1986年のコールマン ウェスタンナイフのカタログに記載されている W 652のナイフになります。
ウエスタンナイフ は、第二次世界大戦以前 アメリカの老舗 ナイフメーカーとして有名でありましたが 1980年代くらいに キャンプ メーカー コールマンのナイフ事業部に買収され、コールマン ウエスタン として 事業展開していた 知る人ぞ知るナイフ メーカーになります。
コールマンの参加に入ることによりさらに経済力を増し、昔ながらの考え方、最高の品質 丁寧な仕上げ、良いマテリアルをモットーに惜しげもなく最高級の鋼材、手間、こだわりを投入し 作り上げられたナイフたちは非常に美しく輝きを放っています、
磨き抜かれた ポリッシュボディはピカピカしていますし ブレードは美しいです、1986年のカタログを見ています と記載があり、ステンレススチールという SS 表記があります。
この当時の SS は 440 C を表しています。
440cは当時高級であり、カスタムナイフメーカーが こぞって 使用したナイフ鋼材になります。
ランボーナイフなども こちらの440cが使われていることで有名です。
1940年代の こちらのようなナイフは全て鋼が使用されていますが 80年代のモデルでは アップグレードされ ステンレススチールが使用されています。スリムで美しく、手作業がかなり入っているため コストがかかっているのではないでしょうか。
ナイフを取り出すところに ネイル マーク という 爪を引っ掛けるところがあるのですがそちらで引っ掛けづらいところには丸く 凹みをつけて 取りやすくしています。
ステンレスと真鍮 フレームをサンドイッチ しなお 木製のハンドルを裏側から カシメ 表面を滑らかに削る 加工技術があります。
ただものではないナイフです。
メインブレードの他に小さな ナイフもついていますので、料理や 雑用 など 使い分けることができます。
大きさは ハンドル状態で約9cm 厚みは1cm 程度になります、
コンパクトで細いナイフですが非常に美しいナイフになります。