BLACK SABBATH - CELEBRATION GATHERING(4CD)
Live at The O2 Arena, London, UK 10th December 2013 TRULY PERFECT SOUND(2 Sources from Original Masters)
BLACK SABBATHの2013年「13」ツアーを代表するオーディエンス・マスターが、すべてのサバス・マニア待望のプレスCD化決定です! 本作では2013年イギリスツアーで初演となった12月10日のロンドン“O2 アリーナ”公演を2種類のマスターより、どちらも最上級のサウンドで完全収録。4枚組の完全限定プレスCDで、ブリティッシュ・ロック史上に刻まれた一夜を永久保存します!
新作「13」を引っ提げたBLACK SABBATHが、文字通り世界を制した2013年ワールドツアー。日本をはじめ、オセアニアや南北アメリカ、そしてヨーロッパ諸国をサーキットし、世界中のメタル・ファンを熱狂させました。このツアーではオーストラリアでのライヴが公式映像作品「LIVE… GATHERED IN THEIRE MASSES」として発表され、溢れんばかりの熱気をリアルに伝えています。
しかし2013年のサバス・ライヴは、この公式作品だけが物語るわけではありません。マニアの間ではほとんど全公演が、音源もしくは映像の形で残されています。日本公演を記録したプレスCD「JAPAN AT LAST」をはじめ、真実の「LIVE... GATHERED IN THEIRE MASSES」といえる「COMPLETE MELBOURNE 2013」、さらに北米ツアーの「13 IN U.S.A.」や「DEFINITIVE PHILADELPHIA」など、ツアー先の各地域でそれぞれ素晴らしい記録を楽しめます。これらの中で、2013年ライヴの締めくくりとなったヨーロッパ(およびイギリス)地域を代表するものと言えば、先日のリリース直後から大きな話題となった「LIVE AT O2」でしょう。
このライヴが収められたロンドン公演は、単にサバスのイギリス凱旋初日というだけでなく、あのLED ZEPPELINの2007年再結成ライヴと同じ「12月10日・O2 アリーナ公演」という歴史的な出来事と符合しています。その模様を決定的なサウンドで収めた同作品は、まさに暗黒の「CELEBRATION DAY」というべき1本でした。
このようにクオリティや歴史的重要性を兼ね備えながら、(いち早くリリースする必要があったとは言え)CD-Rリリースになった事で、心あるサバス・マニアからは「なぜプレス盤でないのか」と、慨嘆する声すら聞かれました。
さらに言えば、「LIVE AT O2」に先んじる形でギフト・リリースされた同日別マスター音源「TRIUMPHAL CELEBRATION」もまた、本来ならプレスCDリリースされて然るべきクオリティを備えていた。「歴史的なサバス・ライヴなのに、正しい評価がされていない!」・・・・・・と言わんばかりに、一部のマニアが憤ったのも、無理からぬことかも知れません。
今回はそんなサバス・マニアの熱いリクエストに応え、同日公演2音源をついにプレスCD化! 「LIVE AT O2」および「TRIUMPHAL CELEBRATION」のマスターをさらに磨き上げ、文字通り完全無欠の音源へと昇華! サバスの2013年オーディエンス・ソースでも、文句なしに“最高音質”と断言できるサウンドでリリース決定です!
ディスク1・2は「LIVE AT O2」マスターを“RECORDER 1”として収録。この音源はポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトンなどのロンドン公演等で、これまで幾多の名作を世に送り出してきた名テーパーによる録音。単に演奏を最高のサウンドで聴ける、というだけでなく、現場の記録としても最高の価値をもつ1本です。
今回は「LIVE AT O2」で短かったオープニング・イントロを、もうひとつのソースである「TRIUMPHAL CELEBRATION」マスターより補填。さらに前回のテイクで気になった、ホール鳴りを抑えるマスタリングを施し、より演奏の解像度を高めています。楽音のほぐれ具合や分離の良さは既発の時点で「ライン音源をミックスしたのか?」とすら囁かれたほど。しかし、今回はその既発すら完全に凌駕しています。これを聴いて「完璧だ!」と思わない方はいないのではないでしょうか。
本録音の良さである最高の臨場感、ギラリと光る音のエッジは、どちらもさらに高められています。アイオミのギターが剣と化し、鋭く重く轟音をあげる「Under The Sun」や「End Of The Beginning」、「Iron Man」そして「God Is Dead?」などは悶絶モノ!
「Fairies Wear Boots」に「Rat Salad」では、アイオミとギーザーだけでなくトミー・クルフェトスのドラムも絶品で、ヘヴィネスとグルーヴを目一杯味わわせます。ライヴの熱狂がピークに達する「Children Of The Grave」、そして「Paranoid」の凄まじさ。もはや既発とは別次元です。「LIVE AT O2」と同じようで、その実大きく(いや、まったく!)異なる音世界を、本作でぜひ体験してください!
“RECORDER 2”となるディスク3・4では、もうひとつの決定的音源である「TRIUMPHAL CELEBRATION」マスターを、名実共に“完成形”として収録しています。この音源はギフト・タイトルでありながら、登場直後には「サバスの2013年ベスト録音」の呼び声すらあった音源です(一部のマニアは「『LIVE AT O2』よりも良い」とすら言っていました)。
均整が取れて聴きやすい楽音から、全編に漂うどこかヴィンテージな温度、それがもたらす音色は、なるほどオジー・サバスには似合いの質感。ギーザーのベースだけでなく、アイオミのギターも“RECORDER 1”とは違った彩度で再現され、会場を扇動するオジーのパフォーマンスも、まるで魔術のように耳を絡めとります。壮大な世界観がパノラマの如く広がる「War Pigs」はいきなり圧倒的。暗黒物質のように捉え所なく、それでいて無限の質量を感じさせる「Into The Void」、ふくよかでボリューミーなベースノートが堪らない「N.I.B.」など、いずれも'70年代に通じるムードが楽しめます。
もちろん本音源も徹底的なリマスターが施され、楽音は(美点はそのままに)さらにシャープとなり、持ち味である“ライン風”サウンドは「公式に迫る音像」へと発展。大音量でスピーカー再生すれば、公式ライヴ作品と聴き間違える場面すら連発! 怒涛の「Paranoid」でライヴが締めくくられた後は、アウトロ「Zeitgeist」も最長収録。この場面まで極上のクオリティで収めた所も、本録音を特別なものにしています。
さらに本作では、ちょっとしたこだわりも。“RECORDER 1”・“RECORDER 2”共に、「N.I.B.」と「End Of The Beginning」の間でディスクを分けました。実は、2012年の復活公演では、デビューアルバム「BLACK SABBATH」のA面だけを再現して話題となりました。
2013年ツアーでは「The Wizard」こそ抜けてしまいましたが、「Black Sabbath」から「N.I.B.」への流れに“ファーストのA面再現”の名残が刻まれている。ですから、ディスク1やディスク3の最後を“ファーストのA面最後”と同じ「N.I.B.」で締め、ディスク2・4を新作アルバム「13」と同じ「End Of The Beginning」でスタートさせる。実際に聴いてみると、ファーストアルバムを愛聴したアナログ世代のマニアにこそ、しっくりと馴染むのではないでしょうか。本当に些細な話ですが、こんなところにも細部にまで徹底してこだわった姿勢が現れてしまうのです。
ブリティッシュ・ロックの世界において、今やひとつの“記念日”とすら言える12月10日。'70年代から並び賞されたLED ZEPPELINとBLACK SABBATHが、その同じ日に、同じ会場で特別なライヴを刻んだ事は、やはり運命なのかも知れません。しかも、そんな歴史的ライヴが2種類、驚くほどの録音で残されたという事実。これは奇跡と言うほかない。これらは格式に見合ったプレスCDで、後世へと伝えねばなりません!
本作は世界中のサバス・マニアが羨望すること間違いなし。既発「LIVE AT O2」をすでに持っているという方こそ聴き比べ、その違いに驚愕・満足していただきたいと思います。コレクターズ・アイテム版の「LIVE... GATHERED IN THEIRE MASSES」であり、サバス版の「CELEBRATION DAY」でもある決定的アイテムが、永久保存版の完全限定プレスCD4枚組でここにリリース決定です!
Recorder 1
Disc 1 (55:04)
1. Intro. 2. War Pigs 3. Into The Void 4. Under The Sun 5. Snowblind 6. Age Of Reason
7. Black Sabbath 8. Behind The Wall Of Sleep 9. Bassically / N.I.B.
Disc 2 (63:25)
1. The End Of The Beginning 2. Fairies Wear Boots 3. Rat Salad 4. Drums Solo 5. Iron Man
6. God Is Dead? 7. Dirty Women 8. Children Of The Grave 9. Sabbath Bloody Sabbath / Paranoid
10. Outro: Zeitgeist
Recorder 2
Disc 3 (55:04)
1. Intro. 2. War Pigs 3. Into The Void 4. Under The Sun 5. Snowblind 6. Age Of Reason
7. Black Sabbath 8. Behind The Wall Of Sleep 9. Bassically / N.I.B.
Disc 4 (63:27)
1. The End Of The Beginning 2. Fairies Wear Boots 3. Rat Salad 4. Drums Solo 5. Iron Man
6. God Is Dead? 7. Dirty Women 8. Children Of The Grave 9. Sabbath Bloody Sabbath / Paranoid
10. Outro: Zeitgeist
Ozzy Osbourne - Vocal Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Tommy Clufetos - Drums
Adam Wakeman - Keyboard