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Victorola ビクトローラ クレデンザ 蓄音機の王様！ 中期型！ 徹底メンテ済の美品！ 良い音しております！ 引取り希望！ WE SP の出品でございます。
アメリカ・ビクトローラ製の蓄音機です！
当時のコロンビアやHMVとも並ぶトップブランドであり、蓄音機を語る上で外す事の出来ないブランドですね。
蓄音機マニアであれば説明は不要かと思いますが、そのゴージャスさや音質の良さには定評があり、「蓄音機の王様」と称される逸品です！
また、歴史的に見てもここまで商業的にも技術革新的にも最も成功を収めたモデルもそう多くは無いでしょう。
発売は1926年と電気録音が開始されて間もない頃のリリースとなり、開発には当時のベル研究所やウエスタンエレクトリックが関わった事は有名ですね。
特にこの蓄音機の特徴といえばやはり大型の特殊折り曲げホーンであるリエントラントホーンを採用した事にあるかと思いますが、これは水平と上下にホーンを折り曲げ、さらに4分割されるかなり複雑な構造であるがゆえに大音量かつワイドレンジを実現した画期的な方式でした。
当時のWEが開発した「塵取り」の愛称でも知られる14Aホーンにも同様の細工が施されており、今見ても興味深いですね。
心臓部であるサウンドボックスにおきましては、ダイヤフラムの開発にベル研究所が大きくかかわり、後の555ドライバーを同様の設計が採用された点も大きな特徴です。
加えて、当個体の中期用にはダイヤフラムの中央部にイコライザーが採用され、より音質的に練り上げられております。
機能面でも蓋の部分にはエアーダンパーを備えるなど、新技術も取り入れられた点も大きな特徴です。
モーターはこの頃としては最も贅沢な4丁ゼンマイを採用した意欲作ですね。
作りもかなりしっかりとしたメカとなっておりますので、より高い安定性と持続性は大きな魅力です！
正直言って、２丁ゼンマイのモデルとは格の違いを感じます。
その甲斐もあってか、肝心の音質におきましては実に奥行き感や立体感のあるサウンドであり、正しくWEサウンドそのものではないでしょうか？
一切、電気を使わない増幅方式である事を考慮すればここまでの再現力を発揮してくれるのは本当に驚くべき事ですね。
デザインも天然のマホガニー材をふんだんに使用したイタリア・ルネッサンス様式が採用され、名実共に最高峰の逸品です！
金属パーツも金メッキであしらわれており、豪華さはもちろんの事、このスペックを超える蓄音機も歴史的に見てもそう多くはありません。
当時でも、これ一台で新築が建ったという程の超高級品であり、その所以の伺える堂々たる佇まいはただただ圧倒されるばかりです。
SPレコード愛好家にとってはこの上ない逸品です！
コンディションにおきましては、軽微なキズは見られるものの、戦前のお品と考えれば奇跡的な逸品と言えるお品です。
フロントのネットも無論、オリジナルのままであり、穴あきや目立った汚れも無く良好です！
サウンドボックスも伝統のオルソフォニックであり、中期型用のダイギャスト９穴タイプとなります。
無論、ダイヤフラムもオリジナルであり大変に良好です。
金属部のタッチアップ・軽微な点サビは見られます。
また、出品に際し徹底的なメンテナンスを行いましたので詳細は下記にてご参照下さいませ。
モーター部は全て分解・洗浄を行いグリースにて注油も行いました。
ゼンマイも4本共に一旦解いてから徹底クリーニングとグリース充填済みです。
ガバナーの軸受け調整も行っております。
ブレーキシューも磨耗しておりましたので、純正のフェルトよりも耐久性に優れた皮ベルトにて交換済みです。
オートストップ機構もクリーニング・注油済みです。
回転数はストロボにて確認済であり、ピッチゲージも78回転のところでほぼ正確に表示しております。
蓋のエアーダンパーも全て分解洗浄・注油・調整といったオーバーホールも行っております。
外装も内部のホーンのクリーニング・外装のワックスがけも徹底して行いました。
ホーンのも破損は無く素晴らしい状態です。
トーンアームも摺動部のクリーニングと注油も行っております。
その為、動作も安定しており、音質も大変に良好です。
回転も安定しており、動作音も比較的静かです。
オートストップも良好に動作し、ブレーキもしっかりと動作いたします。
蓋もエアーダンパーが効いている為、ゆっくりとスムーズに閉まります。
付属品として専用の鉄針を3ケースお付けいたします。
当方も蓄音機ファンであり、過去にはHMV202やクレデンザ初期型・等も所有しておりましたが、間違いのないお品と自負しております。
この機会にどうぞ！
;)
