萩焼は、わが国の陶器の中でも特に古来より「一楽二萩三唐津」と称せられ、その軟らかく口当たりの良い土味で古くから茶器としてお茶人の間に広く賞用されて参りました。
慶長の昔、毛利藩主輝元公が、朝鮮の陶工、李勺光、李敬兄弟を連れてきたり藩の御用窯として開窯したのを始めとし、以来400余年の間伝統を守り、歴代陶工のたゆまぬ精進と愛好家のご支援の下、今日の名声を戴くに至っております。
萩焼はご使用と共に、次第に色及び光沢に古雅にして素朴な風趣変化を見せ、世人は「萩の七化け」と賛え非常に珍重されております。
大華山 納富鳥雲 作 窯変白萩耳付水指
大華山 納富鳥雲 窯
先人の遺した素晴しい技術を継承しまして常に「優雅」を作品に表すことを念願しております。
陶房は萩市内の西端に近く深い緑につつまれた山麓に俗塵をさけ松風の音を友として日々努力をしている次第でございます。
今回出品の作品は、伝統的な技法に現代的な感性を融合させた作風で名高い萩の人気作家、納富鳥雲窯作窯変白萩耳付水指です。すばらしい出来栄えの窯変白萩耳付水指を是非この機会にご愛蔵下さい。
※現品限り
萩焼,茶道具
大華山 納富鳥雲
窯変白萩耳付水指
商品番号 t-h-ya-ms01
価格 (税込)
サイズ 幅 約 19.2cm 奥行き 約 17cm 高さ 約 17.5cm
付属品 袋真田紐付桐共箱、しおり
商品の特徴 日本製(山口県)、古美術品(無傷、完品、箱等に経年に伴うヤケ・シミが多少あります。真贋は当店で保障致します。)
全て手作りのため、歪みなどがございます。土物の特性上器面がざらついたり、荒土のため石はぜや、焼成中炎などの作用により斑(窯変)になったりするものがございますが、不良品ではございません。表面のヒビは貫入と言われ、胎土と上薬の収縮比率の違いにより入るもので傷ではありません。また萩焼は、水が染み出す場合がございますが、使い込むうち自然に止まり、茶慣れが味わいとなり愛着が湧くのでございます。
注 意 充分注意して撮影等しておりますが、お使いのモニターによっては色が違って見える場合があります。
こちらの作品は古物扱いとなります。美術品、やきもの等に理解のある方以外お薦め致しません。画像をご覧の上ご不明の点はご質問下さい。