拍卖号：m1173305763

开始时间：02/13/2025 16:53:34

个 数：1

结束时间：02/16/2025 20:55:09

商品成色：二手

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最高出价：7*e*8***

出价次数：22

　理想的な色合いで、細かな絣技術の優れたプアの見本として持っていた裂です。ジャングルの奥地に住むこの部族の布は、インドネシア染織の中では数が少なく、最も手に入りにくい布の一つでもあります。元々全体が残っておらず、残念なことに一部しかありません。でも、探すとなるとなかなか無い希少な布で、長さもあり、部分でも楽しめる裂だと思います。
　これは、インドネシア カリマンタン島のダヤク族の中でも、西部に暮らすイバン系のカントゥダヤク族のイカットで、「プア」という儀礼用布の（中央部分の）はぎれです。大きな壁掛ではなく、元は儀式の際に供物の下に敷いた儀礼用布であったものです。中央で縫い合わされており、大きさは約120㎝×28㎝、19世紀末の古布であることを保証します。同じプアでも、時代が下るにつれて染料に深みが無くなり、括りの仕事にも甘さが見られるようになります。9枚目に参考画像として、本出品同様に色合いが抜群な東京国立博物館所蔵のプア（部分のみ）を掲載しました。鉤状に織り込まれた絣文様の細かさは、博物館所蔵のものと比較しても全く遜色なく、この裂のレベルの高さがお分かりいただけるかと思います。
　天然染料100%で染められ、長い時を経た染料には深みが見られます。また、5枚目の繊維のアップ画像（実物より明るく写っています）で確認いただけますが、非常に繊細な手紡ぎ糸を使って織られています。ごわっと太く糸を紡いだ他の地域のイバン族のプアより高い技術を要し、このように繊細な糸を紡ぎ出すことができるのは、カントゥダヤク族の染織の特長でもあります。イカット（括り）の技も素晴らしく、紋様がずれたり、ぼやけたりせずに、くっきりと浮かび上がるようです。一見同じように見えて、各部分で紋様構成が微妙に異なります。各部分の絣文様は、2分割画像（2、3枚目）や3分割画像（6〜8枚目）でご覧ください。
　プリミティブな絣文様が美しい裂ですので、このまま眺めても十分に楽しめますが、生地には力があり、他の用途にお使いいただける裂です。軽く手洗いしたものの古布ですので、ほつれや汚れが見られますことをご了承ください。
　整理のための出品で大変リーズナブルかと思います。プリミティブな布のお好きな方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

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