライブといったスケジュールも重なったことで彼がスタジオに出向いたのはわずか5日でしたが、それでもアルバム完成に向けての作業はさらに進展。何より公式の『FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN』で「完成形」を示していただけに、ここではジミとエディ・クレイマーのミキシング試行錯誤ぶりを聞いてもらいたい…というコンセプトでまとめられたのだと推測されます。
結果として幻のリリースに終わってしまったこの三枚組セットで驚かされるのは、そこにまとめられたセッション風景や別ミックスのどれもが非常に完成度が高く、それでいて過去にリリースされたバージョンとの違いも非常に分かりやすくて楽しめるものばかり。おまけに音質は文句の付けようがない。言うなればジミヘン版『FULLY FINISHED STUDIO OUTTAKES』だと形容していいかもしれません。こう例えれば、どれほど凄い内容&音質なのか分かってもらえますよね?
★衝撃!!これぞSHOCK WAVE!! 無くなる前にゲット!!』
Fourth Studio Album Sessions
Recorded At Electric Lady Studios
From June to August 1970
[STEREO SOUNDBOARD RECORDING]
Disc 1
01. Ezy Ryder
02. Valleys Of Neptune
03. Straight Ahead
04. Drifter's Escape
05. Astro Man
06. Astro Man
07. Drifting
08. Night Bird Flying
09. Farther Up The Road
10. The Long Medley: Astro Man / Beginnings / Hey Baby (New Rising Sun) / Midnight Lightning (Keep On Groovin') / Freedom
TOTAL TIME (63:01)
Disc 2
01. Earth Blues
02. Dolly Dagger
03. Angel
04. Beginnings
05. Lover Man
06. Tune X / Just Came In
07. Heaven Has No Sorrow
08. Freedom
09. Valleys Of Neptune
10. Come Down Hard On Me
11. Dolly Dagger
12. Messing Around
13. Tune X / Just Came In
14. Drifting
15. Freedom
16. Belly Button Window
TOTAL TIME (68:04)
Disc 3
01. Dolly Dagger
02. Night Bird Flying
03. Freedom
04. Midnight Lightning / Beginnings
05. Straight Ahead
06. In FromThe Storm
07. Bolero / Hey Baby (New Rising Sun)
08. Drifter's Escape
09. Astro Man
10. Bleeding Heart
11. Drifting
12. Room Full of Mirrors
13. Angel
TOTAL TIME (60:40)
Jimi Hendrix : Guitar, Vocal
Billy Cox : Bass
Mitch Mitchell : Drums