<洋書>米鉄道 ウォーバッシュ鉄道の歴史『FOLLOW THE FLAG:A History of the Wabash Railroad Company』
--著者:H. Roger Grant。
*「ウォーバッシュ鉄道」は、アメリカ合衆国中西部で旅客輸送と貨物輸送を行っていた一級鉄道の1つ。路線がカバーしていた地域はオハイオ州、インディアナ州、イリノイ州、アイオワ州、ミシガン州、ミズーリ州、カナダのオンタリオ州に及び、シカゴ、カンザスシティ、デトロイト、バッファロー、トレドなどの都市に乗り入れていた。(ウィキより)
*洋書です(英語です)。本の中の写真・地図は、全てモノクロです。写真は、多くはありませんが、所々にあります。
この本は、かつて地域間の重要な輸送会社であった「ウォーバッシュ鉄道」に関する初の権威ある歴史を提供します。ウォーバッシュ鉄道の社史は、強い意志と創造性を持ったリーダーたちの努力の賜物ですが、本書は従来のビジネス史以上のものを提供します。著名な交通史家である著者、H. Roger Grantは、効果的な病院部門を創設した医師の話から、労働者主催の社交行事まで、ウォーバッシュ鉄道の人間的側面を捉えています。そして著者は、ウォーバッシュ鉄道が アメリカの企業や地域社会に与えた影響も無視していません。
アメリカの大手輸送会社の多くがそうであったように、ウォーバッシュ鉄道もまた、イリノイ州で最初に開業したノーザン・クロス鉄道を含む、さまざまな小さな会社から発展しました。投機家のジェイ・グールドの天才的な才能もあり、1880年代初頭までに、当時ウォーバッシュ、セントルイス&パシフィック鉄道として知られていた鉄道は、シカゴ、デモイン、デトロイト、カンザスシティ、セントルイスの主要な玄関口に到達しました。1890年代には、ウォーバッシュ鉄道はバッファローに乗り入れ、ボストンやニューヨークへの直通運転を開始しました。
グールドの長男ジョージが主導した路線延長は頓挫しました。1904年、ピッツバーグへの参入は財政混乱を引き起こし、最終的にウォーバッシュ鉄道は破産管財人の管理を受けます。その後の再編成により、ウォーバッシュ鉄道は1920年代の活況期に重要な輸送会社となり、戦略的な穴埋め資産であるアナーバー鉄道の支配権を得ることができました。
世界大恐慌のあおりを受け、同社は再び破産管財人の管理に追い込まれましたが、第二次世界大戦の初期に効果的な再編成が行われ、概して堅調な鉄道が誕生しました。1950年にシカゴ-セントルイス間に導入された有名なブルーバード・ストリームライナーは、新ウォーバッシュ鉄道のシンボルとして広く知られるようになりました。1960年代に「合併のあらし」が鉄道業界を席巻すると、ウォーバッシュ鉄道はニッケル・プレート鉄道とともに繁栄していたノーフォーク・アンド・ウェスタン鉄道に加わり、この合併は3社すべてにとってうまくいきました。
人気のフォークソング「ウォーバッシュ・キャノンボール」で不朽の名声を誇るこの中西部の鉄道は、重要な遺産を残しています。「落ちぶれた旗」の運送会社になってから40年経った今日でも、かつてのウォーバッシュ鉄道の主要部分は、アメリカの輸送における歴史的価値を証明するように、賑やかな鉄道幹線やターミナルとして残っています。
<*上記は、解説を自動翻訳しています>
発行元:Northern Illinois University Press
発売年:2019年再版(初版発行年:2004年)
定価:27.95 USドル
内容:292ページ
仕様:ペーパーバック
言語:英語
サイズ:約22.9cm×約21.7cm×約1.8cm
商品重量:約770グラム(袋、梱包材を含みます)
状態:
洋書です(英語です)。未使用本をチェックして、出品しております。本の中は、良好です。裏表紙・角部分に、軽い折れ痕があります(写真3枚目をご参照下さい)。また表紙には、少し薄い擦れ傷と、少しぶつけた痕、少し天打ち・底打ち、少々角ぶつけ傷もあります。本を全体的に見ますと、まあまあか、ほぼ良好です。写真に写っているものが全てとなります。