トゥア・リータ 「ジュスト・ディ・ノートリ」 2006年 750ml」 1本を出品します。
"Giusto di Notri 2006, Toscana IGT by Tua Rita"
トゥア・リータは、ヴィルジリオ氏とリータ夫妻(=ワイナリーのオーナー)がセカンドライフでトスカーナ州スヴェレート地区(フィレンツェの南西、ティレニア海沿岸から10km程内陸に位置する)に1984年、開設した家族経営のワイナリーです。
スヴェレート地区はワイン産地としては無名でしたが、トゥア・リータの土地の一部がミネラルに富む特殊な土壌であったことからワイナリー初リリースの「ジュスト・ディ・ノートリ 1992年」(カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%)が高い評価を受け、注目されるようになりました。その後、メルロー100%で造られる「レディガフィ」の1997年と2000年がそれぞれワイン・スペクテイター、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得したことによりスーパータスカンを造るワイナリーとしての地位を確立しました。
クラレットを意識したセパージュで造られる「ジュスト・ディ・ノートリ」も同様に毎年評価が高く、2006年は、ワイン・アドヴォケイトとアントニオ・ガローニでそれぞれ96点を獲得しています。2006年は近年最高の仕上がりとなった為、記念すべき15周年ヴィンテージ・ボトルとなりました。カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー30%、カベルネ・フラン15%、プティ・ヴェルド5%のセパージュで、ステンレスタンクとオーク樽で発酵後、オーク樽で18ケ月熟成(新樽率70%)されました。ボルドーのグラン・ヴァンを凌駕する長熟でフルボディ・タイプのワインですから今が飲み頃に差し掛かったぐらいかと思われます。甘草、バニラ、シナモン、プラム、コーヒー、オレンジリキュール等の様々な香りを楽しみながら豊潤な果実味を満喫できるでしょう。もっと寝かせれば、タンニンが溶け込み、また違った味わいになるでしょう。パワフルで口の中いっぱいに広がった果実味が鼻に抜けるとき、長い余韻に魅了される傑作ヴィンテージです。
ワイン・アドヴォケイトの コメントをご参考までにご紹介致します。
「2006年のジュスト・ディ・ノートリは、高級果物を詰め合わせた重量感ある力強いワインだ。甘いハーブ、カシス、グラファイトの香りがグラスの中で巡ると果実味に複雑さが加わる。トゥア・リータの他のワイン同様、このジュスト・ディ・ノートリも、その潜在的な魅力が存分に発揮されるまでには時間を必要とするが、現時点(初期段階)でもとても印象に残る魅惑的なワインだ。96点。予想される飲み頃は 2014年~2026年。」 (2009年8月8日 試飲)
現在、地下室に設置してあるドメテック ワインセラー Silent Cave にて保管しております。
入金確認後に「ゆうパック」着払い にて発送させて戴きます。
ご希望の方には贈答用の箱に入れて発送致します(別途箱代200円)ので取引連絡の中でその旨、お伝えください。
飲み頃を迎えた評価の高いVTとしてはお買い得な価格と思います。落札後すみやかに連絡が取れる多くのワイン好きの皆様からのご入札をお待ちしております。
追記: トゥア・リータの葡萄畑の土壌は、世界的に見ても類の無いものだそうです。炭酸カルシウム、ホウ素、マグネシウム、マンガン、鉄分などを豊富に含み、ワインに複雑さを与えてくれます。これはスヴェレートという地区の中でもトゥア・リータの畑の一部にのみ見られる特徴で、隣接するワイナリーはもちろん、 トゥア・リータの所有する他の畑では見られない特徴とのことです。