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商品に興味をもっていただき、ありがとうございます。
以下お読みいただき、入札をお待ちしています。
【商品の説明】
商品名 : H.D Lee 1940’s Front Flap Workpants
サイズ32
フロントの太い帯バンドと2WAYに設けられポケットが特徴的なワークパンツ。
前ポケットのフラップスタイルは、馬上の際に、貴重品が落ちないように設けられたといわれており、乗馬の際はベロをあげて止める事でポケットがクローズする仕様。
普段はフラップを曲げているスタイルがベースであり、これはカウボーイのためにデザインされたいわば魅せるスタイルのもの。
ベルトを締めても締めなくてもシャツをインする当時のスタイルでは股上の装飾は不可欠であった。
ボーイスカウトのオフィシャルパンツにもこのディテールは使われているが、キッズのワークパンツでもこのスタイルがしばしば使用され、物を落しやすい子供にとってこのスタイルが機能的であったからといえる。
このパンツ、まるで当時の洒落着のように思えるが、実際は違う。
通常はジェルトデニムを使っているとはいえ、ワークラベルのハウスマークではなく、赤タグが付けられるべきではと考えるところである。
1930年代~1940年代にかけては、カウボーイはまだフロンティアスピリッツの象徴であり、ファッションのトレンドをリードする存在でもあった。
ワークウェアにもカウボーイをイメージ付けたもので、労働者の目を惹くことを狙ったデザインも多数存在している
こういった時代背景から考察すると、LEE社はあえて「ハウスマーク」を他社と違う、高品質として、高所得層に販売するために、あえてワークラインとして販売したのではと考えられる。
販売が始まった時代は第二次世界大戦中とはいえ、「ワークウェア」として着用させることで、新しい労働者階級のシェアを目論んでいたと考える事が出来る。
ロングLeeボタン、ハウスタグ、フラップポケット等特徴的な一本。
今もなお通用するデザインは、当時の革命的なものだったのであろう。
【商品の状態】
左裾が折り返しのスレが見受けられます。
使用回数が少なく美品かと思います。とは言え中古になりますのでご理解の程、購入よろしくお願いします。
注意事項
※ 素人が行う作業につき、見落としや説明不足もあるかもしれませんので、古着にご理解ない方や神経質な方、完璧を求める方、神経質な方はご購入をお控え下さい